ピンポーン♪ 島根の大注目スポットへ移住支援コーディネーターが訪問!「未来に明かりをともす始まりの場 みらいと奥出雲&SLOW HOUSE@okuizumo」 |地域のトピックス|FURUSATO

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ピンポーン♪ 島根の大注目スポットへ移住支援コーディネーターが訪問!「未来に明かりをともす始まりの場 みらいと奥出雲&SLOW HOUSE@okuizumo」

ピンポーン♪ 島根の大注目スポットへ移住支援コーディネーターが訪問!「未来に明かりをともす始まりの場 みらいと奥出雲&SLOW HOUSE@okuizumo」 | 地域のトピックス

こんにちは、島根県の移住支援コーディネーターです!

8月に入り、長期休みで帰省や旅行で外出する機会も増えてきますよね。
そんな時、落ちついた山間部でゆったり過ごしながら地域のイベントに参加したり、
交流を楽しむ…という暮らし体験はいかがでしょうか?
島根県では、オーダーメイドの暮らし体験プログラムを組んだり、
移住を検討している方対象でお試し暮らしができる施設やゲストハウス、民泊施設を有していたり、
起業に向けて借りられる好環境のコワーキングスペースや
イベント・交流スペースを設けている市町村があります。

本日は7月23日(水)に島根県東部視察で訪れた、
奥出雲町のシェアオフィス・コワーキングスペース『みらいと奥出雲』と、
丸1年かけてリノベーションされた、たくさんのひとの想いが詰まった
ゲストハウス『SLOW HOUSE@okuizumo』のレポートをお届けします。

古来より受け継がれる文化と、奥に出ずる神話の舞台『奥出雲』

奥出雲町は島根県の東部エリアにあり、広島県・鳥取県と隣接している山間部にある町で、
古事記に記されている「ヤマタノオロチ」伝説を始め、出雲神楽や石見神楽の演目にもなっている
スサノオノミコトとの戦いの舞台になった場所であり、
古来より続く日本の製鉄技術・たたらや良質な鉄を生む大地が息づいている地です。
自然との共生から成り立つモノづくりの根源は、現在も脈々と様々な世代へと受け継がれています。
きっかけは人ぞれぞれですが、町を知って魅力に気づき「『奥出雲町』へ行きたい」と町を目がけて赴き、
滞在する中で地域や町のひとと関わり、溶け込み、
「この地で生きていきたい」と移住・定住に至った方も少なくありません。

私は視察先である奥出雲町へ行くのが今回が初めてで、訪問できることをとても楽しみにしていました。
その理由のひとつに、イベントなどで出会った奥出雲町の方々がとてもイキイキしていて、
自分のやりたいことと町が必要としていることがマッチングして
相乗効果を生み出している印象を持ったということがあり、
どんな町なのだろうかと行ってみたい場所の1つに挙げていました。

築100年の古民家を改装 新しい文化と交流、仕事を生み出す『みらいと奥出雲』

今回の訪問先の1つである『みらいと奥出雲』は、奥出雲町三沢(みざわ)地区にある築100年の古民家を改装して、
奥出雲の『未来』を照らす『明かり(ライト)』になるようにと願いを込めて作られました。
今回案内していただいたのは一般社団法人おくいずもん代表理事の石亀五郎(イシガメゴロー)さんです。
石亀さんはIターンで奥出雲町を訪れ、半年間の仮移住期間を経て地域おこし協力隊に着任、
現在は卒業されてそのまま定住し、ゲストハウス『SLOW HOUSE@okuizumo』のオーナーを中心に、
奥出雲町活性のため日々活躍されています。

中に入ると、広々とした『土間スペース』があり、交流スペース、会議に利用できます。
大きなテーブルや半面がホワイトボードにもなる壁、入居者が利用できるキッチンが傍にあります。

到着したのがちょうど昼時で、事前にお弁当を注文していたのでこちらのスペースでいただきました。
近くに食堂があってご準備いただいたのかと伺うと、みらいとの傍に「ともにマーケット・ともに食堂」があり、
そちらで作っていただいたとのことでした。
ともにマーケットでは町内の買物支援の取り組みとして移動販売事業を行っており、
食を通じた地域の繋がりや賑わい創出のため活動されています。
食の楽しみは生きる活力になるので、買い物やお弁当、ランチを楽しみにされている方が多いそうです。
この日はミルフィーユカツがメインのお弁当を石亀さんと共にとてもおいしくいただきました。

みらいとはシェアオフィスやコワーキング・会議スペースが充実しています。

起業や創業のスタートアップオフィスとして貸し出しているシェアオフィスでは、
リーズナブルな値段で借りることができ、ネットワーク環境も快適。
趣がある渡り廊下や中庭を眺めつつ、集中&リラックスのメリハリを持てて、
面白いアイデアが次々と生まれてきそうだと感じました。


江戸時代には宿場町として栄えた三沢地区ですが、
当時も人との交流が盛んにおこなわれていたことや新しい文化が生まれた歴史があります。

「もしかしたら昔のひともこうして椅子を並べて、夜な夜な未来を語りあったのかもしれない」

みらいとは現代でもその役割を受け継ぎ担っています。
広々と使えるコワーキングスペースはまるで老舗旅館の一室のようでもあり、
懐かしい田舎の家屋のようでもあり。 今までの活用実績によるとIT会社が合宿研修を行ったり、
小学生を対象にしたプログラミング教室など、利用方法は無限大です。


約600人の集落に、まるで都会にいるようなにぎわいが!?

「これ、ガラスじゃないんです。 だから割れる心配もありません。 見え方も面白いでしょう?」

部屋を仕切る戸はすべてやわらかい透明プラスチックをはめています。
たしかにガラスだとぶつかって割れたり、障子だと破れたら修復する必要がでてくるし…
利便性と見た目両方が叶う画期的な仕様です。
古民家を改装した際は、元々あるものを上手く活かしたり、様々なアイデアを取り入れています。

「このあたりの皆さんの憩いの場になってるんですね。 イベント開催するとどれくらいの参加者が集まりますか?」

と、石亀さんに質問すると、驚くべき答えが。

「先日、地域おこし協力隊関係のイベントを行った時は、4、50人くらい集まりました。
多くの交流が生まれてにぎわってましたよ」

三沢地区の人口は約600人。
それを考えるとそれだけのひとが集う魅力あふれる場なのだと改めて思いました。

初めて尽くしの道のりにワクワクが止まらない『SLOW HOUSE@okuizumo』

みらいとの見学を終えたあと、石亀さんの経歴や奥出雲町への定住に至るまで、
そして今後どうしていきたいかのお話を伺いました。
地方創生に興味があった石亀さんはもっと地域に密着して関わりたいと思い、全国を巡り、奥出雲町にたどり着いたとのこと。
お話を伺った時に私が最も印象に残った言葉がありましたので紹介させていただきます。

「初めて奥出雲を訪れる時に、もう、ここ(奥出雲町)に来ることはないんだろうなと
行きの車の中で思いながら向かいましたが、気づいたら移住して4年が経ちました」

東京生まれ・東京育ちの石亀さんが全国のたくさんの市町村を巡り、
縁もゆかりもなかった奥出雲町に移住を決めたきっかけが、
良いキーマンに出会えたことや町の風土にあっていたことや自分のミッションを見つけられたことなどが
パズルのピースのように合わさり、現在に至るのだろうなと感じました。
そんな石亀さんが現在ゲストハウスをオープンして、奥出雲町に集うひとたちを迎えています。
こちらも手つかずの空き家の片付けからスタートしてリノベーションを自分たちの手で行いました。
全国各地から短期滞在をして手伝った方もたくさんいらしたそうです。

「地域の方々を中心に多くの方にお手伝いいただきながら何とか完成しました。
自分たちの手で作ったからこそ、より愛着ある場所になっています」

白を基調とした、清潔感あふれるシンプルかつスタイリッシュな内装です。



壁を見ると何やらぶつけてへこんだあとが…。

「これ、ぶつけっちゃったんですが、『作品』ということで残してます。味がありますよね?」

『SLOW HOUSE@okuizumo』は、奥出雲町が実施する地域の暮らしや仕事に触れながら将来のキャリアを考える
2週間滞在型プログラム『奥留学』の滞在場所になるとのこと。
リアルな暮らし体験と実践的な学びができる絶好の機会です。
『奥留学』をきっかけに奥出雲の町やひとびとにふれてみてはいかがでしょうか?

奥出雲町ではUIターン希望者に向けて様々なサポートを用意しています。
こちらも気になったら是非ともチェックしてみてくださいね!

奥出雲町の公式サイト

●移住定住支援サイト「おくいずも暮らしメモ」~奥出雲での暮らしをご案内します~
 https://okumemo.jp/

●奥出雲町地域滞在プログラム 『奥留学』
 https://www.town.okuizumo.shimane.jp/www/contents/1751609719788/index.html

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