地域のトピックス

”やまてつ”しませんか?(前編)

帰省や旅行に出かけることが厳しくなっていてちょっと淋しい年末年始ですが、こんな時に、地図と乗換案内アプリで、”鉄道の旅”の計画を立てるのはいかがでしょうか?どこに行くのも自由。列車にサイトにアクセスして穴場を探して。乗り遅れることもありません。お取り寄せも楽しめます。コロナ収束後に出かける予習にもなりますね。
鉄道は、日常的に通学・通勤などで使いますが、休日の”旅”にも利用しますね。列車の予約や、ホームで列車を待つ時、そして乗車中も、なんだかワクワクするものです。時刻をチェックしながら、各地の見どころやグルメを検索して、何時の列車に乗って、どこで降りて、あそこに行って、これを食べよう・・・という計画するのは愉しいですね。
山口県では、鉄道の旅を「やまてつ」と言っています。SLで有名な山口線をはじめ、山陽本線、山陰本線、岩徳線、美祢線、宇部線、小野田線と、錦川鉄道があり、個性豊かな列車と四季折々の風景があります。
詳しく ☞ 山口県/おいでませ山口へ!・やまてつ!(やまぐち鉄道ツーリズム) 

コロナ第3波が日本を襲う直前でしたが、秋の山口県を1泊2日で「やまてつ」しました。
中・高校時代によく利用していましたが、その時から30年以上経っても変わらない風景と、地域の交通としてはちょっと淋しくなっているけれども、地域が大切に守っている風景がありました。
※コロナ感染防止対策として、マスク着用はもちろんですが、人との接触を極力避けましたので、ちょっと淋しい旅でしたが・・・。

▲やまぐちローカル鉄道の旅 全行程 (青色1日目、赤色2日目)
※クリックすると拡大します。

<1日目>

▲岩国駅からスタート。黄色い電車に乗って、山陽本線を西に向かいます。


▲南岩国駅前には岩国市特産の「れんこん」畑が広がります。収穫の真っ最中。
岩国れんこん 詳しく ☞ 岩国れんこん | 岩国観光振興課

▲由宇~大畠は瀬戸内海の波打ち際に沿って走ります。朝の陽ざしに照らされる穏やかな海です。

▲瀬戸内海で3番目に大きな周防大島(屋代島)と本土をつなぐ大島大橋。長さは1020mあります。大島大橋 詳しく ☞ 大島大橋|山口県の旅行・観光情報 おいでませ山口へ 

@柳井港駅。
ちょっと見えにくいですが、真ん中奥にある赤いゲートが四国・松山行きフェリー乗り場です。

※山陽本線はここからしばらく内陸に入ります。明治時代の鉄道建設の際に、当時盛んだった海運業や漁師の反対をうけ、鉄道は山を走ることになったという逸話があります。


@島田駅 私の地元の駅
静岡県にも島田駅がありますが、こちらの駅は「しまた」と濁りません。
無人駅ですが、地元の人達が駅を大切に守っています。ケイトウが真っ赤に色づき見ごろでした。

【島田→徳山→厚狭】

▲徳山駅から厚狭駅までは新幹線「RailStar」です。

▲やまぐち鉄道旅のお供は、山口名産の「ちくわ」です。「ちくわ」は瀬戸内側、日本海側双方で製造会社があり、それぞれの会社で食感が違います。東京では日本橋のアンテナショップ「おいでませ山口館」で購入できます。これに地酒(or地ビール)があれば最高!

【厚狭駅→長門市駅(美祢線)】

▲美祢線は電車ではなく、ディーゼル車で、1両のワンマン列車。ちょっとかっこいい車両です。

▲美祢線は沿線で産出されていた「石炭」や「石灰石」を運ぶために敷かれた鉄道。今は運ばれていないので、敷地の広い駅が多くあります。

▲於福駅は今年開業100年。イベントが開かれていました。
詳しく ☞ 於福地域交流ステーション

▲色づいた葉が舞い散る中を列車は駆け抜けます。


▲大谷山荘が見えると長門湯本温泉街になります。

▲山口県屈指の温泉「長門湯本温泉」。温泉街は駅から歩いて10分ほどの距離。
長門湯本温泉 詳しく ☞ 湯本温泉旅館協同組合

@長門市駅。
瀬戸内側の厚狭から日本海側の長門市まではほんの1時間。あっという間に到着しました。
★美祢線では、”ミネサポ店舗でお得なサービスが受けられる”乗ろうよ美祢線「マイレールプロジェクト」を開催中です。
詳しくは☞ 乗ろうよ美祢線「マイレールプロジェクト」


▲記念乗車証も貰えます(厚狭駅、美祢駅、長門市駅で配布)

【長門市駅→仙崎駅】
長門市駅から仙崎までは、列車もありますが、日本海を見ながらちょっと歩きます。

日本海の景色。沖には穴の開いた岩場が・・。花津浦と呼ばれる場所で、童謡詩人「金子みすゞ」が仙崎八景の一つとしてうたった場所です。そう、仙崎は「金子みすゞ」の出身地。


▲生家である「金子文英堂」(金子みすゞ記念館

▲みすゞ通りには、金子みすゞが詠んだ童謡が掲出されています。
※クリックすると拡大します。


▲街ナカや仙崎駅にある「金子みすゞのモザイク画」は仙崎名産の蒲鉾の板で描かれています。
金子みすゞのモザイク画 プロジェクトM20000 | 

仙崎には、金子みすゞゆかりの場所のほか、観光地として「青海島」や「長門おもちゃ美術館」ががあり、そして仙崎・長門市の名産品やグルメが集まる「道の駅センザキッチン」があります。


▲長門といえば「やきとりの街」。必食です。
長門のやきとり 詳しく ☞ やきとりのまち ながと 


▲そしてなんといっても、仙崎イカです ☞ 仙崎イカ | 山口県長門市観光サイト ななび (nanavi.jp)

▲仙崎駅の壁に描かれているクジラ、道の駅にあるクジラのオブジェなど、仙崎や青海島では、かつて捕鯨も盛んでした。青海島にはくじら資料館があります。 ☞ くじら資料館 

【仙崎駅→長門市駅→阿川駅】

▲仙崎駅で列車を待つ学生たち。通学の足として欠かせない交通手段になっています。


▲仙崎からの列車はそのまま美祢線に行くので、山陰本線に乗り換えます。
しばらく日本海を見ながら走ります。

@阿川駅
阿川駅は、2020年8月にリニューアル開業。
映画「四日間の奇蹟」やコバルトブルーの海と白い橋が美しい「角島大橋」で有名な角島に一番近い駅です。詳しく ☞ 角島大橋

駅に併設して、カフェスタンド「AGAWA」が開業し、カフェや軽食を愉しめる場所になっています。※訪れた日はお休みの日でした(残念)
詳しく ☞ 小さなまちのkiosk「Agawa」

 

【阿川駅→下関駅】

@滝部駅
すっかり日が暮れてしまい何も見えません。
街の灯りも少なく、駅と列車の明かりが目立ちます。

ここから先は、昼間なら、車窓に響灘ビューの風景が広がるのですが・・(残念)。


@川棚温泉駅
山口県のソウルフード「瓦そば」発祥の地と言われています。

温泉街は、駅からクルマで3分。詳しく ☞ 川棚温泉公式サイト


▲阿川駅から1時間45分で下関駅に到着です(滝部駅で30分停車含む)。

【@下関駅】

▲駅はさすが下関を代表する「ふぐ提灯」で飾られていました。


▲下関駅直結の「シーモール」1Fにある下関市の移住相談窓口「住まいる★下関」です。
すっかり営業時間を終わっている時間でしたが・・・。
営業中は相談員が常駐して、皆様の移住相談に応えてくれます。
営業中の様子 ☞ 下関市移住サポート
下関市に移住をお考えの方は、ぜひご相談ください。


▲シーモールの壁に、下関と九州の間を列車を船で運んでいたという記念碑がありました。

▲今は、九州からの電車が止まっています(真ん中の青い帯のある白い電車)。
左の黄色い電車に乗って、下関を離れます。

【下関→宇部新川】

▲夜だけど、あさ(笑)。約6時間ぶりに帰ってきました。

▲1日目の山口県西半分の旅は宇部線の宇部新川駅で終了。
宇部線も黄色い電車でした。


▲宇部市での夕食は、宇部グルメの「宇部ラーメン」です。

2日目は、山口県を斜めに縦断して岩国駅に戻ります。(後編につづく)

やまぐち暮らし東京支援センター 移住相談員

平尾・木村

プロフィール

平尾:山口県周南市出身。高校卒業までを山口で暮らす。結婚を機に東京下町へ。山口が大好きすぎて、東京でも、山口の野菜などを月に一度販売。2016年5月から「ふるさと回帰支援センター」内の「やまぐち暮らし東京支援センター」にて、移住相談員(YY!ターンソムリエ)をつとめる。1男1女の母でもあるので、ファミリー移住も応援!

木村:山口県光市出身。光市と周防大島町の大自然の中で育ち、大学から東京暮らし。前職は地図と観光ガイドブックの出版社に勤務し、地図編集や観光プロモーションの提案・製作に従事。地方の可能性とふるさとへの懐かしさを感じ、人生の後半戦は地元のために仕事したいと思い現職に。休日はランナー。走った後のビールは最高!

相談員から一言

平尾:山口は、海あり山あり、程よい都会あり。水や土が良いから、お野菜・お魚・お米どれも本当に美味しいです。移住される方も年々増えており、今年は「やまぐち移住倶楽部」も発足!移住の先輩たちが、移住後の暮らしをサポートしてくれますよ。やまぐち暮らし東京支援センターでは、山口に住む素敵な方々をどんどん紹介しますので、ぜひ、一度遊びにいらしてください!

木村:山口県の良さは、「夢を実現できる場所」。鉄鋼、化学、自動車、鉄道車両などの日本を支える“ものづくり”、県のまわり三方の天然いけすと温暖な気候と地形が育む“自然の恵み&美食”、そして、日本の歴史に名を刻んできた“常に時代を先ゆく文化を育む地域力”は、皆さんの人生を豊かにしてくれる舞台です。人・モノ・自然・伝統を尊び、そして、少しばかりおせっかいな県民性の『やまぐち』を感じてみてください。おいでませ!