今年もいよいよ海開きシーズンが近づいてきました！
ぐるりと海に囲まれた四国の中でも、徳島県は最多となる3つの海（瀬戸内海・紀伊水道・太平洋）に面しています。特徴が異なる3つの海は気候、海産物、アクティビティなど、徳島の暮らしと密接に関わっています。

県内には代表的な海水浴場が6ヵ所あり、東部から南部にかけて広範囲に点在しています。

今年は23日間限定！目の前に海が広がる「田井ノ浜駅」

太平洋沿岸部の美波町にある田井ノ浜海水浴場には、約20日間限定の臨時駅「田井ノ浜駅」が毎年開設します。
県内6ヵ所の海水浴場で高水準の水質を保っていますが、中でも田井ノ浜は西日本屈指と言われています。

田井ノ浜に行ってきました

 

写真はシーズン後の田井ノ浜海水浴場。
波打ち際から駅舎の方向を見ると、その距離の近さがよくわかります。
観光案内には「田井ノ浜駅から海水浴場まで徒歩3分」と記載されているものの、目の前に海が広がっているせいか体感上はほぼ0分。田井ノ浜駅に到着する直前の車内からも海を眺めることができます。
田井ノ浜駅周辺にコンビニやスーパーはないので、必要なものは汽車に乗る前の準備が必須。

徳島駅～牟岐駅を走る牟岐線の車両がこの日も元気に運行していました。
鉄道と言えば「徳島に電車はない、あるのは汽車（ディーゼル車）だけ」という話がよく知られています。自動改札機も設置されていないので、ご利用の際は現金またはチケットアプリを用意しておくと安心です。
徳島駅から田井ノ浜駅までの所要時間は約1時間30分。車窓の外を眺めながらのんびり過ごすのがおすすめです。

西日本屈指と言われる水質だけあって海水の透明度が高かったです。
この日は晴れていたもののすっかり秋の空だったので、夏にはまた違った景色を楽しめそう。海開きイベント開催日には海の家がオープンする他、SUPを無料で体験できるそうです。

さらに足を延ばして…

日和佐うみがめ博物館カレッタが7/19(土)にリニューアルオープン！
美波町の中心地・日和佐（ひわさ）は古くからウミガメの産卵地として知られ、ウミガメと人が共生するまち。JR田井ノ浜駅からほど近く、10分で日和佐駅に到着します。
世界的に珍しいウミガメの博物館「カレッタ」がこのたび2年のリニューアル期間を経て再びオープンします。
▶日和佐うみがめ博物館カレッタ

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