真鶴さんぽで感じた、まちの「美」について。 |地域のトピックス|FURUSATO

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真鶴さんぽで感じた、まちの「美」について。

真鶴さんぽで感じた、まちの「美」について。 | 地域のトピックス

神奈川県西部の小さな半島、真鶴町は三方を海に囲まれた小さなまちです。

バブル景気の時代、全国各地は開発ブームで高級マンションや商業施設が次々と誕生しましたが、
この真鶴は町をあげて「美しい景観を守るまちづくり条例」をつくり、開発を食い止めました。
だからここには高い建物がなく、丘から海岸へ降りる斜面に建ち並ぶ家々の景観には趣があって、
町歩きの好きな人、写真が好きな人、ぼーーってしたい人、にはとっても魅力的なまちなのです。

秋晴れの心地よい日に、ぷらぷらと真鶴をおさんぽして町の風景を切り取ってきましたのでぜひご覧ください。

◇真鶴のまちなみ写真。










◇コミュニティ真鶴

駅から徒歩10分ほどのところにあるコミュニティ真鶴は、
開発から町を守ったまちづくり条例「美の基準」に基づいて建てられたそうです。
コンサートや個展等のイベントが開催されたり、
サークルやコミュニティ活動の拠点として利用され地域交流スポットになっています。
 

30人くらい入ることのできる広い会議室や、コタツのある和室もあります。
町民ではなくても、申し込めば誰でも利用可能ですよ♪

Wi-Fiが完備されているのでPCを持ち込んでコワーキングスペースとしても利用できます。
プロジェクターやスクリーンもありますよ♪

こちらはある日の、放課後の様子。普段のコミュニティー真鶴の様子はこんな感じみたいです。
学校帰りの子ども達や、地域の人がぷらっと寄ってみたり、みんなの居場所になっているのですね。
提供:真鶴未来塾まちこ
絵本の読み聞かせイベントを開催したり、
提供:真鶴未来塾まちこ

英語が得意な町内の方のご協力で、夏休みには英語をつかってサンドイッチ作りをしたり。
楽しそうですね~♪
提供:真鶴未来塾まちこ

この施設を管理している一般社団法人 真鶴未来塾まちこでは、空き家バンクの物件登録やご案内をしています。代表の玉田さん、地域活動に積極的に参加されている藤井さんにお話を伺いました。

地域愛があふれているお二人なので、生まれも育ちも真鶴なのかと思いきや、お二人とも移住者なのです!
玉田さんは都内に勤務する会社員で、ふと途中下車で降り立った真鶴に惹かれていき、子育てをするようになって働き方に疑問をもったのがきっかけで移住されたとか。
建築士の藤井さんは、「美の基準」等を通して真鶴に興味が生まれ、数年前に移住。今は育休を利用して、「みんなでつくる身近な公園プロジェクト」に参加するなど地域活動を楽しんでいらっしゃいます。

真鶴の暮らしについて、もっと知りたい方はぜひ会いに行ってみてくださいね。

◇まなづる小学校とアートさんぽ。

コミュニティ真鶴のすぐ近くには小学校があります。

まなづる小学校の校舎は、爽やかなミントグリーン。
毎年、フィールドワークでふるさとの海を知る「海の学校」が開催されているそうです。
海のまちならではですね。

ちょうどこの日は、湯河原・真鶴アート散歩のイベント開催日で、まちの色んなところにアートスポットが。
こちらはオープンしたばかりのお店cǜe(キュー)

絵とレシピと服が展示されていました~。おもしろい!

◇おまけ。 おすすめピザ屋さん 真鶴ピザ食堂 KENNY

駅前のピザ屋さん 真鶴ピザ食堂 KENNYは、移住されてきたご夫婦のお店です。

なんか、この食堂な感じ。たまらなく好きです~。ゆっくりできちゃう2階もあるんですよ。

あじとうずわのマリナーラ。おススメです!

美しさとは個人の感覚によるものであり、とても主観的なものではありますが、
それを共有しようと努力する人々のイトナミがこのまちを包み込んでいるように感じました。
「美の基準」を通して、世代を超えて伝わるイトナミの美。

美とは、あり方なのかもしれません。

開発からまちを守った「真鶴町まちづくり条例」についてもっと知りたい
ライフジャーナルマガジン雛形 特集 このまちが美しい理由

真鶴の暮らしのものがたりを読みたい。
真鶴半島イトナミ美術館

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くらしかる真鶴