地域のトピックス

ふくい“住”人シリーズvol.4~ヘネシー・クリストファー・ロバートさん(勝山市)~

より良い子育て環境を求めて~
ヘネシー・クリストファー・ロバートさん(勝山市)

3回連続「幸福度ランキング日本一」の福井県には、17市町の個性ある暮らしがあります。
そこで暮らす人たちが培ってきた地域力・“生”活力・県民力こそ「ふくいの魅力」。
その魅力について、移住された人を紹介することで知っていただければと思っています。
本シリーズ第4弾として、“福井移住人”(ふくいいじゅうびと)の
勝山市のヘネシー・クリストファー・ロバートさんをご紹介します。

◇どうして移住したのですか?
2003年、州立メリーランド大学在学中に兵庫県の神戸大学で交換留学生として1年学び、
大学卒業後、日本政府のJETプログラムで兵庫県尼崎市の高校にて、ALTを4年間務めました。
その後2013年から福井大学に勤務。2017年に息子ができたことをきかっけに、
子育てに適した家や環境に関心を持ち、県内及び近隣県の中古物件を見て回るようになりました。

勝山市に移住したのは、インターネットで偶然見つけた条件に合う中古物件があり、
見に行って一目惚れしたのがきっかけ。
そこから勝山市への移住の可能性を本格的に考え始めたものの、当初は
①今後のキャリアが制限されること、②職場から遠くなること、③雪(特に屋根の雪下ろし)、
妻は①雪、②今後のキャリアが制限されること、③虫や動物等が不安で、
勝山市出身の友人や市内在住の上司、勝山市の移住相談窓口等に相談しては毎日のように
夫婦で話し合いました。
最終的には「子育てに良い環境」を最重要視することとし、のどかな環境はもちろん、
子育て支援日本一」を目指し妊産婦や子育て世代への支援制度が充実した勝山市に移住を決断。移住者に対する補助や支援が手厚いことも、決断を後押ししたところです。

◇今住んでいる町、その土地の魅力は
勝山市は「田舎」であるとのイメージがあり、確かに田園風景や山並みが綺麗で
空気や水が美味しく田舎の魅力がたくさん詰まっていますが、
一方でスーパーや飲食店なども多数あり、住み始めると思っていた以上に不便を感じない。
米国人の私にとって勝山は、「田舎」というより「郊外」の町。
住まいから福井市の職場へも朝のラッシュ時以外は車で40分程度で、車から見る山並みや
町並みが美しく運転も苦にならない。大阪や東京で満員電車での通勤経験がある妻も、
移動のストレスがないことをとても喜んでいます。

住んでみて思うのは、町も人も皆が子供に優しいこと。近所の人も、子供の名前を覚えて
声を掛けてくれます。恐竜博物館やその周辺をはじめ、子供が遊べる小さな公園が町の
至る所にあり、夏には水遊びができる綺麗な川が、冬には雪で遊べるスキー場が近くに
あるので、遊び場にもあまり困りません。
私の一番のお気に入りは、近所の散歩。田園や川沿いを歩くだけで季節毎の絶景が楽しめ、
豊かな自然の中で子どもはたくさん体を動かしながら様々なものに興味を持ち学んでいく。
地元の人にとっては当たり前かもしれない風景や環境が、都会の郊外育ちの私達夫婦に
とっては一つひとつが尊く感動的です。

◇現在の仕事や活動について、また将来の夢について
大学では英語のほかに、自分の専門分野である日本学や日本語学を日本人や外国人留学生に
英語で教えています。学生達は議論を通して日本の文化や歴史、言語をより深く理解し、
学んでいます。また、「課題探求プロジェクト」の授業では、福井県の魅力を国内外に
発信するための様々な媒体(県内の日本酒蔵や体験型の観光アクティビティを紹介する
パンフレットやウェブサイト等)を学生が作成したりしています。
これらの活動を通して国内外の学生が地域のことを深く知り、その内容を広くPRする
ことで地域振興に繋げる活動にも力を入れていきたいですし、このような経験を活かして、
勝山市の地域振興に貢献し得るPR活動等、個人的にも積極的に関わっていきたいです。

◇移住を検討する方へ助言することがあれば
車と仕事さえ確保できれば、適度な利便性がある中で「田舎」暮らしの良さを満喫できる
素晴らしいところです。特に都会やその近くから移ると、日々の暮らしの中のストレスから
一気に解放され、生活の質が向上し価値観が変わるのを感じると思います。
マイホームに関心がある方は、県内の他地域に比べても安価に購入ができ、条件を満たせば
さらに市の補助を受けられるなど移住がしやすい制度・環境が整っています。
特に私達と同じ子育て世代で、子供をのびのびとした環境で育てたいと思う方
女性も当たり前に働く環境で子育てをしたい方、美味しい水や空気、お米、野菜等を食べて
健康的な生活を目指したい方
にお勧めです。
是非一緒に地域を盛り上げていきましょう!

◇移住年・出身・家族構成・職業等
2020年3月移住。米国メリーランド州出身。3人家族。福井大学国際地域学部講師。

*勝山市役所ホームページの広報かつやま「U・Iターンコラム」でも紹介されていますので、
併せてご覧ください。
https://www.city.katsuyama.fukui.jp/site/ijukoramu/11742.html

(注)JETプログラム:語学指導等を行う外国青年招致事業(The Japan Exchange and  Teaching Programme)の略称。
ALT:Assistant Language Teacher と呼ばれる外国人英語当教育補助員。

今回ご登場の移住者や勝山市の移住や地域のことに関しては、下記にお尋ねください。
・勝山市商工観光・ふるさと創生課 TEL:0779-88-8105
MAIL:iju@city.katsuyama.lg.jp
移住定住支援ポータル:https://www.city.katsuyama.fukui.jp/site/iju/

ふるさと福井移住定住促進機構東京オフィス 福井県移住相談員

神林

プロフィール

東京都文京区出身。「地方自治の振興に寄与する」ことを基本理念としていた出版社に勤務。企画部門時代に、47都道府県の各地で地域振興に関わる仕事を経験。その後、表参道で新潟県の移住相談を務め、2018年4月から「ふるさと福井移住定住促進機構東京オフィス」の相談員となる。

相談員から一言

「全47都道府県幸福度ランキング」にて、2014年、2016年、2018年と3回連続「幸福度日本一」となった福井県。これら3回の評価のもととなっている地域力と県民力こそが、他県と一味違う「ふくいの魅力」です。
自慢の海、山、川、里、雪などの天然自然の恵み、ものづくり力や“生”活力など、17市町の個性ある暮らしを皆さんの眼と身体で感じてみてください。