【小笠原】片道24時間1000Km5泊6日の旅(後編) |地域のトピックス|FURUSATO

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【小笠原】片道24時間1000Km5泊6日の旅(後編)

【小笠原】片道24時間1000Km5泊6日の旅(後編) | 地域のトピックス

さて旅は母島へと向かいます

父島を後に母島に向けて出航
世界的に貴重な生態を維持するために観光客も靴の裏を海水を浸したブラシでゴシゴシ


父島と母島を繋ぐははじま丸
片道2時間で50Kmの移動です
この2時間、ゆっくりしている暇はありません
ははじま丸の別名はホエールライナー
船上からクジラやイルカを見る事ができるのです
この季節はザトウクジラのシーズン

最初はブロー(潮吹き)を見ては歓声を上げていたのですが
たくさんのクジラのダンスを見る事ができて感動
後半はブローを見ても、居るねぇぐらいに・・・
画像や映像に収めるのは難しいんですね





さあ母島に上陸
母島は父島とはまた植生が少し違う感じで同じ植物でも背が高く葉も大きな印象
農業が盛んなだけに、あちらこちらで食べられそうな植物を見かけました
甘くておいしいブランドトマトやレモンは有名ですが コーヒー豆やカカオも生産されています

印象的だったのはフルーツロード
いくつもの種類の果樹が植わっていて実も付いている
観光客も含めて、誰が収穫しても良いんですって


実は漁業も盛んな島でカジキが有名なのですが、ウミガメの漁獲もあるんです
絶滅危惧種のアオウミガメですが小笠原では食用になっています
昔々は絶海の孤島における貴重なタンパク源だったはず
まあ食文化として小笠原に根付いていたという事でしょう
年間135頭の捕獲頭数制限を厳しく守りつつ保護活動にもしっかりと取り組んでいる
合法的に捕獲しながら伝統の食文化を守って、個体数も増やしているという事になります
小笠原の漁師さん達は高額納税者が多いんだそうですよ

私もこの旅でお刺身と煮込みを食べました
刺身は臭みなどは無く、赤身のルイベといった感じで美味でした
父島の煮込みはあっさりめの味付けで
母島の煮込みは甘くコクのある味付け
どちらもコラーゲンプリプリで牛筋煮込みのようでもありました

大きなガジュマルの木の下、通称ガジュ下はみんなの待ち合わせ場所
島の主要道路の要の部分にあるから、ここに居たらみんなに会える
ガジュ下を言いたくて、わざわざ待ち合わせをしてました

とにかく楽しい時間が続き、完全に調子に乗っていました
そう、この時までは
この後ハプニングが起こります

特別編へつづく

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