地域のトピックス

市町村紹介シリーズⅠ この人に聞いてみました!【和水町・南関町】

熊本県の各市町村をご紹介します。シリーズⅠでは受け入れてくれる役場の担当の方、移住支援員さん、先輩移住者さんなど色々な方に登場していただき、地元の魅力や暮らし、移住を検討中のあなたへのメッセージをお届けしていきます。

6回目は【自然豊かな暮らし/和水町・南関町 あらたま地域

県北の熊本市と福岡市の中間に位置する荒尾・玉名(あらたま)地域は荒尾市、玉名市、玉東町、和水町、南関町、長洲町の2市4町で構成され、海と山、田舎と都市との間で《ちょうどいい環境》が魅力的です。あらたま地域の魅力を3回に分けてご紹介します。

【和水(なごみ)町】
人口は約9700人で福岡県八女市に隣接し、菊池川の清流や山々に囲まれた自然あふれる環境です。多くの国宝が出土した江田船山古墳やアルカリ性単純温泉でph値が10前後と良質な泉質を誇る三加和温泉は県内外から多くの方が訪れています。子育て支援も厚く、高校3年生までの子供の医療費全額助成、出生祝い金などがあります。
和水町移住定住

【南関(なんかん)町】
人口は約9500人で福岡県大牟田市に隣接し、江戸時代には参勤交代の関所が置かれ、交通の要衝として栄えました。熊本人にはおなじみの“南関あげ”や“南関そうめん”の里です。南関町も子育て支援が充実、保育料助成、家庭内保育世帯応援金、子どもインフルエンザ予防接種助成、小中学校給食費助成などがあります。
●南関町:住んでよかったプロジェクト

自然豊かで暮らしやすい、和水町と南関町からは、和水町の地域おこし協力隊として活躍中の松下元気さん、南関町の地域おこし協力隊卒業生の森本和臣さんにお話しを伺いました。「地域おこし協力隊」にご興味がある方も必見!

《和水町の松下さんにインタビュー》

(町花であるひまわりの畑を畑を和水町青年団のみなさんと耕作)

 松下さんは北海道のご出身ですが奥様が熊本県玉名市のご出身なので、子育てを機に熊本へ移住を検討、玉名市に近い和水町でちょうど地域おこし協力隊の募集があり着任されました。

【自然が豊か】
農家さんや家庭菜園をされている方が多いので、お米、野菜や果物をお裾分けしていただくことが多いそう。先日まで頂いたみかんといちご、メロン、スイカなどフルーツで冷蔵庫がパンパン、季節が移ろうごとに旬の食べ物を頂けるらしくなんとも贅沢な環境でうらやましい!!
温泉も某旅行雑誌で九州No.1美肌の湯にも選ばれた三加和温泉があり、泉質のいい温泉になんと300~400円で入れます。温泉好きな松下さんにとっては天国!のような環境とのこと。
水も綺麗で嬉しい!家庭の水道は基本的に井戸水なので、夏でも冷たくて美味しい水が蛇口から飲めますし、町内には湧き水スポットもいくつかあるそうです。
松下さんは地域おこし協力隊を卒業後は、和水町で就職をされるおつもり。地域おこし協力隊として活動を続けていくと、町の中に色々な知り合いができ、数社からスカウトされたとのこと。地域おこし協力隊として、地域に溶け込んでそこで自分のファンを作り定住につなげていく、これは地域おこし協力隊の卒業後を考えるよい例かもしれませんね。

(ミュージシャンの顔も持つ松下さん)

「自信をもって和水町に来てよかった!」とおっしゃったのが、とても充実した生活を送っていらっしゃるのだなと思いました。

(娘さんもいなかでのびのび成長)

【松下さんからのメッセージ】
和水町は移住者や地域おこし協力隊OB・OGも多く、移住者の受け入れには寛容な町です。車で20~30分圏内の近隣の市には大きいスーパーやショッピングモールもあります。ほどよい田舎で新しい生活を初めてみませんか?ナゴミにきなっせ!!

《南関町の森本さんへインタビュー》

森本さんは福岡県北九州市のご出身。出勤途中で交通事故にあい、1年半の入退院を繰り返す中、図書館で借りた『地域おこし協力隊の事例集』を読んでこの制度を知った。その後南関町の募集を発見し、長男なので両親のことを考えると九州から出られないし、北九州から高速で約1時間半の距離であることや1期生の募集だったので、町も担当者も自分も“0スタ-ト”なので新たな挑戦が出来ることに魅力を感じて応募されたそう。現在は地域おこし協力隊を卒業し、南関町に定住しライダーズハウス&コミュニティスペースを運営されています。


(四季折々の花木が咲き乱れ、いこいの場として人気の大津山公園)

【森本さんの思う、南関暮らしは都会とはこんな違いがある!】
都会と違って電車や車の騒音、ネオンの光などは家の周りに全くありません。代わりに朝は鳥のさえずりで目覚めることがリアルにあるそう。夜は光が少なく空気も澄んでいるので星の明かりがとても綺麗。カエルの鳴き声がうるさかったりクモが自宅警護してたりすることもあるようですが・・・まあそれもご愛嬌。道の草刈りや神社の行事など、住民が地域を守っているということを実感でき、そういったことを通じた近所の人とのつながりが絆を深め、野菜の差し入れはしょっちゅう!!

【地域おこし協力隊卒業後の活動について】
着任時に、築100年前後の趣のある古民家の6LDKに一人で住むことになり、この広い家を有効活用したいとすぐに考え始めたとのこと。友人と長野県や岐阜県のライダ-スハウスを利用した経験から、たくさんの人が集まりワイワイガヤガヤしたことが楽しかったのを思い出し、自分もそんな事がしたいと、卒業後に民泊・ゲストハウス的な施設運営をイメージしたそう。地域おこし協力隊起業支援補助金を使用し、自宅改修や石窯・かまどなどを少しずつ整備して利用者に楽しんでもらえる施設環境を整え、今年6月にライダース&コミュニティスペース『俺家』をオープン!(未完成だが少しずつ完成に近づけているそう)

森本さんの手作り窯のピザは絶品ですよ、ぜひあらたま地域のご訪問の際にはご利用ください!!

(具いっぱいのピザと、五右衛門風呂!!)

ライダース&コミュニティスペース『俺家』

あらたま地域では、熊本県北、荒尾玉名地域の地域おこし協力隊有志による組織「あらたま地域おこし協力隊ネットワーク」(TAN)があります。協力隊による協力隊のための組織であらたま地域を盛り上げる活動をしています。そして森本さんはこのTANの代表でもあります。
※メンバーの紹介などは、noteを見てみてくださいね。

◎ここで突然クイズです。

(和水町編)

2019年NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」で中村勘九郎さんが演じた主人公、和水町出身で箱根駅伝の創設者、「日本マラソンの父」と呼ばれた金栗四三さん。日本人で初めてオリンピックに出場した金栗さんが樹立した大記録は以下のうちどれでしょうか?
①マラソン最速記録
②マラソン最遅記録
③オリンピック史上最年少出場
④オリンピック史上最高齢出場
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答え:②マラソン最遅記録 [54年と8ヶ月6日5時間32分20秒3]
1912年ストックホルムオリンピックマラソン競技に、日本人として初めてオリンピックに出場。しかし残念ながら競技中に熱中症でリタイア。記録は「行方不明」。時が経ち、1967年にストックホルムオリンピック開催55周年の式典に招待され、オリンピック委員会が用意したゴールテープを切ると「日本の金栗、ただいまゴールイン。タイム、54年と8ヶ月6日5時間32分20秒3、これをもって第5回ストックホルムオリンピック大会の全日程を終了します。」とアナウンスされました。金栗さんはゴール後に「長い道のりでした。この間に孫が5人できました」とコメントしたそうです。
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(南関町編)
南関町の特産品である『南関あげ』は、揚げる前のサイズと揚げた後のサイズはどれくらい違うでしょうか?

①変わらない
②約2倍
③約4倍
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答え:③約4倍

《南関あげとは?》南関町に古くから伝わる揚げ豆腐で、昔から家庭料理で親しまれた伝統食品です。一般的な揚げ豆腐は夏場の保存が難しいですが、南関あげは水分を極力減らして揚げるため、一般的な揚げ豆腐や油あげより水分の含有率が低く、長期保存が可能です。常温で約3ヶ月持ちます。だしや水分がしみやすく、食感がふっくらジューシーです。熊本のいたるところのスーパーに売ってあり熊本の家庭には欠かせない食品で、お味噌汁や煮物、いなり寿司、巻き寿司などに使われます。東京の銀座熊本館にも販売してありますよ。

くまもと移住定住 支援センター 相談員

清原

プロフィール

熊本県熊本市出身。アウトドアが好きで海や山、温泉など熊本の自然を満喫しています。自宅には自前のキャンプ道具がいっぱい。また、学生の頃はバックパック旅行も好きで、社会人になってからは旅行業界に従事し、旅行の企画や添乗、観光プロモーションをやっていました。

相談員から一言

山あり、海あり、川あり、温泉あり、キレイな水あり、くまモンあり。45市町村、それぞれの自然や温泉や文化的遺構や産業があり様々なライフスタイルが選べます。あのあこがれの景色のその中へ。熊本へきなっせ。