移住相談員が感じる神戸の『真』の魅力 ー驚くほど近い海と山 |地域のトピックス|FURUSATO

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移住相談員が感じる神戸の『真』の魅力 ー驚くほど近い海と山

移住相談員が感じる神戸の『真』の魅力 ー驚くほど近い海と山 | 地域のトピックス

皆さんの抱く「神戸のイメージ」や「神戸の魅力」とは、どんなものでしょうか?

お洒落な街並み?キレイな港町?山から眺める夜景?はたまた、SNS映えもするスイーツやパン?神戸にはこんなイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。

観光で訪れる際にも、テレビで紹介される際にも、こんな切り口で神戸に触れることが多いと思います。それはきっと、神戸に住んでいる人からみても同じで、神戸出身の私自身もそうだと思っていました。しかし神戸を離れ、10年近く東京に住んでみて、さらに移住相談員という立場で神戸に関わってみて、少し視点が変わりました。今日はそんなお話を紹介してみたいと思います。

神戸の内側から見る魅力と、外側から見る魅力の違い

まず1つの結論からお伝えしますと、神戸で暮らしていると生活に不便を感じることは殆どありません。

これはきっと、神戸在住者であっても、外から神戸を見ている人であっても、イメージに大差はないのではと思います。政令指定都市だからこその都市機能があるため、たとえ神戸より大都市から移住であっても、生活利便性は損なわれることはありません。

移住セミナーでもよくお話することなのですが、下図のようにどのエリアに住んでいても中心地である元町・三宮にはだいたい30分もあれば移動することができますし、最寄り駅でも日常に必要な買い物に困ることもありません。特に市内南部(海側)に通っている電車(JR/阪急/阪神/山陽)の沿線、また西区の西神中央まで通っている神戸市営地下鉄の沿線は、ほぼどの駅でも便利に暮らすことができると思います。なので、イメージよりも実際に住んでみるとより便利に感じられると思います。

では、そんな神戸のイメージはと聞くと多くの方が「海と山がある」と答えられます。冒頭でも触れたように「港町」「六甲山」のイメージも強く、移住相談に来られる方にキッカケを聞いた場合にも同様の理由を仰られます。写真で見ると、おそらくこのイメージなのではないでしょうか。

一目で神戸とわかる、イメージの醸成には持ってこいの風景です。ですが、神戸にあまりゆかりのない方に聞いてみると、これ以外にはあまりイメージがないようで、「住む場所はどこにあるの?どんなところなの?」「暮らすイメージはあまり持てない」と言われることもあります。

「山と海」のイメージがあり、昨今ではワークライフバランスの充実のために「自然に近い所に住みたいから」と神戸移住を検討される方がいる一方で、暮らすイメージがない とはどういうことなのでしょうか?

駅から10秒で行けるビーチ

移住相談をしていると、神戸出身でない方とお話をする機会も多くあります。
興味を持たれるキッカケは人それぞれ。ですが、観光や趣味で神戸に訪れた事があるという経験をお聞かせいただく時、最も多いのは三宮・元町の話です。

「中心地である三宮には行ったことがある」
「中華街や北野異人館街に行きました」
「三宮でショッピングをしたことがある」 などなど。

それもそのはずです。大阪・京都など関西圏に住まれている方もきっと同じですし、神戸在住であっても休日に買い物で三宮に出るという方が多いのではないでしょうか。ですが、その文脈であまり語られないもっと身近な所に、実は神戸の魅力がたくさん隠されています。その一つが、ここ。

ここはJR三ノ宮駅から快速で約13分の「JR須磨駅」。すぐ目の前にはビーチが広がり、右手の奥にはすぐに山も見えています。その距離、駅から10秒!「こんなに身近に海があるのですね!」と驚かれますが、たしかにこの距離感での海は東京の暮らしでは感じることができません。

この海の近さを関東でいうならば、江ノ電の沿線でしょうか。「鎌倉高校前駅」は目の前に海が広がり、観光地としても人気なので訪れた事がある方もいらっしゃるかも知れません。ですが、都市部からの距離で見てみると…

・横浜駅から鎌倉高校前駅(藤沢乗り換え) 約47分
・東京駅から鎌倉高校前駅(藤沢乗り換え) 約1時間10分

横浜からでも1時間近くかかってしまいます。

・三ノ宮駅から須磨駅 約13分
・大阪駅から須磨駅  約40分

こうやって所要時間を比較してみると、都心からの近さがよくわかります。

さらに足を延ばして須磨の次「塩屋駅」へ向かう車窓からは、こんな風景も眺めることができます。右手奥に見えるのは淡路島です。

▼参考記事
淡路島を眺めながら暮らす生活
神戸一の絶景を眺められる駅「滝の茶屋」

▼動画でみる!(youtubeの動画が流れます)
【神戸市須磨区くらしのPR動画】LIVING IN SUMA
垂水で暮らす「まちと調和するそんな暮らしへ」
垂水で暮らす「海と調和するそんな暮らしへ」

新幹線の駅から10分で登れる山

山はどうでしょうか。
山も神戸にとってはすごく身近な存在です。先ほどのポートタワーの写真の背後にも六甲山地が映っていますが、電車での通学通勤時、三宮でショッピングなどを楽しんでいるとき、いつも見える位置にあるもの、という感覚です。

これは神戸市役所から見た夕方の山側(北の方角)。神戸では、夜になると市街地の背後にある「市章山」や「錨山」「堂徳山」の山肌に、市章やイカリ、KOBEのマークの灯りがともり、神戸のシンボルとなっています。

ですが、神戸での山の近さはこれに留まりません。
布引の滝は、那智の滝(和歌山県那智勝浦町)、華厳の滝(栃木県日光市)とならぶ「日本三大神滝」であり、「日本の滝百選」に選ばれるほどなのですが、なんと新幹線の新神戸駅から徒歩約10分ほどの近さ!

駅のすぐ背後に山がそびえ立っているのですが、その先にはこんなオアシスが広がっているのです。なので、出勤前に山登りなんてことも日常的に可能です。

こちらも関東でいうとすれば「高尾山」でしょうか。
東京都心に住んでいて、ハイキングなど自然を求めて山に行くとなると、思いつくのは東京都八王子市にある高尾山です。ですが、都心からの距離は約1時間。神戸のように、新幹線の駅から10分で行ける山は関東にはありませんし、全国見渡してもそう存在しないのではないでしょうか。

▼参考記事
降りたらそこは都会のオアシス「新神戸駅」
「山側」「海側」で通じる神戸人の方向感覚
都会で山を感じられる、神戸の魅力。

また、新神戸駅からさらに北へ六甲山地を越えたエリアである北区にも、身近に山が広がります。これは地下鉄三宮駅から約30分ほどで行ける「神戸電鉄?岡場駅」。ここでも、背後には山々が写り込んでいます。岡場には北神区役所もあり、ショッピングセンターもあり、海側よりもゆったりと暮らせるエリアです。

神戸の人ですら勘違いしやすい本当の魅力

洗練されお洒落に彩られた街並み、煌びやかなイルミネーション、都会的なくらし。
たしかに神戸にはそんな魅力も兼ね備わっており、良くも悪くも前面に出てきがちです。

しかし、それらはもちろん神戸の魅力であることには変わりないのですが、そういった先進性や都会性を求めるなら東京にもありますし、東京の方がはるかに大きく、拓けています。また港町といえば、関東には東京から約20分でいける横浜もあります。東京も横浜も魅力的で暮らしやすい街であり、とても大きく、それぞれ好きな街ではあるのですが、神戸の魅力はそんな大きさではなくコンパクトに多彩な魅力がギュッと凝縮しているところだと感じます。

「駅から10秒で行ける海」「駅から10分で登れる山」
東京で暮らし、比較できたからこそわかる神戸の魅力。関東にはない神戸の良さというのは、案外こういった「日常と自然の近さ」なのだと思います。これは神戸で暮らしていると、当たり前すぎて気づかなかった視点。都心部の写真ではイメージできない神戸の暮らしも、住む場所に近い自然も多彩にあると知ってもらうことで、本当の意味でワークワイフバランスが叶うことをイメージして頂けることが多くあります。

今は、その東京から神戸移住をサポートさせて頂く立場にありますので、少しでも多くの方に、港町神戸のイメージだけでなく、少し広げて、でもすぐ近くにある自然と暮らしについてお伝えできればと思います。

 

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