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【田舎で子育て】豊田市旭地区~学校×空き家を巡るツアー~に行ってきました!

【田舎で子育て】豊田市旭地区~学校×空き家を巡るツアー~に行ってきました! | 地域のトピックス

豊田市旭地区 ~学校×空き家を巡るツアー~ に行ってきました!

誰もが「世界のトヨタ」として知っている愛知県豊田市。この大きな都市にも山々と清流に抱かれた静かな里山があることをご存じでしょうか。都市の近くにありながら、四季折々の大自然とともに生きる豊かさを感じられる地域。これが豊田市旭地区なのです。
今回はこの旭地区で、子育て世代の方を対象に、小学校の見学と地区内のいくつかの空き家を見学するというツアーに参加してまいりました。

また今回の大きなポイントは、地元の小渡小学校の授業を見学しながら、旭の子育て・教育環境の本音を聞くことができるということと、旭地区の雰囲気や暮らしについて具体的に地元の方に説明していただけるということでした。
主催の豊田市旭支所メンバー、共催のおいでんさんそんセンターメンバーとともに日ごろから地域への移住・定住を促進している住民の皆様(旭地区定住連絡会)や先輩移住者のバックアップのもとで、4組10名の参加となりました。

 

■豊田市旭地区とは

まず豊田市は、愛知県のほぼ中央に位置する、自然と産業が共存するまちで、人口は約41万人です。人口としては愛知県で名古屋市に次ぐ2位であり、市内は自動車産業を中心とした都市部が存在する一方で、市域の約7割は森林です。町村地区の中には足助地区のように紅葉の名所として有名な香嵐渓があり、四季折々の美しい風景を楽しむことができます。
そして今回の旭地区は豊田市中心部の北東に位置しており、中心部からは車で40~50分くらいの地域で、人口は2,200名ほどです。地区内には農村地域も多くあり、伝統的な暮らしや地域文化が根付いていますが、近年は人口減少や高齢化が進んでいることもあり、地区住民全体で移住・定住促進の取り組みが行われています。

~学校×空き家を巡るツアー~

今回のツアーは、①小渡小学校授業見学 ⇒ ②空き家見学(1件目)⇒ ③昼食(交流会)⇒④旭中学見学(外から見学) ⇒⑤空き家見学(2件目)⇒⑥空き家見学(3件目)というスケジュールでマイクロバスで移動しながら行われました。

■小渡小学校授業見学

まずは、小渡小学校の見学からスタートしました。小渡小は全生徒26名と小規模ながら子供たちは元気いっぱいで、学校全体に活気があふれていました。四方を山に囲まれた環境の中に広がる大きな校庭がとても印象に残りました。

 

今回の見学会は授業参観にあわせて実施されました。最初の授業ではツアーに参加した未就学児と在校生が一緒になり、カルタ取りが行われました。在校生徒が元気な声で札を読み上げ、未就学児たちが楽しそうに札を取る様子がとても微笑ましく感じられました。

続いて、「旭の魅力いっぱい」と題した手作りの冊子が配布され、それをもとに在校生10名が発表を行いました。授業参観に訪れた保護者やツアー参加者に向けて、旭地区の良さや特徴をそれぞれ1分程度で紹介してくれました。

内容は、旭支所(豊田市役所)や郵便局、コンビニなどの施設の紹介にとどまらず、「大きな病院はどこにあるのか」「地域の人々はどのような仕事をしているのか」「習い事をする場合はどこへ通うのか」といった、日常生活に関する具体的な疑問に答えるQ&A形式の発表でした。多岐にわたる質問にもかかわらず、生徒たちは落ち着いて分かりやすく説明しており、大変立派な姿が印象的でした。

その後、校長先生からご挨拶があったのですが、この地域に対して深い思い入れを持って教育にあたられていることが伝わってきました。最後に各教室を巡回して授業の様子を見学しましたが、子どもたちが生き生きと学びに向き合っている姿が素晴らしかったです。

あらためて、学校は今後の人口流入において非常に重要な役割を担っており、若い親子世代にとって魅力のあるまちづくりが地域活性化には不可欠であると感じました。 また、外部から見た際に若い世代が多いかどうかは、その地域に活気があるか、さらには移住したいと思えるかどうかの重要な判断材料になるのではないかと思います。 こうした点からも、子育て施策や教育施策の重要性をあらためて認識しました。

なお、今回の小学校見学会については、実際に通っている児童が登場したことで、全体として柔らかな雰囲気の中でイベントが進行し、参加者にとっても安心してツアーに参加できる機会になったのではないかと感じました。

■空き家の見学

空き家に関しては午前中に1件、午後に2件の見学を行いました。どの家も都会ではありえないくらい広く、隣の田畑の活用も可能な空き家もありました。 また各々築年数は経過していますが、リノベーションの楽しみが持てそうなところが良かったと思います。田畑の活用を含めて、都会の生活から大きく変えることができる夢を感じました。

しかしながら、やはりここで重要なのは地域とのコミュニケーションです。家を借りるにあたっては地域の住民との話し合いが必要ということでした。 普段の地域活動への継続的な参加など地域コミュニケーションを前向きに取れる方でなければならないということは、話では聞いていましたが実際の話に非常に納得感がありました。

■先を見据える旭地区

今回のイベントには先輩移住者の方、旭地区定住連絡会の皆様も参加され、交流会も行われました。先輩移住者の方からの自己紹介もあり、移住してきた理由や普段の生活についてざっくばらんにお話しいただきました。

印象に残った話としては、近年イノシシやシカの獣害に悩まされていて、コメの収穫直前にイノシシに田んぼを荒らされ全滅になった話など、獣害は大変な問題であるとあらためて認識しました。そんな旭地区ですが、いろいろな難題を抱えながらも、1時間もあれば豊田市内中心部まで行ける距離にあり、移住者は多いということでした。 エリアを自治区別に分けて移住定住担当が存在し、組織的に移住を促進しています。

愛知県の山里のセールスポイントである、「都会に近い山里」という部分をアピールしながら豊田市・おいでんさんそんセンター・地域住民と組織力で移住促進をはかっている旭地区の力強さを感じた一日でした。

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