アールブリュット

近年、注目が高まっているアール・ブリュット。「加工されていない生（き）のままの芸術」という意味のフランス語ですが、全国各地で作品が発見され、多くの展覧会が開かれるようになっています。日本において、アール・ブリュット作品の多くは、障害者福祉の現場で生み出されています。また、無名の人の作品が、審美眼を持つ人に探し出されたり、全くの偶然で見出されたりしてきました。

「日曜美術館 アートシーン」滋賀県立美術館の企画展紹介

県立美術館で開催中の企画展「人間の才能 生みだすことと生きること」が紹介されます！ヴェネチア・ビエンナーレでも紹介された澤田真一、百鬼夜行的イメージを描く鵜飼結一朗、空想の本やDVDのジャケットをデザインする上土橋勇樹など、国内外で注目を集めているアール・ブリュットの作家の作品に加えて、アール・ブリュットの定義には収まらないような作品もご紹介する本展覧会。アール・ブリュットを相対的に捉えられる展示構成とすることで、アートとは何か、人間にとってつくるとは何かという問いを、来館者の皆様と一緒に考えられる場にしたいと考えています。

展示をご覧になった「日曜美術館」司会の小野正嗣さん（作家　早稲田大学教授）は、本展のキュレーターである保坂ディレクター（館長）とどんなトークを繰り広げたのでしょうか。ぜひ、番組をご覧ください！

◆NHK Eテレ「日曜美術館 アートシーン」◆
放送日時：3月6日(日) 9:45～10:00
3月6日(日) 20:45～21:00

　　　　　　　　　　　　　　　　　★滋賀県立美術館★

★滋賀ぐらし（移住ポータルサイト）★

　　　　　　　　　　　　　　　　　　熱気球　写真提供：（公社）びわこビジターズビューロー