地域のトピックス

【前編】寒い冬だから…雪国暮らしのあれこれを聞いてみた!

こんにちは!青森県相談員の澤です(^^)
今年の冬はとっても寒いですね…!各地が大雪による様々な影響を受けていますが、皆さんのお住まいの地域はいかがでしょうか…?

って、人の心配ばかりしていられませんよ。
青森といえば雪国。
雪国といえば青森。
「雪国」といえば吉幾三さん。

最近の皆さんのSNS投稿を見ているととにかく雪・雪・雪!そして吹雪・地吹雪!!
今年は冬将軍本気出してきてやばいとしか言いようがありません。毎年こんなんではないことを願いたいです、ほんと。

実は東京生まれ東京育ちの私、このお仕事をするまでは青森の冬について知らないことだらけでした…
ようやく色々分かってきた今ですが、実際、青森の人たちがどんな知恵と工夫で冬を乗り切っているのか、まだまだ知らないこともたくさんありそうです。

と、いうことで今日は弘前圏域8市町村(※)で「移住・交流デザイナー」として活動中の野口拓郎さんをお呼びして、冬の暮らしのあれこれをお聞きしてみようと思います!
県内でも特に降雪量が多い弘前圏域。知られざる雪国事情を明るみにしていきますよ!

※弘前圏域…弘前市、黒石市、平川市、藤崎町、板柳町、大鰐町、田舎館村、西目屋村

:野口さん、こんにちは~!よろしくお願いします。


野口
:よろしくお願いします!


:野口さん、ご出身は関東で、弘前に来るまでは西日本にお住まいだったんですよね~?雪国暮らしは弘前が初めてですか?

野口:そうなんです!今日はいろいろな写真をお見せしながら、自分が驚いたことやエピソードなんかも交えて解説していきますよ~。

 

雪かき事情 思わぬメリットも?

:雪国といえば、とにかく雪かきが大変なイメージです。正直かなりの重労働ですよね?!ただでさえ布団から出づらい冬の朝っぱらから…想像しただけで心折れそうになるんですけど…

野口:確かに大変なんですけど、悪いことばかりじゃありませんよ。
雪がやんで晴れている日なんかは、街中に雪かきをする人が溢れていて、おしゃべりの場にもなってます。結構活気がありますね~。

:噂の「雪かきコミュニケーション」ですね!ちょっと楽しそうかも。
ちなみに除けた雪はどんな風に捨てるんですか?捨てる場所は川とか広場とか、色々あるみたいですけど…

野口:地域のあちこちに「流雪溝」が設置されていて、大抵そこに雪を捨ててますね。
常に水が流れていて、雪を溶かす仕組みになっているんですよ!

:なるほどー!うまいこと考えますねぇ。
雪かきは一軒家にお住まいだとなかなか大変ですが、集合住宅だと物件によってはそんなに負担が多くないところもありますよね。
心配な方はアパートやマンションを選んでいただいて、不動産屋さんによく確認することをおすすめします!できれば真冬に足を運んでいただいて、実際の様子を見た上で決めてほしいですね。

津軽の通勤・通学

:県内だと車で通勤している方が多数派だと思いますが、電車を使う場合もありますよね?大雪でもちゃんと動くのかな?と聞かれることもありますが、実際どうでしょう?

野口:青森の電車はとにかく雪に強いです!雪対策の設備が搭載されていて、吹雪の中でもたくましく走りますよ。圏域内を走るローカル線・「弘南鉄道」では、真冬には除雪用のラッセル車が走っていますね。

:よっぽどのことがなければ、止まることはなさそうですね!
子どもたちの通学路はどうですか?

野口:子どもたちが安全に歩けるよう、特に通学路の除雪は徹底して行われている印象ですね。

:確かに!これなら慎重に歩けば問題なさそうですね。

野口:学校とかでは、除雪した雪の山には絶対に近づかないように教えています。
突然崩れてきたりしたら、あっという間に埋もれちゃいますからね…

:それは恐ろしい…雪国ならではの交通安全教育ですね!

津軽の家事情 家の作りと防寒の工夫

:行く度に思いますが、関東とは家の作りも結構違いますよね。屋根の形も地域によって様々ですし。

野口:そうですね!例えばアパートの階段。建物内に組み込まれているケースが多く、出入り口が開閉式になっているので雪が階段に入り込まないんです。

:なるほど!この感じ、こっちでは見かけないですよね~。

野口:それがない物件の場合、吹雪の時にはこんな感じになることも…

:え?!こりゃあもうサスペンスですよ。

野口:家の中も工夫があります。例えば、窓は二重窓(二重サッシ)になっていて、結露防止や防音対策にもなるんですよ。
二重窓のある家での暮らしは初めてですが、窓から冷気が入ってこないのにはびっくりしました!カーテンを開けていても暖かいんです。

:窓が1枚増えるだけで全然違うんですね!
最近では2枚のガラスの中間に空気層を設ける「ペアガラス」もあるらしいですね。その場合、サッシは1つですね。

野口:地域の人がおすすめしてくれたのが、こんな風に緩衝材を窓ガラスに貼るという保温対策。
ほとんど二重窓になっているんですが、部分的に一重になっている窓がある場合、そこからの冷気の流れを断つんです。ちなみに材料費200円くらい!

:プチプチ有能!材料費も手間もかからないですし、これは良いことを聞きました。

野口:やっぱり地元の方に色々聞くのが勉強になりますよね。

:あ!そういえば、地元の方に津軽の冬の暮らしを聞ける絶好の機会があるんですよね?!

野口:そうなんです!1月28日(木)、こんなイベントがあります!

もっと詳しく知りたい!地元の声を聞きたい!そんなあなたに…

弘前圏域合同移住セミナー 『冬生活の知恵袋~雪国移住に踏み出そう~』

:こういうイベントを待っていました!個人的には一体どうやったらこんなすごいスノーアートができあがるのかが気になりますね…。

野口:弘前圏域への移住をお考えの方はもちろん、青森に限らず、雪国の暮らしに興味がある方はどなたでも参加オッケーです!

:皆様のご参加、お待ちしています!次回は暖房事情、車のことなどを深堀りしていきますよ~!ぜひご覧ください。

【後編】へ続く!

青森暮らしサポートセンター 移住・交流相談員

プロフィール

生まれも育ちも東京!大学では地域社会学ゼミに所属し、卒論で地方移住の動向について研究。ゼミで津軽を訪れたことがきっかけで青森が大好きになり、以来オタク活動を開始。ベンチャー企業での広報担当を経て、2016年よりふるさと回帰支援センター事務局にて勤務、2017年より「あおぐら」移住・交流相談員となる。

相談員から一言

本州最北端に位置し、東は太平洋、西は日本海、北は陸奥湾に囲まれた特別な場所とも言える青森では、実に多様な暮らしが営まれています。暮らしの知恵が生きた食文化や伝統工芸、シャイだけど一度仲良くなれば人懐こい県民性…ディープな魅力に溢れる青森には、出身を問わず人の心を掴んで離さない力があると感じています。だからいつかは戻りたくなるんですよね。
「あおぐら」は青森で暮らしたい、青森とつながりたい皆様を全力で応援します!待ってるはんで!