地域のトピックス

「農家に転身!自然の中で子育てを」南伊勢町に移住したファミリーを密着取材

こんにちは、三重県移住相談アドバイザーです。
今回は三重県の様々な情報を載せている「つづきは三重で」に載っている記事をご紹介します。
ママライターの森下さんが南伊勢町に移住した谷川原さんを取材しましたので読んでみて下さいね♪

そして、記事を読んで南伊勢町への移住に興味を持った方、南伊勢町と移住個別相談も出来ます!
方法は二つ!
①ふるさと回帰支援センターにお越しいただき、三重県ブースでオンラインで繋いだ南伊勢町の担当者とお話をする。
②お家でオンラインに繋いでいただきお話をする。
お好きな方法をお選びください。
詳しくはこちら
◆南伊勢町オンライン相談デスク(2021.1.30(土))
https://bit.ly/2LDSxIH

では、記事をお楽しみください♪

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平成29年度に県や市町の施策を利用して県外から三重県へ移住した人は322人(三重県地域連携部地域支援課調べ)と、前年度の205人から約1.5倍に増加。
三重県では、市町と連携し、地域活性化や若い世代の増加を目指して、積極的に移住促進に取り組んでいます。
今回、三重県の南東部、南伊勢町に移住した谷川原(たにがわら)さんファミリーを、ライター・森下裕美子が密着取材。
なぜ、この町を選んだのか、どんな暮らし・子育てをしているのかなどを聞きました。

家探しからリフォーム、収入補てんなど移住者向けの制度をフルに活用

谷川原さんは、健(けん)さん、奥様の未来(みく)さん、小学4年生の知恩(しおん)くん、小学1年生の楓(ふう)くん、4歳の亘(せん)くんの5人家族。
2017年4月に、南伊勢町に移住しました。

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健さんは南伊勢町の隣、志摩市の出身。
地元でバスドライバーやネイチャーガイドなどいくつかの仕事を経験したあと、農家に転身したのだそう。

◇なぜ農家に転身をしたのですか?
健さん「人の心は読むことができるけれど、自然はどう出てくるか分かりません。だからこそ、自然相手の農業には、嘘やごまかしは通用せず、常に真剣勝負が求められる。
それが、僕にとってはおもしろいな~って思えたんです」

谷川原さん一家は、農業研修のために、まずは2年間、栃木県に移住。
研修を終えて農地を探すなかで、美しい里山があり、移住者受け入れのための補助金制度も充実している南伊勢町を選びました。

◇奥さんのお気持ちはどうだったのでしょう?
未来さん「栃木に行くのは正直、戸惑いもありましたが、一人で子ども3人を育てられないし、付いていくしかないかなと。一方、南伊勢町への移住は、栃木の方がもっと田舎だったので、抵抗はなかったですね。三重県に帰ることができるのはうれしかったです」

◇どんな支援制度を活用されましたか?
健さん「僕が南伊勢町の支援制度で利用したのは、まず『空き家バンク制度』です。
今住んでいる家と小屋を、月1万5000円で借りることができました。
キッチンや浴室の水回り、リビングの床は、『空き家バンクリフォーム補助金』の150万円を活用。また、ほかの農家のお手伝いをすると1日8000円支給される『若者チャレンジ応援事業助成金』(※)も、ありがたい制度ですね」

※若者チャレンジ応援事業
町内での就業や起業を目指す若者が地域の産業等に関わることに対し、南伊勢町が助成金を交付。

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水回りはそのままでは使えなかったので、キッチンとその奥の浴室をリフォーム。
キッチンと居間の一部の床も傷みがひどく、フローリングに張り替えたそうです。

南伊勢町には上記のほか、工事の経費の一部を補助してくれる「移住促進空き家リノベーション支援事業補助金」や、空き家に残っている不要物を撤去する費用を最大10万円まで補助してくれる制度などがあります。

三重県移住・交流ポータルサイト「ええとこやんか三重」では、三重県への移住の相談や体験談、空き家情報などが紹介されています。また、東京で開催される暮らしの見本市では、県内9市町の各移住担当者が、地域の魅力を伝えてくれます。
県や他の市町の移住に関する支援情報なども聞きにきてくださいね。(詳しくは後述)

山に海、自然に囲まれた環境に魅かれ、「ここで暮らしたい」と強く思った

谷川原さんには、移住者向けの制度が充実していること以上に、ここに住みたいと思った理由があるのだそう。それは、「海も山も揃う、里山の美しさに魅かれたから」。

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家の前の道から見上げると、緑に包まれた山の景色が望めます。
健さん「浅間山(せんげんさん)のふもとに家があるので、山から吹く自然の風が気持ちいいんです」

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家から車で10分ほど走れば、目の前には海が広がります。
未来さん「山と海、その両方が揃っているのはぜいたくな環境ですよ。
山のもの、海のものとおいしいものもいっぱいあります」

天然のアユが泳ぐ清らかな川も、歩いて行ける場所にあります。

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山々から冷たくてきれいな水が流れこむ小川。
健さん「網を仕掛けて魚を捕り、その場で焼いて食べるとむちゃくちゃおいしくて、子どもたちも大喜びです」

豊かな自然の中で、自然相手の農業をする健さんの1日は、“日の出とともに起き、日の入りとともに寝る”という暮らしです。

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健さん「夏は朝4時に起床し、夜明けとともに畑で農作業。朝ご飯を食べにもどり、8時ごろから昼まで再び畑へ。体を休めたあと、夕方4時から日が暮れるまで畑で過ごします」

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健さん「収穫期以外は、できるだけ家族そろって食事をとるようにしています」
この日は夏休みだったので朝ご飯は7時過ぎでしたが、普段は6時ごろに食べるのだそう。子どもたちも正座して食べます。

健さん「パンも食べますが、ご飯とみそ汁が多いです。
米もみそも手作りしたもので、おいしくて食がすすみます」

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小学生の2人は、夏休み。
10時までは家で過ごすよう学校で決められているので、10畳と6畳の二間続きの広々とした部屋でサッカーをするなど、のびのびと楽しく過ごしていました。

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末っ子の亘くんは、町内の保育園へ通っています。夏の期間もお盆以外は通園。
近所の集会所まで、バスがお迎えに来てくれます。

ご近所付き合いは?収入は?買い物は?子育ては? 気になることをズバリ聞きました

田舎へ移住する場合、暮らす環境はもちろん、収入、子どもの教育や医療施設など、気になることはあります。ここからはライター・森下が、ストレートに質問をしたいと思います。

◇田舎は昔ながらの関係が深いと聞きます。地域のコミュニティーにとけ込むのは難しくないですか?
「引っ越してすぐに声をかけていただき、懇意にさせてもらっているご近所の方がいます。
地域のルールなど、『分からないことがあれば何でも聞いて』と言ってくださるし、子どもたちもすっかりなついています。
同世代のママ友もできましたし、不安や気になることはないですね」と未来さん。

15▲写真右がすぐに懇意になったというご近所の四方谷(よもや)さん

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未来さん「『子どもたちに食べさせたって』と、近所の方からおすそ分けをいただくことも。
優しい方が多いので、安心して暮しています」

◇子どもたちは、新しい場所にすぐなじめましたか?

未来さん「うちの子たちはどこに行っても平気なようで、栃木、そして南伊勢町に引っ越すときも、何も言いませんでした。引っ越したその日から、近所の子が遊びに来てびっくり。
子どもたちはすぐに打ち解けていました。
また、私たちの住む切原(きりはら)地区は50年前に『子どもを守る会』が発足したそうで、地域で子どもを育てようという意識が強い気がします」

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▲こちらの25mプールは、地域で所有・管理しているもの。夏休み中に利用できます。
また、夏は志摩スペイン村へのバス旅行、秋には運動会などの地域イベントもあるのだとか

◇家族が暮らしていけるだけの収入は稼げますか?

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健さん「昨年は準備期間だったので、農家としての収入はなく、若者チャレンジ応援事業助成金で生活費を稼ぎました。
今年から、何とか収入につなげたいですね。農業は、アイデア次第で稼ぎを増やすことができると思っていますから」

◇今、どんなことを考えているのでしょう?
健さん「現在、米やもち米、あずきなどを栽培中。
製菓の技術を持つ妻が、『お菓子などの加工品に変え、それを売りたい』と。
その加工品がおいしければ、米やあずきも売れます。百姓は“百の仕事をする”もの。
自分たちのできる範囲で、いろいろチャレンジしたいと思います」

◇田舎での暮らしは、生活する上で不便ではないですか?

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未来さん「家の周りは自然豊かですが、実は、スーパーやドラッグストア、銀行、コンビニ、ガソリンスタンドなどは、車で10分ほどのエリアに揃っています。
それでも足りないものは、車で30分ぐらいの志摩市のショッピングセンターへ。
小児科も志摩市にあり、車で約25分で行けます。ただ、うちの子どもは体が強く、まだこちらでは病院にかかったことがありませんが(笑)」

◇学校や習い事など、子どもの教育環境は?

未来さん「小学校は片道徒歩50分と遠いのですが、友達と楽しく通っていますし、足腰が鍛えられています。低学年は、授業が終わるのが早いので、帰りはバスで送ってもらえます」

取材した日は夏休みでしたが、学校が始まれば、毎朝6時起き、7時前には家を出ます。
習い事もあり、知恩くんは剣道とサッカー、楓くんもサッカーを。
2人とも将来はサッカー選手になりたいそう。

また、子どもが自転車で行ける距離に学習塾もあり、近所の子どもたちはそこに通っている子が多いそうです。

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▲写真左から小学4年生の知恩くんと小学1年生の楓くん。夏休みのアイスは、何にもまさる素敵なおやつです

取材冒頭で、「“百姓”と名刺に書きたかったんですわ。かっこええでしょ!」と語った健さん。
農業をすることに、心から喜びを感じているようです。未来さんも、家事や育児、農作業と、1日中、動き回っていますが、「大変だと思ったことはありません」と、笑顔で話します。

忙しい時期でも時間を見つけて、川に魚を捕りに行ったり、晩ご飯をみんな揃って食べたり─。
都会の暮らしの中では忘れかけている家族の過ごし方を見たような気がします。
「移住」と聞くとハードルが高く思えますが、気負うことなく周りとコミュニケーションをとるうちに、地域になじんでいけるものなのかもしれません。

三重県、南伊勢町の移住情報はコチラ

★三重県移住・交流ポータルサイト「ええとこやんか三重」
三重県への移住の相談や体験談、空き家情報が紹介されています。
http://www.ijyu.pref.mie.lg.jp/

★みなみいせごこち~移住・観光PRサイト~
南伊勢町の空き家情報、移住に関する補助金の紹介、体験談などが掲載されています。
https://www.town.minamiise.lg.jp/iju/index.html

■関連情報
つづきは南伊勢町で

つづきは三重で 「三重県の実は…海も山も、星空も!アウトドア天国」
https://www.mie30.jp/feature/6831
つづきは三重で 「『起業希望者向け 三重で実現する一歩先の移住』ツアーレポート」
https://www.mie30.jp/live/6401
つづきは三重で 「移住者のおかあちゃん集団がまちづくりをしている港まち」
https://www.mie30.jp/live/4958
つづきは三重で 「三重県の里山でリーダーになったのは東京からの移住者からだった」
https://www.mie30.jp/live/4952
つづきは三重で 「『移住しやすい街』最高ランク!伊賀に移住してきた陶芸家の暮らし」
https://www.mie30.jp/live/2466

 

 

 

ええとこやんか三重 移住相談センター 移住相談アドバイザー

清水

プロフィール

関東出身。保育士として働いていた経験あり。三重県には縁が無かったがひょんな事からアドバイザーになる。三重県出身ではないので1ヵ月に1回三重県を回り、各自治体に話を聞き、案内をしていただいたり、移住者と話をする。今ではすっかり三重大好きっこ。現在の目標はお餅街道三重の餅を全種類制覇!

相談員から一言

三重県の方達は明るくて優しい方が多く、県外の私にも親切に案内をしてくれたり、地域のお話しをしてくれます。実際に移住した方も、大自然を楽しみながら暮らすことはもちろん、地域の方との交流を楽しんでいる方が多いように思います。移住者も地域の方も皆さんその地域をとても大切にしています。人口が減り伝統が途絶えようとしている所もありますが、次の世代に伝えようと努力している方もたくさんいます。伝統、山、河、海、森、畑、田んぼ、人との繋がり。都会には無いものが三重にあります。ぜひ一度三重へおいない。