「とみやど」に行ってきました!

宮城県富谷市に行ってきました!
富谷市は宮城県中部に位置する市で、1970年代から仙台市の北側郊外のベッドタウンとして発展してきました。
そして今、大東建託株式会社の「街の住みここちランキング<東北版>」で第1位を6年間も続けています(2025年6月25日発表)。
向かった先は「とみやど」です!
「とみやど」って聞いたことがありますか?
富谷市は、かつて奥州街道の宿場町として栄えました。
その富谷宿の面影が残る「しんまち地区」に、
・地域の歴史的な資源や背景を活かした観光交流の拠点
・起業・創業の実践・チャレンジの拠点
として作られた観光交流ステーションのことです!
「とみやど」という愛称
富谷の魂が宿る場所を表わし、宿場(やど)で「ゆっくり休んでね」という意味を込め、また「ど」=ドは(ドレミ)音のはじまりということで「マーチングが盛んな音楽のまち」であること、さらには、富谷から新しいはじまりが生れるワクワク感を表現しているものだそうです。
参考:富谷宿観光交流ステーションとみやど
門をくぐって中に入ると、楽しそうなお店が!
お店には、富谷市の名産が並んでいました。
富谷市の名産
まずは、なんといってもブルーベリーです!
ブルーベリーの栽培は、水田の転作として1983年から始まりました。
そして、とみやはちみつ。
なんと、市役所屋上で採蜜されているのだとか。
「とみやはちみつ」は、富谷に咲く様々な花の蜜が集まった「百花蜜」と呼ばれるものだそうです。
すると、気になるものを見つけました!
世界最古のお酒「MEAD」(ミード)
はちみつとお水と酵母だけで造った醸造酒。
クマなどに荒らされてひっくり返った蜂の巣に溜まっている雨水を偶然飲んだ狩人が最初とされ、古代ギリシャでは神々のお酒として崇められ、ローマの英雄ジュリアス・シーザーもミードを愛飲したといわれています。
・・・と書かれていました。
そしてお酒といえば、鳳陽(内ケ崎酒造)を忘れてはいけません。
寛文元年(1661年)に創業したという宮城県最古の造り蔵です。
地酒「鳳陽」は、味にこだわる少量生産で「地の味」として高い評価を得ています。
こちらが、内ケ崎酒造店です。
門の前に大きな蜂の巣がありました。
歴史から学ぶ
最後に、富谷の偉人を紹介します。
内ヶ崎作三郎という人物で、宗教家、学者、政治家として多方面に活躍しました。
1926年(大正15年49歳)には『人生学』を執筆しています。
じつは、とみやどは彼の生家である「内ヶ崎醤油店」の跡地に作られました。
「内ヶ崎作三郎記念館」で偉人の足跡をたどってみるのもおすすめです。
今を生きるヒントが見つかるかもしれません。