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神奈川の気になる待機児童数

神奈川の気になる待機児童数 | 地域のトピックス

「東京では保育園に入れない、神奈川も同じですよね?」
相談者さんから、たまに聞かれます
「働きたいけど、保育園に入れなきゃ働けない。。。」
これもよくお聞きします
はたして実際のところどうなのでしょうか

3つの政令指定都市と1つの中核都市を擁する神奈川県の気になる待機児童数について書いてみましょう
2020年度4月1日現在の神奈川県の待機児童数は496人
現在の集計方法に変わった2002年度以降、最も少なくなっています

この1年間で保育園の定員数が7125人分増えていて、園児の受け入れが進んでいます
一方で保育園や認定こども園の申し込み者数も6251人増という状況です

市町村別待機児童数(2020年4月1日現在)
横浜市 27
川崎市 12
相模原市 8
横須賀市 45
平塚市 15
鎌倉市 59
藤沢市 20
小田原市 14
茅ケ崎市 0
逗子市 22
三浦市 0
秦野市 7
厚木市 1
大和市 0
伊勢原市 44
海老名市 24
座間市 69
南足柄市 0
綾瀬市 27
葉山町 52
寒川町 4
大磯町 15
二宮町 2
中井町 0
大井町 14
松田町 1
山北町 0
開成町 8
箱根町 0
真鶴町 0
湯河原町 0
愛川町 4
清川村 2

県西部に待機児童数0の市町村が多いですね
待機児童数はあくまでも待機児童数であって
0の市町村でも申し込んだら必ず入れますという事ではありませんが
目安にはなるのではないでしょうか

この待機児童数を見て、「横浜・川崎でもこんなに少ないの?」と思った方もいる事でしょう
”待機児童数”の他に”保留児童数”という数字があります
すごく簡単に説明すると、保育園等に利用申し込みをしているが利用できていない児童の数
「あれっ?!それって”待機児童数”じゃないの?」という声が聞こえてきそうですね
では”待機児童数”とは?
”保留児童数”から家庭的保育(保育ママ等)、一時保育・一時預かり利用者数、育休取得者、自宅で求職活動されている方等を引いた児童の数
なのでこの”保留児童数”も気にしてほしいかなと思います

ちなみに横浜市・川崎市・相模原市・横須賀市の3政令指定都市と1中核都市の”保留児童数”の合計が6609人となっています
どうしてもこの辺の地域は多いですね
この”保留児童数”もやはり、県西部が少ないですね
また市よりも町・村の方が少ないです

ちなみに、”保留児童数”0は山北町・真鶴町・湯河原町
一桁なのが、南足柄市4・二宮町4・清川村2・中井町1・箱根町1
この辺は、ほぼ全員が利用できている状況です

【結論】
お仕事の関係等で保育園利用がマストの方は、この辺の地域を検討してみてはいかがでしょうか

とは言え、神奈川県の場合、家庭的保育(保育ママ等)や、一時保育・一時預かりの他、認可外保育園や私立の保育園・幼稚園、ベビーシッター、NPOなど民間の子どもの遊び場の提供等々、様々な選択肢を組み合わせて利用しているママさんも沢山いらっしゃいます
色んな選択肢があるっていうのも、ケースによっては強みになるのかもしれませんね