会社員×半農半Xのリアルにふれる!小川町の暮らしイベント参加レポート! |地域のトピックス|FURUSATO

移住について相談する
移住について
相談する
無料
移住相談
×

会社員×半農半Xのリアルにふれる!小川町の暮らしイベント参加レポート!

会社員×半農半Xのリアルにふれる!小川町の暮らしイベント参加レポート! | 地域のトピックス

7月12日(土)開催、「会社員でもできる小川町で循環する豊かな暮らし」

こちらのイベントは小川町の先輩移住者によるお話し会、加えてその方お手製ランチをいただきながらの交流会と内容盛りだくさん。築100年の石蔵をリノベーションして出来た、町のハブ的役割を担っている会場のコワキーングスペースNESToにはなんと40名程の参加者が集まった。

今年は6月半ば以降急激に気温が上昇し、全国的に記録的な暑さが続いているがこの日も例に漏れずで小川町駅から会場までのたった5分の歩きでさえぐったり…が、受付後ウェルカムドリンクのおもてなしに私は地元有機栽培での人参ジュースを選んで、すっかり元気回復!お世辞抜きに人生で飲んだ人参ジュースのなかで一番の美味しさ!!

海/里山/料理/人/仕事が好き 

お話し会で「話し手」として紹介された、釜井昌二さん。某鉄道会社の運転士としてお勤めで、4年前に神奈川から小川町に移住された。元々釣りや生き物観察、料理等多趣味なところに有機農業が盛んな小川へ移住後は、未経験だった農業を学ばれ家庭菜園で野菜を育てるなど、まさに半農半Xの暮らしを実践されている。なんと今年からは田んぼを借りて稲作も始められたのだとか😮

これまで今回のような人前で話す機会がほとんど無く、緊張しているとの釜井さん。いやいや終始落ち着いたペースで話される体験からの一言一言に重みがあった。お話し会用に準備された資料には、ご自身が写した小川の自然、農業、生物といった写真も加わり、移住を検討している参加者には小川の暮らしイメージがより明確になったのではと思う。お話し会最後に小川での4年間の暮らしを振り返りながら、小川での「循環」「豊かさ」をシンプルな言葉で、さらに本イベントのタイトルとなっている「小川町で循環する豊かな暮らし」として釜井さんの視点でまとめてくださった。

街歩きを挟んで、お待ちかねのランチ交流会🍴

お話し会後、釜井さんがランチを準備する時間を利用して私たち参加者は小川町移住サポートセンターの方々のガイドによる街歩き。なんとテレビでも話題の埼玉を代表するスーパーマーケットのヤオコー、全国にチェーン展開しているファストファッションブランドのしまむらの創業地は小川町。その跡地やご家族で楽しめそうな栃本親水公園、国の登録有形文化財となっている田中家長屋(五軒長屋)、1748年創業の割烹旅館二葉を徒歩で巡った。

栃本親水公園

明治時代に建てられたとされる田中屋長屋

ぐるっと町内を歩いて、いい具合にお腹もすいたところでNESToに戻るとエプロン姿の釜井さん😊お楽しみのランチは釜井さんの畑で育ったリーフレタス、きゅうり、バジルそして神奈川で釣ったアジなどの魚をフライやマリネに調理したもの等を小川町内外の人気パン屋さんのパンにサンドして食べるという贅沢なもの。参加者列にならんではお皿いっぱい豪快にパンも具材も盛り付けて大満足◎素材そのものを美味しくいただき、同じテーブル内の参加者同士の会話も弾む弾む

私は15時から職場に出勤するため泣く泣くランチ途中で退出となったけれど、ランチ後の交流会後も盛り上がり予定時間をオーバーしての閉会となったそう。

釜井さんのお話しのなかで特に印象的だったのが

小川町に移住して、365日「仕事」をしている。忙しいけれど充実している。「仕事」には農業や地域での関わりのように対価としては得られないが、かけがえのない豊かさを与えてくれる「仕事」があると価値観が変わった。

休みなく365日「仕事」をされながらも、活き活きとしている釜井さんの姿が小川町での豊かな暮らしを物語っているように感じた。