地域のトピックス

”やまてつ”しませんか?(後編)

▲やまぐちローカル鉄道の旅 全行程 (青色1日目、赤色2日目)
※クリックすると拡大します。

<2日目>
2日目は、まず、1日に3本往復しか走らない駅に行きます。そして、山口県の中央を走り抜けて、幻の鉄道をたどり、紅葉まぶしい清流を下る旅です。

※<1日目>はこちら ☞ "やまてつ"しませんか?(前編) 

【宇部新川駅→長門本山駅
:宇部線、小野田線、小野田線本山支線

▲宇部市は2021年に市制100年を迎えます。
詳しく ☞ 宇部市制施行100周年記念サイト

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★宇部市は2020年版「住みたい田舎」ベストランキング(人口10万人以上の大きなまち)総合部門第1位となった街。まちナカに彫刻と花でいっぱいの街です。

宇部市が気になる方は、こちら<宇部移住計画>までご相談ください。

★宇部市では、「ガーデンシティUBE」を推進してくれる地域おこし協力隊募集中です。
詳しく ☞  地域おこし協力隊員 大募集!!(花の生産者)

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さて、1日に3往復しかない駅とは、小野田線の支線の長門本山駅。
小野田線から分岐して海の方に行く路線ですが、通勤・通学用として朝2往復、夕方1往復走っています。関東でいうと神奈川県の鶴見線、大阪ではUSJに行く桜島線のような感じです。


▲宇部新川から黄色い電車に乗って長門本山に向かいます。朝早かったので車内は誰もいませんでした。

▲@長門本山駅。時刻表は こちら ☞ JR西日本「長門本山駅」

【長門本山→小野田→新山口:小野田線本山支線、小野田線、山陽本線

▲ちょうど朝の通学時間。小野田線は沿線の学生さんで賑わっていました。

▲黄色い電車に乗って小野田駅→新山口駅へ

▲新山口駅はリニューアルが進んでとてもきれいになっています。駅前には来春に「KDDI維新ホール」を中心とした新しい山口市産業交流拠点が開業予定。コワーキングスペースやフィットネス施設も出来るそうです。

【新山口駅→日原駅:山口線


山口線は、SL「やまぐち」号 で人気のある路線です。
新山口駅のホームにはSLのモチーフがあります。新山口駅は、今年開業120周年ということで、記念列車も走りました。
SL「やまぐち」号について 詳しく ☞ SL「やまぐち」号 「貴婦人」に乗りこんで2時間のレトロ旅に出かけよう 
※私が旅した日は平日。見ることはできませんでした(残念)。

▲新山口駅からは赤い列車に乗っていきます。電車ではなくディーゼル列車です。

▲山口県最大の温泉街「湯田温泉」は山口線にあります。
湯田温泉について 詳しく ☞ 山口県山口市の温泉|湯田温泉旅館協同組合【公式】 

▲湯田温泉駅~山口駅には、マンションが立ち並び都会的な風景が広がります。
やまぐち暮らし東京支援センターにご相談に来られた方の中には、この地域のマンションに移住された方もいらっしゃいます。
この地域にはコミュニティバスが走り、YCAM(山口情報芸術センター)J2サッカーチーム「レノファ山口」の拠点の一つの「維新みらいふスタジアム」がある維新百年記念公園などの文化スポーツ施設、七つの商店街もあり、生活施設が充実しているそうです。

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★「やまぐちMaaS ぶらやま」開始★

山口市で「スマートフォン」を利用した交通・移動支援の取り組み「やまぐちMaas ぶらやま」が開始されました。「ぶらやまアプリ」を利用すれば、鉄道やバスの経路検索やシェアサイクル・超小型モビリティの利用、そして、お得なデジタルチケットを購入することができます。

詳しく ☞ ぶらやま|やまぐちMaaS(マース)

★そんな山口市が気になる方は、こちら<すむ住む山口>までご相談ください。

★山口市では、「重源の里づくり」の推進(徳地地域)してくれる地域おこし協力隊を募集しています。
平安時代に、奈良東大寺再建で使用した材木の生産地として有名な徳地地域では、材木調達を指揮した重源上人をリスペクトする「重源の里」づくりを推進しています。
詳しく ☞ 山口市地域おこし協力隊募集

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@山口駅 ちょっとレトロな駅名表示


▲山口駅で乗り換えた列車は、山口が誇るサッカーチーム「レノファ山口」のキャラクター「レノ丸」がラッピングされている車両でした。

@山口線沿線

▲山口線沿いの景勝地「長門峡」
紅葉真っ盛りで、道の駅の駐車場も満車です。長門峡駅のホームの楓も見ごろです。
長門峡について 詳しく
☞ 長門峡(ちょうもんきょう) | 山口県山口市阿東で遊ぼう! あっとほぅむ阿東 
☞ 長門峡 道の駅「くんくのだいち」オフィシャルサイト|


▲山口線は単線なので三谷駅ですれ違いです

▲山口市阿東地区は「リンゴ」の産地。西日本最大の産地だそうです。
☞ りんご園 | あとうで遊ぶ | 山口県山口市阿東で遊ぼう! あっとほぅむ阿東


▲船平山駅が、山口県最後の駅。
▼峠を越えると「津和野」の街並みが見えてきます。

※津和野は島根県ですが、山口線つながりで、山口市などと連携していろいろなイベントを行っています。「山口県央連携都市圏域推進協議会」
詳しく ☞ ナナシマチ in Yamaguchi | Facebook


▲津和野駅は、SL「やまぐち」号の終点。駅のちょっと先には機関車の向きを変える転車台があります。残念ながら今日はいませんでした。

▼津和野駅の2つ先、日原駅で下車。

【日原→岩国:石見交通バス、岩国市地域バス、錦川鉄道、JR岩徳線
実は、かつて、この日原駅から岩国駅をつなぐ鉄道の計画がありました。
岩国と日原をつなぐので、「岩日線」と呼ばれていましたが、岩国から錦町まで開通して、その後工事が途中で止まってしまいました。岩日線は、錦川鉄道錦川清流線 に変わり、工事途中の施設を利用して「とことこトレイン」が走っています。
この形跡をたどって、日原から岩国を目指します。


▲日原から岩国までは90km。途中の吉賀まで石見交通バスで移動します。

▲バスは、益田~広島空港を結ぶバスです。六日市(吉賀町)まで乗ります。

@六日市



▲六日市には、岩日線の建設用地を活用した「道の駅 むいかいち温泉」と地元出身の芸術家で東京藝術大学学長を務められた澄川喜一氏を記念する彫刻のモニュメント公園があります。

<六日市→錦町:岩国市地域バス

▲錦町行きのバスは、吉賀町ふれあいホール から出発です。(日原からのバスもこちらで乗換)

▲六日町ー錦町をつなぐのは「岩国市地域バス」。六日市には大きな病院もあり、錦町北部地域の生活圏となっているのです。

▲バスは秋の風景の中を走ります。

▲錦町中心部に近づくと、遠くに高架橋の跡が見えてきました。岩日線の跡です。
今、その施設を利用して、トロッコ列車「とことこトレイン」が運行されています。

とことこトレイン について 詳しく ☞ とことこトレインとは | 錦川鉄道株式会社 

<錦町→川西:錦川鉄道錦川清流線
@錦町駅


▲駅舎外観。とことこトレインは左側の道の上から発車します。

▲線路はこの先まで建設される予定でした。

▲駅名表示。錦鯉がモチーフ。駅名のひらがなをよく見ると木の切株になっています。錦町は林業のまちでもあります。

▲錦川鉄道の列車。沿線の四季の風景にラッピングされた車両です。この車両に乗って岩国を目指します。

<錦町→川西:錦川鉄道錦川清流線>

▲錦川上流部。川幅も狭く、欄干の無い橋です。

▲「清流みはらし駅」駅と言っても、アクセスする道路も改札も無い秘境駅。
時々運転される「イベント列車」で降りることができます。

▲沿線は紅葉真っ盛り

▲錦川鉄道も単線なので、上河内駅で列車のすれ違いです。

▲列車は錦川に沿って走ります。

▲列車は収穫を終えた田んぼをのびのび駆けていきます。

▲錦川鉄道の「清流新岩国駅」は山陽新幹線の新岩国駅と接続しています。ホームには新幹線をイメージした待合室があります。

▲錦川清流線とJR岩徳線が分岐するところ。右が清流線、左が岩徳線への分岐です。岩徳線は岩国駅から徳山駅を繋ぐJRの路線です。

▲川西駅で列車を降ります。駅のホームには錦川清流線の起点標があります。
錦川鉄道錦川清流線について 詳しく ☞ 錦川鉄道株式会社 公式ホームページ 

【川西駅→錦帯橋→西岩国駅:徒歩】

▲川西駅を後にして、錦帯橋に向かって歩きます。

▲標識をたどっていくと錦川に出て錦帯橋が見えてきました。上流で見た錦川の幅はかなり広くなりました。

▲錦帯橋の袂からの眺め。釘を使っていないという5つのアーチの木造橋です。

▲すっかり「錦帯橋スイーツ」となっているソフトクリームは必食です。
ソフトクリームを提供するお店が3軒あり、その種類は数えきれないです。
なお、ソフトクリームを食べながら錦帯橋を渡ることは禁じられていますので、食べ終わってから橋を渡りましょう。

▲誰もわたっていない錦帯橋。
錦帯橋はアーチなので、カメラのアングル次第で誰もいない橋を撮ることができます。

▲錦帯橋は世界遺産を目指しています。応援宜しくお願いします。

▲錦帯橋は通学路でもあります。地域の生活に欠かせない橋です。

@岩国市内

▲岩国市内を歩くと、岩国出身の小説家宇野千代の記念碑がありました。
宇野千代について 詳しく ☞ NPO宇野千代生家

@西岩国駅

▲西岩国駅は、1929(昭和4)年に岩国駅として開業。
この建物はその当時からのもので、国の登録有形文化財に指定されています。当時を偲ぶ木炭自動車が飾られ、駅舎内もレトロな雰囲気です。駅には農産物直売所が併設され朝市も開催されます。
西岩国駅について 詳しく
 ☞ 山口県/魅力発県やまぐち・特集「やまぐちレトロ散歩」
 ☞ NPO法人西岩国・駅と広域まちづくりの会

【西岩国駅→岩国駅:岩徳線


▲駅に入ってきたのは「SANFRECCE」号。山口線では「レノファ号」が走っていますが、こちらは広島のチーム。広島に近いからかなと思っていましたが、広島・山口・島根のJR線を走っているよう。2021年1月中旬まで運転されているそうです。
サンフレッチェ広島応援ラッピングトレインについて 詳しく ☞ サンフレッチェ広島応援ラッピングトレインのお披露目式典開催についてのお知らせ

@岩国駅

▲岩国駅に戻ってきました。
岩国駅は今年(2020年)にリニューアルされ、とてもきれいな駅舎です。

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★岩国市が気になる方はこちら<岩国 田舎暮らしの道しるべ>までご相談ください

★岩国市では、6地域7名で、地域おこし協力隊を募集しています。
募集内容について詳しく ☞ 中山間地域振興課 地域おこし協力隊募集

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【やまてつ旅後記】
「やまてつ」は、山口県内の生活を感じ、それぞれの地域の風を感じる旅。これまで知らなかったやまぐちを知ることができた2日間でした。今回、山口県内を走る全線名をコンプリート!次は今回行けなかった区間を「やまてつ」したいですね。
観光スポットを巡るのも良し、各地のグルメを楽しむのも良し、ボーっと車窓を眺めるのも良し「鉄道の旅」は、気分リフレッシュに良しです。
コロナ感染を収束するため、静かな年末年始を過ごすことになりますが、収束後のリアル旅のために、気になる地域のバーチャル旅にお出かけてみてはいかがでしょう?

【おまけ】

▲岩国駅と岩国錦帯橋空港の間に運行されている、いわくにバスの「空港連絡バス」。
シートには、都営バスのキャラクター「みんくる」。「みんくる」が二地域居住!?してます。

やまぐち暮らし東京支援センター 移住相談員

平尾・木村

プロフィール

平尾:山口県周南市出身。高校卒業までを山口で暮らす。結婚を機に東京下町へ。山口が大好きすぎて、東京でも、山口の野菜などを月に一度販売。2016年5月から「ふるさと回帰支援センター」内の「やまぐち暮らし東京支援センター」にて、移住相談員(YY!ターンソムリエ)をつとめる。1男1女の母でもあるので、ファミリー移住も応援!

木村:山口県光市出身。光市と周防大島町の大自然の中で育ち、大学から東京暮らし。前職は地図と観光ガイドブックの出版社に勤務し、地図編集や観光プロモーションの提案・製作に従事。地方の可能性とふるさとへの懐かしさを感じ、人生の後半戦は地元のために仕事したいと思い現職に。休日はランナー。走った後のビールは最高!

相談員から一言

平尾:山口は、海あり山あり、程よい都会あり。水や土が良いから、お野菜・お魚・お米どれも本当に美味しいです。移住される方も年々増えており、今年は「やまぐち移住倶楽部」も発足!移住の先輩たちが、移住後の暮らしをサポートしてくれますよ。やまぐち暮らし東京支援センターでは、山口に住む素敵な方々をどんどん紹介しますので、ぜひ、一度遊びにいらしてください!

木村:山口県の良さは、「夢を実現できる場所」。鉄鋼、化学、自動車、鉄道車両などの日本を支える“ものづくり”、県のまわり三方の天然いけすと温暖な気候と地形が育む“自然の恵み&美食”、そして、日本の歴史に名を刻んできた“常に時代を先ゆく文化を育む地域力”は、皆さんの人生を豊かにしてくれる舞台です。人・モノ・自然・伝統を尊び、そして、少しばかりおせっかいな県民性の『やまぐち』を感じてみてください。おいでませ!