地域のトピックス

青森の冬の暮らし⑤北国の家事情

こんにちは!
まだまだ外出が難しい日々が続いていてもどかしいですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
今日は青森の冬事情が分かるシリーズ、最終回となります!ぜひお家での情報収集に役立てていただけたら嬉しいです(^^)

暖房について

「あおもり暮らし」Youtubeチャンネルには色々なお役立ち動画が公開されていることをご存知でしたか~?
今回は、寒さに強い北国の家事情について一緒に見ていきましょう!

★How To 青森の冬の暮らし 暖房について

青森の冬は石油ストーブ・石油ファンヒーターが活躍!
しかし灯油を購入して保管しておくのって結構面倒ですよね…案外すぐになくなってしまいますし。
私の実家は東京ですが、冬は石油ストーブを使っているので、親が補充に苦労していたのを思い出します…。

この動画では雪国ならではの「灯油タンク」が紹介されています。
屋外から室内のストーブに灯油を自動的に供給してくれるもので、雪に埋もれない工夫もあります。
ここでは一軒家の例が紹介されていますが、アパート・マンションなどでは前住戸分をまかなう大きなタンク(集合タンク)が設置されている場合や、
各戸にタンクが設置されている場合があります。

さて、気になる灯油の補充。灯油屋さんとあらかじめ契約しておけば、定期的に各戸を回って不在時でも補充してもらえるんです。
アパートにお住まいの方、単身者の方は、車にポリタンクを積んで買いに行く場合も多いですね。

ただ、賃貸物件では石油ストーブ使用NGのところもあります。
その場合はガスファンヒーターやエアコンをうまく活用するといった工夫も必要です。
また、ポータブル式の石油ストーブは、結露が生じたり、排気ガスによって空気や部屋が汚れたりして危険なので、多くの場合禁止になっていますね。
「FF式」は据え置きタイプになっていて、外につながっている給排気筒が外気を取り入れ、排気を外に放出してくれる寒冷地ならではのストーブです。
設備や使用可能な暖房器具は物件によって様々なので、住まい探しの際は入念なチェックと不動産屋さん・大家さんへの相談をおすすめします!

他にも
・反射式ストーブ…反射板による「輻射熱」で壁や床を暖める石油ストーブ
・だるまストーブ
・こたつや床暖房
を活用しているようです(^^)

家の温かさを保つ

★How To 青森の冬の暮らし 家の暖かさを保つ

玄関先の「風除室」は、北国ならではの風景ですね!
冷たい外気が直接入ってくるのを防いでくれる小部屋です。
初めてこれを見たときはちょっとテンションが上がりました。笑

また、窓はこのように寒さ対策がなされています↓
・二重サッシ(二重窓)…既存の窓の内側に新たに設置する窓。結露防止や防音効果も高いです。
少し古めの物件だと、こちらのタイプが見られるようです。
・ペアガラス…2枚のガラスの中間に空気層がある窓で、サッシは1つになります。現在はこちらが主流のようです。
お試し住宅などを利用する機会があれば、ぜひ窓にもご注目ください。

結露防止シートや隙間風を防ぐテープなど、様々な便利グッズも活用すると良いですよ!

屋根の特徴

★How To 青森の冬の暮らし 屋根の特徴

雪が多い津軽地方に見られる屋根、「無落雪」(ぶらくせつ)。
積もった雪が落ちないよう、平らに設計された屋根です。
三角屋根だと、雪がずり落ちて窓ガラスや垣根の破損、人への被害も出てしまう恐れがありますもんね…
動画では雪が少ない県南エリアの家並みとの比較もあって、面白いですよ!

また、雪がある程度積もると雪下ろしも必要になってきます。
最近では雪を溶かす熱線が入っている屋根もあるんだそうですよ!

青森の事例ではないのですが、名古屋市から岐阜県の豪雪地に移住したご夫妻が開発したこのグッズがとても便利そうです。。
★「秘密は「ヨ」 豪雪地の悩みを解決 移住夫婦が考案」(2018年12月13日「朝日新聞」)

家や庭木の冬支度

★How To 青森の冬の暮らし 家や庭木の冬支度

雪によって木の枝や幹が折れないよう、冬が来る前に庭木に「雪囲い」をする習慣があります。
雪囲いをされた木に雪が積もっている光景、ちょっとかわいらしいです。
また、雪が積もると家の窓ガラスが割れることも……
動画では木材を金具で固定していますが、波型のプラスチック板やトタン板、後付けの雨戸などで対処する場合もありますね。

冬の暮らしの注意点

★How To 青森の冬の暮らし 冬の暮らしの注意点

移住してびっくりあるある、「水道の水抜き」!
氷点下5℃以下の予報が出た時、数日間家を空ける時は、水道管の凍結を防ぐために水道管の中の水を抜くのです。
これを「水抜き」といいます。
青森に移住された方からは、「最初は水抜きって何?って感じだった…」「水道管が凍って大変だった」…というエピソードを聞きました。

自動水抜き装置がある場合は、操作盤のスイッチをオンにするだけ。
手動の場合は蛇口を開けて水を流し、水抜き栓をしっかり閉めます。トイレや洗濯機、お風呂も同様の作業をします。
Youtubeにも水抜き動画がたくさんあがっているので、それだけみんな最初は大変な思いをしているということなのかもしれません…。

番外編:暖かな便利アイテム

★How To 青森の冬の暮らし 暖かな便利アイテム

最後に番外編!温かな便利アイテム。
おなじみの道具も出てきますが、中敷きタイプのカイロは便利そうです!
冬の就寝時には、湯たんぽや電気毛布はあった方が良さそうですね~

いかがでしたでしょうか?雪国ならではの注意点や工夫がかなり登場した最終回でしたね…!
私も改めて勉強になりました。
大変なことも多い雪国の冬ですが、厳しい冬があるからこそ育まれた文化や風土がありますね。
ぜひ冬の青森も訪れてみてください!

「青森の冬の暮らし」シリーズバックナンバーはこちら↓
★青森の冬の暮らし①エリアごとの積雪事情
★青森の冬の暮らし②除雪と排雪
★青森の冬の暮らし③冬道の歩き方
★青森の冬の暮らし④車の冬装備と冬のドライブ

青森暮らしサポートセンター 移住・交流相談員

プロフィール

生まれも育ちも東京!大学では地域社会学ゼミに所属し、卒論で地方移住の動向について研究。ゼミで津軽を訪れたことがきっかけで青森が大好きになり、以来オタク活動を開始。ベンチャー企業での広報担当を経て、2016年よりふるさと回帰支援センター事務局にて勤務、2017年より「あおぐら」移住・交流相談員となる。

相談員から一言

本州最北端に位置し、東は太平洋、西は日本海、北は陸奥湾に囲まれた特別な場所とも言える青森では、実に多様な暮らしが営まれています。暮らしの知恵が生きた食文化や伝統工芸、シャイだけど一度仲良くなれば人懐こい県民性…ディープな魅力に溢れる青森には、出身を問わず人の心を掴んで離さない力があると感じています。だからいつかは戻りたくなるんですよね。
「あおぐら」は青森で暮らしたい、青森とつながりたい皆様を全力で応援します!待ってるはんで!