地域のトピックス

「UターンしてからIT系NPOを7年運営して感じた青森IT事情を全部話します。」を開催しました!

2/8(土)、青森県でのITワークにご関心をお持ちの方を対象に、
「UターンしてからIT系NPOを7年運営して感じた青森IT事情を全部話します。」を開催しました!

青森県ではここ数年、ITワーカーのUIJターン促進に力を入れており、
都内でのイベント開催やモニターツアーの実施など、様々な活動を展開中です。
今回は、昨年秋に開催されたITイベントのフォローアップイベントという形で開催。
新規で参加された方も含め、同じ思いを持つ皆さんの「同窓会」のような雰囲気で進みました!

ゲストトークはIT系NPOを運営する本田さん

青森IT事情を「全部」話してくれたのは、あおもりIT活用サポートセンター(AOIT)で事務局長を務める本田政邦さんです。
AOITは、青森県のITリテラシー向上などを目的に活動しています。

○本田 政邦さん(青森市へUターン)

NPO法人あおもりIT活用サポートセンターHPより

・ NPO 法人あおもりIT 活用サポートセンター 事務局長理事
・ GRAVITY CO-WORK(月額会員制コワーキングスペース)管理人
・ 青森明の星短期大学 非常勤講師
1982年、青森市生まれ。
都市部の大手HR 系企業を中心として、営業部門に10年ほど従事。
年間300名以上の求職者カウンセリング・職業紹介やネット回線などのセールスを経験後、2013年に青森市にU ターン。
あおもりIT 活用サポートセンターに参画し、県民のIT利活用向上をミッションに奔走中。

自身のUターン経験を踏まえた本多さんのお話は、すべてがリアル!
実際に移住に結び付いた具体的な事例、移住実現のためのポイントなどを1時間にぎゅっと詰め込んでくれました。

本田さんはどうやってUターンを決めた?

転勤族だった親と一緒に、様々な場所で暮らした経験がある本田さん。
東京で社会人生活を過ごしていた時、青森で暮らす両親から「そろそろ帰ってきてくれないかな…?」とお願いされ、仕事を決める暇もなくUターンしてきました。
ある日、県内で開かれた情報発信のセミナーに参加したところ、関係者から声を掛けられ、
それがきっかけで営業畑からのキャリアチェンジが実現しました。

県内IT企業って、どんな感じ?

ところで、皆さんは求人情報を探すときはどんな方法を使っていますか?
大手転職サイトなどで県内のお仕事情報を探してみると、条件を絞り込んでいくうちにほんの1,2件の情報しか出てこなかった…というのが現状…
一方で、青森県が発行している「IT関連企業ガイド」を見てみると、ここに掲載されているだけで82社ものIT企業があることが分かります。

そして、この掲載企業の7割は「業務用ソフトウェア開発」をしているSIer企業。
服装はスーツ。まだまだ私服で働いているWeb系の企業は少なそうです。

求人の探し方

ところで、みんな求人はどこから探しているの?
どんな方法で人材を採用しているの?その答えがこちら。

・紹介
・縁故
・ハローワーク
・自社サイト
・たまに新聞折り込み

都市部での転職活動や新卒の就活とは大きく違いますね。
あまり良いイメージがないかもしれない「縁故」ですが、実は地方においてはとっても大事な要素。
信頼関係を大事にしているゆえ、あえてハローワークに求人を出していないというパターンも数多くあります。

気になるお金とITリテラシー

お金事情は…

一般企業のITリテラシーは…

ブロードバンド普及率やスマホ普及率などなど、お尻から数えた方が早い青森県…
まだまだ課題がありそうですが、それはつまり、チャンスに溢れているということではないでしょうか!
ライバルも少ないと思います。

実際の移住事例は?

さて、ITワークで移住を実現するためには、どんなパターンが考えられるでしょうか。

1.青森県内の地元IT企業に転職
最もイメージしやすいパターンですね。

2.都市部で雇用されたまま青森在宅ワーク
注目のリモートワーク!ここ数年でどんどん事例が増えています。
お給料や仕事内容は都市部で働いていた時とほぼ変わらず、場所だけを変えて仕事をします。
時折本社に出社することはあるものの、基本的には会議もオンラインで参加。
そのぶん、自己管理が大事になってきますが、家族との時間や自分の時間を捻出しやすくなりそうです。
今の勤務先でそれが難しければ、リモートワークを推進している企業への転職もありですね。

3.サテライトオフィスの立ち上げ
自身が務めている会社のサテライトオフィスを青森に開業!
会社をどのように口説き落としていくか、戦略を練ることが大事ですね。

4.事業主として独立や起業
フリーランスとして活動、あるいは起業という選択肢もありですね。

どうやって行動する?

先ほども触れたとおり、人のつながりで人材を採用している会社も少なくない状況。
やはりこのようなイベントを活用して、情報収集したり“同志”と出会ったり…というのが意外な近道につながりそうです。
実際にITイベントがきっかけで移住が実現している事例や、人材の採用につながった数多く出ています。

また、県内の仕事だけに取り組んでいる企業が少ないという現状もあるため、
今のうちから複数の収入源を確保し、移住後に首都圏の仕事を持っていく、という戦略も考えられます。

まとめ

いかがでしたでしょうか!
ネットでは収集できない県内のリアルなIT事情が分かって良かった、という好評の声が上がっていました。
その後の懇親会も参加させていただきましたが、大変盛り上がってなんだか新しいことが始まりそうな展開も…
改めて、県内のITワーカーは横のつながりを大事にして、支えあって仕事をしているな~、と感じます。
先輩移住者の事例などをお伝えすることもできますので、ITワーカー志望の方も、ぜひあおぐらにもご相談にいらしてくださいね。

青森暮らしサポートセンター 移住・交流相談員

プロフィール

生まれも育ちも東京!大学では地域社会学ゼミに所属し、卒論で地方移住の動向について研究。ゼミで津軽を訪れたことがきっかけで青森が大好きになり、以来オタク活動を開始。ベンチャー企業での広報担当を経て、2016年よりふるさと回帰支援センター事務局にて勤務、2017年より「あおぐら」移住・交流相談員となる。

相談員から一言

本州最北端に位置し、東は太平洋、西は日本海、北は陸奥湾に囲まれた特別な場所とも言える青森では、実に多様な暮らしが営まれています。暮らしの知恵が生きた食文化や伝統工芸、シャイだけど一度仲良くなれば人懐こい県民性…ディープな魅力に溢れる青森には、出身を問わず人の心を掴んで離さない力があると感じています。だからいつかは戻りたくなるんですよね。
「あおぐら」は青森で暮らしたい、青森とつながりたい皆様を全力で応援します!待ってるはんで!