移住支援コーディネーターが行く!島根県イベントレポート その6「島暮らしの魅力と生きがい ~都会の芸能活動から島のマルチワーカーへ~」 |地域のトピックス|FURUSATO

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移住支援コーディネーターが行く!島根県イベントレポート その6「島暮らしの魅力と生きがい ~都会の芸能活動から島のマルチワーカーへ~」

移住支援コーディネーターが行く!島根県イベントレポート その6「島暮らしの魅力と生きがい ~都会の芸能活動から島のマルチワーカーへ~」 | 地域のトピックス

こんにちは、島根県の移住支援コーディネーターです!

今年度もいよいよ折り返し、10月に入りましたね!
天気予報を見ていると、今月末までは残暑が続く…と言われていますが、
朝や夜の涼しさはもう半袖だと肌寒いくらいになってきました。

本日は、10/4(土)に開催した「しまね移住の先輩セミナー」のレポートをお届けします。
シリーズで行っている移住セミナーで、今年度2回めの開催です。
毎回個性的な移住の先輩をお迎えし、興味深いお話が対面で聞け、
個別相談もできると大好評の企画イベントです。

島根は海・山だけではなく、島もある!

島根県は、西日本の中国地方と呼ばれる地域の日本海側にあり、海と山、そして離島を有しています。
その離島は「隠岐諸島」と呼ばれ、4つの島から成り立っています。

セミナー冒頭では、隠岐諸島の中で一番大きい島の隠岐の島町・定住推進係の方から町の紹介や移住支援制度、
島暮らしのギャップ(メリットとデメリット)の説明がありました。

セミナーゲストの「移住の先輩」は、隠岐の島町へ2022年に移住をした北村和幸さん。
北村さんは移住をする前は東京で芸能活動を行っていましたが、
「なぜ隠岐の島町へ移住することになったのか?」「お仕事は何をしているの?」
「島の生活はどんな感じ?」など、気になるアレコレをお話いただきました。

都会から都会へ、そして日本全国の離島をめぐり、直感で決めた『隠岐の島町』

大阪出身の北村さんは、芸能活動で一旗揚げたいという強い気持ちを持って上京し、
芸能事務所に所属して俳優業やモデル業で活躍されていました。
2022年に事務所を退所し、全国の離島を巡る旅のなかで
隠岐の島町を訪れて「ここに住みたい」と直感で決め、すぐ様移住に向けて動き出しました。
移住のきっかけの1つになったのが、ちょうど同時期に発足した『隠岐の島地域人材づくり協同組合』の求人があり、
そこでは農業や林業、漁業をはじめ、ホテルや観光業、商工団体、酒造など
隠岐の島町ならではの様々な働き方ができるマルチワーカーとして活躍できることに惹かれたそうです。

「島でいろんなことを経験したいと思っていたので、自分にぴったりな働き方だなと思いました。
すべてが初めての経験で、大変なこともありますが、自然の中で島の人たちと楽しく働けています。
島に来て3年めですが、ようやく慣れてきたかなと」

数か月ごとに仕事が変わるマルチワークの仕事内容とは?

北村さんが元々興味があった農業では田植えをはじめ草刈りや田んぼの管理を行ったり、
冬場は町の名酒造りに関わって県外の友達に「これは自分が酒造りに関わったんだよ」と
話せたのが嬉しかったり、知り合いになった方が経営しているゲストハウスをお手伝いして
そのゲストハウスに東京の友人を招いたり、
ホテルではアジの捌きに奮闘して仕事終わりには釣りに誘われたり…
チャレンジしてみたい仕事は、積極的に参画をしました。

【楽しいながらも様々な仕事がありますが、これまでに一番大変だったと感じた仕事は?】

「今までで一番大変だったのは牛舎での掃除ですね。体力的にも環境的にも、とてもハードだと感じました。
でもすごく貴重な経験になりました」

隠岐の島町ならではのイベントやアクティビティを存分に楽しむ!

【隠岐の島町では年間通じて様々なイベントがありますが、移住してから何か参加されたことはありますか?】

「隠岐の島ウルトラマラソンという、マラソン好きな方々の中では結構有名な大会があるのですが、
100キロは無理でも半分の50キロならいけるかな?と参加しました。
足がすごく痛くて最後の方はヘロヘロでしたがなんとかゴールできました」

「今、こんな髪型をしていますが、それには理由がありまして…。
バンドを組んでいるのですが、ヴォーカルを担当しています。
年末に出演するイベントがあるのでそれに向けて準備しています」

実はバンドのメンバーからオファーがあり、最初は断ったのだそうです。

「だって歌ったことありませんし、無理だって断ったのですが、
どうしてもひとがいなくて…かなり説得され、引き受けることになりました」

それから数か月後、町の音楽祭で初舞台を迎えました。
さすが俳優をされていた北村さん、舞台や人前でのパフォーマンス慣れはしているので、
見事に大成功を納めたとのこと。
ちなみに音楽祭を行った会場は某有名ビッグアーティストがコンサートを行った場所でもあります。

自分の経験が、隠岐諸島へ移住を検討しているひとたちの参考になれば

去年大阪で開催したふるさと島根定住財団の大型移住イベントに、
隠岐の島町のスタッフとして参加した北村さんは、移住の先輩として自分の経験を相談者さんにお話する機会があり、
のちにその方が北村さんのお話が決め手になって隠岐諸島の町村へ移住されたという報告を受けました。

「自分は、島暮らしいいよ、楽しいよ、おいでよって気軽には言えないですが、
検討しているひとや悩んでいるひとに対して自分の経験を話すことで、
判断の参考になるのならば助けになりたいなと思います」

セミナー終了後は北村さんに個別相談を希望した方と1対1で対話し、アドバイスをされていました。

「島のひとたちが本当に優しくて、よくしてくださるので、島生活であまり困ったということはないですね。
この島での貴重な出会いや経験を通して、また新たな自分を見つけていければと思っています。
まだまだやりたいことがたくさんあるので、これからも隠岐の島で生活を楽しんでいきたいです」

▼定住情報 隠岐の島町
▼隠岐の島町地域人材づくり協同組合

ふるさと島根定住財団では、移住イベントやセミナーを企画・開催しておりますので、
島根県に興味がある方や関心のあるテーマのセミナーは要チェックです!

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