地域のトピックス

北九州市×神戸市コラボセミナーレポート② ~開催当日編~

「北九州市×神戸市」のコラボセミナーが、2021年10月2日(土)に開催されました。
前回の記事では~開催までの道のり編~として当日までの様子をレポートしましたが、今回はセミナーの様子を紹介していきたいと思います。

★前回までの記事はこちら
第1弾:北九州市の魅力とは~北九州市×神戸市コラボ移住セミナー開催に向けて
第2弾: 北九州市×神戸市コラボセミナーレポート① ~開催までの道のり編~

★福岡県相談員・中原さんによるコラボセミナー記事はこちら
第1弾:史上最大の対決が実現!神戸市×北九州市コラボセミナーのおしらせ
第2弾:お城 vs タワー!? 史上最大の対決第2弾 はじまりはじまり!!
第3弾:最後の対決!! ~青い空、夢と光~

はじめての地方都市移住のススメ
失敗しない脱・東京の選択肢
北九州×神戸で都会と自然のいいとこドリ実現

前回の記事でもご紹介していたように、開催にむけて4か月前から準備を進めていた今回のセミナー。会場とオンラインどちらでも参加可能な「MIXセミナー」として準備をしていましたが、開催直前まで東京都には緊急事態宣言の延長が続き、なんとさらに週末に向けて台風16号が接近…。最後の最後までオンラインのみに切り替える可能性もありましたが、9月末で緊急事態は解除され、前日に台風も通りすぎ、無事にお客様を入れて開催することができました。

受付開始は12:45。北九州市も神戸市もそれぞれ、会場にはパンフレットやチラシをお持ち帰り頂いたり、閲覧できるように並べました。テーブルクロスにもそれぞれのカラーが出ています。

さて、いよいよセミナーのはじまりです。司会進行担当は北九州市相談員・坂本さん。アナウンサーのような丁寧な説明によりプログラム内容と本日の流れが紹介され、セミナーがスタートしました。

今回のタイトルは「はじめての地方都市移住のススメ」ということで、まずは両市職員より「地方都市ってどんなところ?」とそれぞれの市の概要についてを紹介、続いて移住相談員視点で「移住相談員おすすめポイント紹介」をしました。その後、ゲストのお二人にも登場いただき、ゲスト×移住相談員でのクロストーク「地方都市移住のリアルVoice」という流れで、約1時間半のプログラムです。

まずはウォーミングアップから。両市にまつわるクイズ

まず初めは「ウォーミングアップクイズ」からです。
会場&オンライン参加の方々に3つのクイズを出題し、その1問目はこんな問題でした。

次の①~④のうち、写真の所在地として間違って表記されているのはどれ?

さて、皆様わかりますでしょうか…?

前回のレポート①でも少し触れましたが、こちらの写真はすべて今回のチラシなどにも使っていた写真です。「っぽいもの」「っぽくないもの」をピックアップしたのですが、答えは「②番」。②だけが表記と写真が合っていませんでした。正しくは神戸市内ではなく北九州市内にある若松南海岸通りです。

それぞれの正しい解説はこちらです。

①は、茅葺民家も多くの現存する地域にある「あいな里山公園」(神戸市北区)
②は、若戸大橋を臨みながら大正レトロを感じれる「若松南海岸通り」(北九州市若松区)
③は、北九州市の玄関口である「小倉駅」と「北九州モノレール」(北九州市小倉北区)
④は、北野異人館街に残る「風見鶏の館」(神戸市中央区)

①は港町・神戸のイメージとは異なる里山風景、③は北九州モノレールですが神戸の「ポートライナー/六甲ライナー」にもよく似ています。②④は共に洋風の建物ですが、北九州っぽくも神戸っぽくもある…というように、しっかり見ないと迷ってしまうものばかり。やはり皆様の答えも分かれました。

地方都市ってどんなところ?

クイズで会場が温まったところで、続いては神戸市・北九州市の両市職員から「市の概要について」のお話です。

・神戸市
神戸市の紹介は、神戸市東京事務所の片岡さんからです。
『神戸市の特徴は大きく3つあって、①都会と自然の両方が身近にある ②過ごしやすい気候(瀬戸内海式気候)③農漁業が盛んで、食べ物が美味しい ということ。特に、観光で神戸を訪れた事しかない方々からは驚かれますが、都会から少し離れると穏やかな海が見え、六甲山の裏側には茅葺民家の残る田園風景もあります。

そして最大の特徴は「市内のどこに住んでいても1時間あればどこにでも行ける。」ということです』と、多様な表情を持つと同時に、まちのコンパクトさをPR頂きました。

・北九州市
続いて北九州市の紹介は、北九州市東京事務所の木村さんからです。
九州の最北端にある北九州市。工業エリア・居住地エリア・商業エリアがある一方で、海と山に囲まれた地形が特徴的で、ぐるりと3種類の海に囲まれているため「海の幸」が集まってくるというお話が魅力的でした。市内には3年連続「食べログ」の回転寿司ランキング全国1位の回転寿司屋さんもあるそうです。

TOTOやZENRIN・日本製鉄等といった日本を代表する有名企業の本社があることや、地盤が強く過去に大きな災害が起こっていないこと、他にも子育て支援や医療体制の充実など、住みやすいまちという事をたくさん紹介いただき、参加者の方々が頷く様子も多く見られました。

移住相談員おすすめポイント紹介

続いて、市の概要では紹介しきれなかった魅力を「移住相談員の目線」で紹介しました。

神戸パートは、神戸市の移住相談員である私・早川から。
お昼どきということもあり、食べ物の話ばかりで参加者の方々のお腹を鳴らせてしまったのですが、ここでは「神戸の”本当の”魅力」という切り口で、「コンパクトにコントラストを味わえる」ということをお話しました。高級グルメとB級グルメ、スイーツ、各国のグルメ等が歩いて行ける範囲内に点在しているということ。駅から歩いて10秒で海、新神戸駅のすぐ背後には山、というように自然の対比も際立っています。

北九州市の移住相談員・宮田さんからは、「自然」「遊ぶ」「海の幸」「観る・学ぶ」といった観点で北九州市内の魅力を紹介。日本3大カルスト台地の一つ「平尾台」にある各種施設、海釣りができる桟橋や海岸、北九州前寿司や透明なイカ・豊前一粒かき、北九州のソウルフード(かしわうどん・焼きうどん・ぬかみそ炊き・焼きカレー)などなど、グルメ写真が立て続けに並びます。その他にも、美術館や図書館、小倉城などの文化的・歴史的な施設にも触れられました。

どちらの市にも共通するのは、市内に魅力的なものがたくさん溢れていて、近隣都市とのアクセスも良い点です。市職員・移住相談員からの話でもそれらが共通している事がわかり、「地方都市」としての利便性がいくつもわかってきました。

ゲスト× 相談員 クロストーク
「地方都市移住のリアルVoice 」

さて、ここからは今回のメインプログラム。北九州・神戸に移住されたという先輩移住者に登場いただき、実際に移住された経験談などを交えてお話頂きました。

神戸市のゲストは、2019年に東京から神戸移住された山田真輝さん。
幼少期よりブラジルやニカラグア・インドでの海外生活も経験されており、日本国内だけでなく世界の視点で見た神戸という観点でもお話をして頂きました。現在は神戸で、ファーマーズマーケットや六甲山上にあるシェアオフィス「ロコノマド」、神戸農村スタートアッププログラムなどの運営にも携わられており、神戸市内で住まれたことのある舞子エリア(垂水区)のことや、下町情緒の豊かな湊川エリア(兵庫区)についてはリアルな雰囲気を伝えて下さいました。

特に、明石海峡を望める舞子エリアが「世界で例えるとカリフォルニア、関東で例えると逗子」という表現がとっても面白く、随所に盛り込まれた神戸以外のエリアと比較が、神戸を知らない人にもイメージして頂けたのではないでしょうか。


上の写真がカリフォルニアで、下の写真が舞子の海岸。

 

北九州市のゲストは、2013年に大分から北九州移住された徳丸沙絵さん。
就職を機に大分県の県庁所在地・大分市から移住をされ、現在は2児のお子様のお母さんということで、都会のなかで感じる子育てのしやすさや生活利便性などを中心にお話をして頂きました。1組目のゲスト・山田さんは大都会(東京)→地方都市という観点でしたが、徳丸さんからは田舎→地方都市という観点での対比がわかりやすく紹介され、同じ福岡県内でも博多との比較も交えて都会と自然の両方が楽しめるというお話も印象的でした。移住される前は「大都会」のイメージがあったそうですが、北九州に実際に住んでみると大きな緑地公園(長野緑地・山田緑地)もあり、門司港で船を見て港町を堪能できたり、子育てをしながらでも「ほどよさ」を実感する事が多いようです。

また、屋内で子どもと一緒に遊ぶことの出来る施設も充実していて、小倉駅から歩いてすぐの場所にある「元気のもり」では夏の暑い日でも安心して遊ばせる事ができ、徳丸さんと同じような子育てママたちにも人気な施設のようです。

 

また、クロストークのなかでは「とっておきの過ごし方」をお二組ともに紹介して頂きました。意外なことに共通点として出たのが、北九州・神戸だけでなく「周りに魅力的なエリア」も多いというでした。

神戸からは関西圏内だけでなく、四国や九州へのアクセス。
北九州からは九州圏内だけでなく、四国や関西へのアクセス。

どうやら山田さんも徳丸さんも、神戸→九州、北九州→関西 への移動のしやすさを活かした趣味を楽しみ方も満喫されているようです。東京目線で見たときに西日本には行きにくいけど、北九州・神戸を起点として日帰りで行ける魅力的な観光地も多く、美味しくて新鮮な食べ物も豊富なことがポイントなのでは!という結論に達しました。

その街で完結することも多く、
その街を起点にして周りの魅力的なエリアへも行きやすい

ここまで触れてきましたように、なんだか似ている北九州市と神戸市。
ともに生活がしやすく、都会でもあり、自然も近い。セミナーの終盤に向かっていくにつれて、そんな共通認識が持てるようになってきました。港町同士であり、山もあることで、市内で楽しめるアクティビティの選択肢がいくつもある事も魅力。なんだか、お互いの紹介を聞いているうちに、それぞれ自分の街の紹介を聞いているような感覚にもなりました。

「地方都市移住のススメ」という観点で今回のセミナーは準備をしてきましたが、きっと北九州・神戸以外の地方都市にも、それぞれの地の魅力がたっぷりとあるのだと思います。大都会・地方都市・農村地域など、暮らしのイメージによって選択肢は異なると思いますが、ほどよい自然・ほどよい利便性を求める方は、地方都市という選択肢でのいいとこドリを実現ということも検討されてみてはいかがでしょうか。

また今回のようにコラボセミナーを開催できるように企画していきますので、この記事を読んでご興味を持たれた方はぜひ次回を楽しみにお待ちください。


最後は北九州市チーム(左側)&神戸市チーム(右側)で記念撮影!
半年間かけてお互いの市の魅力を一番近くで感じる取ることができました。

 

\【終了】会場&オンラインで開催しました/
2021年10月2日(土)13:00~開催
はじめての地方都市移住のススメ
失敗しない脱・東京の選択肢。北九州×神戸で都会と自然のいいとこドリ実現!
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\福岡県・北九州市の移住相談窓口はこちら/
◆福岡県の移住相談窓口:ふくおかよかとこ移住相談センター
◆北九州市の移住相談窓口:東京での窓口は北九州市東京事務所
◆北九州市 移住・定住ポータルサイト:北九州ライフ

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ふるさと回帰支援センター(東京・有楽町)での神戸市移住のご相談
◆神戸市 移住・定住ポータルサイト:こうべぐらし

神戸くらし なんでも相談窓口 パートナー

早川

プロフィール

神戸市垂水区出身。教育系の会社で社会人向けの資格取得やキャリアアップのサポート、企画・販促、学童保育事業などに携わる。転勤を機に2013年に上京、地元を離れたことで今まで気付かなかった地元の魅力を再発見し、すっかり神戸ファンに。東京で開催された神戸のイベントに参加した縁で、2020年6月より現職。
旅が大好きで、あと1県で47都道府県制覇です!

相談員から一言

神戸の魅力は、なんといっても山と海の景観!見た目の美しさだけでなく、六甲山脈と瀬戸内海に囲まれた穏やかな気候で、1年中過ごしやすいことも魅力のひとつです。おしゃれな洋菓子やパンだけでなく「そばめし」や牛すじ肉を甘辛く煮た「ぼっかけ」などのソウルフードも充実しており、春には「いかなごのくぎ煮」といった地元の味も堪能できます。また都市部では珍しく、市街地の近くに農村エリアもあり、自給自足の取り組みも積極的です。

街も自然も楽しめる、訪れても住んでもきっと誰もが好きになる神戸。ぜひそんな神戸くらしをサポートさせてください!