投稿日：2023.06.07　最終更新日：2023.06.11

【山口県のお仕事】食の担い手募集・仕組みづくりプロジェクト～求む！地域のプランナー～＜周南市地域おこし協力隊募集＞

＜周南市シティプロモーションスペシャルサイト（https://www.shunancitypromotion.jp/project_shibukawa_2023/）より＞

「しぶかわ工房」の代表を務める野村三恵子さんに、加工品づくりについてお聞きしました。
長野山の生活改善実行グループのレシピを中心に商品化しています。かしわ餅に入れるよもぎは地区内で摘んだもの、中のこし餡も手作りと、手間ひまかけたおいしさです。「このかしわ餅を食べたら、ほかのは食べられない」と言う人もいるほど。こんにゃくは、できるだけアクの量を減らしているので、えぐみがなく、とろけるような食感に仕上がります。作った加工品は、月・水・金・土曜日に、鹿野地域で特産品などを販売する「ふる里マルシェかの」、JA山口県の農産物直売所「菜さい来んさい」、道の駅「ソレーネ周南」などに出荷しています。また、長引くコロナ禍で、お弁当の注文も増えています。地元のお米や野菜を使っているからとても喜ばれるんですよ。でも、加工品をつくる人と、その原材料となる米や野菜を栽培する人がほぼ同じメンバーなので、商品開発やイベントなど新しいことをやろうと思っても手が回らないのが現状です。

そこで・・・
加工部門の後継者となる仲間を募集！
「しぶかわ工房」の加工品の製造技術を習得しながら、原材料となる農作物を鹿野地区や周辺地域から確保する仕組みづくりを行う方を募集します。

原材料を鹿野地区内から仕入れたり、市街地に住む方々との体験交流活動を活用して生産したりできるようになれば、新製品の開発や生産量の増加も可能になります。ここで作った加工品がたくさん売れれば、地域の活性化・持続化につながります。明るくて気さくな方、意欲のある方の応募をお待ちしています！（「渋川をよくする会」代表の安永さん）

＜地域おこし協力隊のミッション＞
①農産加工品の技術継承と生産増に向けた農作物確保の新たな仕組みづくり
・農産加工品を製造している『しぶかわ工房』に関わり、工房の皆さんから地域で採れた農作物などを使った加工品（柏餅・こんにゃくなど）の加工技術や製造工法を継承する・鹿野地区内の農家等から農作物を調達する仕組みをつくり、地域の経済循環を生み出す
・「農業」をテーマとした都市住民との体験交流イベントを企画・開催し、新たな関係人口を生み出すことや、その関係人口を活用した農作物を生産する仕組みをつくる
②渋川の皆さんとの関係をつくる
・渋川地域に積極的に足を運び、地域の皆さんと話す機会をつくる
・受入団体であり、渋川地域の地域づくり活動を担う「渋川をよくする会」などが開催するイベントや会合、地域づくりの取組に積極的に参加・協力する
③隊員の提案による業務
・上記の活動以外に、地域の皆さんとの交流などを通じて、興味や関心がある、実施してみたいと思う取組について、市や受入団体と適宜相談しながら実践する
④隊員自身の定住・定着に向けた準備活動
・任期後の理想の暮らしについて考える
・理想の暮らしを実現するために必要なことを整理し、準備する
⑤その他事務など
・計画書や報告書などの書類作成や提出を行う
・市担当者との面談や会議、県が主催する会議等へ参加する
・協力隊活動にプラスになると思われる研修やセミナーに参加する活動目標

＜任期・業務のイメージ＞
１年目：
・渋川地域へ頻繁に足を運び、地域の事を知る住民の皆さんとの会話や交流、隊員活動を通じて関係性をつくる
・加工品の製造技術やレシピについて作業に携わりながら習得する（技術の継承は３年継続して実施）
２年目：
・加工品に活用する野菜を集める仕組みをつくり、地区内への周知と協力者を募る（秋野菜から集荷ができるような仕組みを目指す）
・体験交流活動を通じた農作物の生産活動を行う（実証事業として実施）
・創業セミナーへ参加するなど、任期後の進路や暮らし方を考える
３年目：
・年間を通じた野菜を集める仕組みを実践する。
・年間を通じた体験交流活動を通じた農作物の生産活動を行う
・任期後の定住・定着に必要な資格の取得など卒業後の準備を進める求める

＜こんな方が向いています＞
性格
・明るく前向きである
・人と接すること、話をすることが好き
・周囲の雰囲気を感じ取り、細かな気配りができる
興味・価値観
・農ある暮らし方や里山を活かして楽しく生きる暮らし方に興味がある
・農産物の加工品や農業に興味がある
・料理が得意、食べたり作るのが好き
経験・その他
・事業の企画や仕組みづくりに関わった経験がある
・周囲のペースに合わせた、柔軟な対応が可能である