山形県って“ニットの聖地”なんだって
山形県って「ニットの聖地」なの?
山形県がニットの聖地?なんてピンとこない人も多いでしょう。
全国でニット生産量の堂々1位は、愛知県さん。
でもですね、「ニット 聖地」と検索すると、山形県!と堂々と出てくるのです。
山形がなぜのニットの聖地なのか。
ニット産業界に一体何が起きているのか、見てみましょう。

山形県のニットの歴史と伝説
○山形県とニットの歴史は…
第二次世界大戦前、軍事用品を製造するための織機の製造が始まりました。
そして戦後は、山辺町や寒河江市を中心に、紡績業が確立。紡績、染色、編み立て、縫製まで全て行う一貫生産体制が整い、またホールガーメント(無縫製)ニットなどの高い技術が評価されていく中で、OEM(委託元企業のブランド製品の製造を請け負う企業)が増加していきました。最盛期には、最大1000社の関連企業があったそうです。
ところが、中国からの輸入品が増加すると、関連会社は廃業が続き、企業は激減。そんな中、いくつかの企業が生き残りをかけ、OEM中心の業務形態から、独自ブランドを持つ企業へと、転換を遂げていきました。
そして現在、山形県内の20数社あるニット企業の品質の良さと技術が高い評価を得て、全国から注目を集めるようになりました。
○忘れてはいけない、山形のニットが県民の誉となった、2009年のあの伝説…
山形県のニットを語る上で、忘れてはならない歴史が一つあります。
2009年1月20日、アメリカ・ワシントンDCで行われたオバマ大統領就任式。
オバマ大統領とともに式典に出られていたミシェル夫人はその日、ドレスの上に、淡い黄色のカーディガンを着用していたのですが、そのカーディガンのモヘア糸は、山形の佐藤繊維(株)で製造されたものだったのです。
「山形で作られたニットを、大統領夫人がお召しになられている!しかも世界が注目する大統領就任式で!」
というニュースは瞬く間に県内に広がりました。
【世界が認めた山形のニット】という誉が県民の心に刻まれた瞬間でした。
独自ブランドを確立したニット会社
現在山形県内には二十数社のニット会社があると言われていますが、その中で独自ブランドを展開する代表的な会社をご紹介します。
各社とも世界の高級ブランドのOEMを担ってきた高品質な糸から製造されており、ニットの品質は超一流。時代を超えて着続けられる製品です。四季の色彩豊かな山形の景色の中で育まれた、ニット製品の数々を、どうぞご覧ください。
※HP画像をクリックすると企業HPへ移ります。
○佐藤繊維(寒河江市)
ブランド:【991】【M.&KYOKO】【lugly(ラグリー)】【kone(コーン)】【nist(ニスト)】
○奥山メリヤス(寒河江市)
ブランド:【BATONER(バトナー)】
○米冨繊維(山辺町)
ブランド:【COOHEM(コーヘン)】【THISISASWEATER.】【Yonetomi】

○青文テキスタイル(米沢市)
ブランド:【nitorito】
○ケンランド(山形市)
ブランド:【Kenland】
県のサイトでも各ブランドが紹介されていますので、ご興味のある方はご覧ください。
▲山形県いいものサイト
いかがでしたか?
山形のニット産業界が、山形の誇りある産業として今後も発展していくことを応援していきたいですね。
山形県の移住の相談窓口にも、繊維を勉強してきた方、アパレルメーカーへの就職を希望する方など、山形の繊維産業の担い手を目指していらっしゃる方が、毎年おられます。
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