地域のトピックス

滋賀 ここは住むテーマパーク⑫今村光彦ワールド

今村光彦さんといえば、NHKドキュメンタリー「里山」の映像を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。コイの産卵や花火を見上げているカエル、美しく羽化するオニヤンマ....神秘的な映像に思わず心奪われてしまいます。自然の偉大さ、人と自然との共存。なぜか懐かしい風景がそこにあります。
琵琶湖のほとりでは、9千年以上前から、縄文人が生活を営み始めたともいわれています。湖畔に広がる棚田は、雑木林や小川に繋がり、実り豊かな里山となっています。今村さんは、その豊かな風土に囲まれながら育ち、自然や生き物が、人の暮らしや文化と切っても切り離せないものだということを体感されています。また、琵琶湖周辺の里山を撮った『里山物語』は、里山が注目を集めるきっかけとなった写真集です。

                       高島市の畑の棚田 (photo by KAWASE)

◆ハイビジョン撮影で取材され、詩情豊かに描かれたDVDのご紹介
・NHKスペシャル 映像詩 里山 人と自然がともに生きる
人と自然が共に生きる、身近で懐かしい風景田んぼ、小川、雑木林・・・掛け替えのない日本の「里山」がそこにある。日本人のこころの原風景をも言える景色が広がっている。琵琶湖畔にで、1年間ハイビジョンカメラを据えて定点撮影を行う。
・NHKスペシャル 映像詩 里山Ⅱ 命めぐる水辺
琵琶湖北部を舞台に、水と密接な関わりを持って暮らす人と生きものたちの世界を、斬新かつ美しい映像で描いた。2年近くかけて撮影に成功した映像が見どころである。2005年(平成17年)第57回イタリア賞を受賞。

                                                                                         ユリカモメ(大津市)

今村光彦さん プロフィール

滋賀県大津市生まれの写真家。琵琶湖をのぞむアトリエを拠点に、琵琶湖湖畔の「里山」に生きる小さな生命たちと、そこに生きる人々の関わりを写真に撮り続けている。一方、熱帯雨林から砂漠まで、広く世界の辺境地の訪問を重ね、取材をつづけている。また、ハサミで自然の造形を鮮やかにきりとるペーパーカット アーティストとしても知られている。
(日本経済新聞 今村光彦さんの取材記事より抜粋)関西は農村と都市が近くて、山が穏やかで稲作文化の歴史も長い。京阪神の都市に住む人が里山を訪れることで、その貴重さに気付いてくれるのではないか。棚田のオーナー制度は田植えや稲刈りの時だけ来るイベントだ。そうではなく、一年を通してもっと地に足のついた交流の仕組みをつくりたい。

                              メタセコイア並木(高島市)

■滋賀 ここは住むテーマパーク バックナンバー
①とび太君に出会う
②信楽でたぬきに出会う
③県の面積に占める自然公園の割合が全国1位
④お寺巡り
⑤かつての都に思いをはせる
⑥かるたの聖地巡礼 ちはやふるの舞台
⑦城あるある 戦国武将に会いに行こう
⑧滋賀ロケーションオフィス「おちょやん」撮影支援
⑨グランスノー奥伊吹 全国スキー場 ランキング1位
⑩珍しい神社編 菌神社
⑪音で感じる滋賀の文化

写真提供:(公社)びわこビジターズビューロー

しがIJU相談センター 相談員

池田

プロフィール

滋賀県長浜市出身。高校卒業まで滋賀県内で暮らす。進学を機に滋賀県を離れ、卒業後航空会社に就職。国際線勤務に携わる。退職後、2017年7月よりしがIJU相談センターの相談員をつとめる。

相談員から一言

~Mother Lake..母なる湖・びわ湖…あずかっているのは、滋賀県です~
この言葉からもわかるように滋賀の奥ゆかしい人柄がうかがえるキャッチフレーズが、私は好きです。滋賀の魅力は、琵琶湖だけではありません。豊かな自然に恵まれると共に、大都市へのアクセスの良い便利な暮らしができます。田舎と都市が共存している滋賀をもっと知りたい方、ご興味がある方は、是非、お気軽にしがIJU相談センターにお立ち寄りください。