移住ストーリー

移住して改めて知ったオフィスでの豊かな人との出会い。いつかは静岡市をプログラマーの都市に!

東京都→静岡県静岡市
2020年移住
成瀬 基樹さん
会社員

静岡県の県庁所在地であり政令指定都市である静岡市。そんな静岡市のコワーキングスペースにサテライトオフィスを構えることになったことをきっかけに2020年12月に移住した成瀬基樹さん。移住までの経緯や、東京の企業に所属しながら静岡市に住みテレワークを行うライフスタイルについてお話を伺いました。

コロナ禍で都心暮らしに疑問

愛知県出身の成瀬さんは、大学卒業後に東京のIT関連企業でのプログラミングの仕事を経て2020年にmyProduct株式会社(以下「myProduct」)入社、東京では世田谷区や渋谷区など都心部で暮らしていました。

「都心では日々プログラマーの集まりが何件も開催されていて選択肢が多く、そんな集まりに参加できる充実した生活を送っていました。ところが新型コロナウイルス感染症拡大に伴ってプログラマーの集まりもオンラインに移行し対面でプログラマーに会う機会も減り、家賃が高い都心に暮らすメリットを感じられなくなってきました」

このようにコロナ禍で都心暮らしに疑問を持ち始めた頃、成瀬さんの勤めるmyProductのサテライトオフィスを静岡県内に開設することが決まりました。

静岡市清水区の薩埵(さった)峠から富士山をのぞむ景色

静岡市のシェアオフィスに一目惚れ

場所の選定をする際に、myProductの代表からはサテライトオフィスの候補先として伊豆や熱海はどうだろうと提案されましたが、鎌倉市に住んだことがある成瀬さんは休日の人の多さから観光地に暮らすのは大変だという思いがありました。そこで会社のスタッフの家族が静岡市に縁があったこともあり2020年9月に静岡市内のコワーキングスペースを数ヵ所見学しました。
その中で事務的なオフィスとは違う雰囲気の「=ODEN(イコールおでん)」がひと目で気に入った成瀬さんは、ここでの開設を推薦。静岡市に新規進出する法人支援事業「Move Toしずおか(※)」を利用、1ヶ月分のシェアオフィス賃料や宿泊費・交通費の助成を受けて開設準備のため市内に滞在しました。

「その間に住まい探しもできて助かりました」

と、成瀬さん。11月には「=ODEN(イコールおでん)」にサテライトオフィスを開設、12月にはご自身の引越しをしてスピーディかつ経済的に静岡市民になりました。東京の都心で暮らすのは家賃が高いだけだと感じるようになっていたタイミングも後押しになり静岡市との縁が繋がったのです。

Move Toしずおか…市内シェアオフィスの利用料1ヵ月分を助成できる制度(対象は静岡市に新規進出する法人)

オフィスのキッチンで入居者仲間と和気あいあいと料理中(一番右が成瀬さん)

広い自宅での在宅ワークもシェアオフィス出勤も、どちらも快適!

成瀬さんは他の移住者や静岡市出身の人、様々なバックグラウンドの多種多様な人々がいる「=ODEN(イコールおでん)」での交流が楽しく、在宅でも可能で時間も自由な仕事であるにもかかわらず自然と同じ時間にサテライトオフィスに向かうようになりました。

「通勤は自転車で9分、歩くと25分くらい。10時過ぎに到着しお昼前まで仕事をしたら、ガラス張りで太陽の光が降り注ぐオフィスの真ん中にある共用のオープンキッチンでランチを作るために買い出しに向かいます。ニックネームで呼び合う入居者同士で可能な人が買い出しや調理をし、後片付けは皆でします。1食300円くらいのランチは鶏肉を2~3㎏買ってから揚げにすることもあり、時には夜ハイボールなどを飲みながらの会になることも。15時頃にはティータイム、19時頃までオフィスで仕事をする日々です」

移住してきた時には既に新型コロナウイルス感染症が拡大していたため、休日には不要不急の外出を控える日々が続いています。趣味のロードバイクで出かけるのも、マスクをしての運転は息が苦しくなるので遠出は我慢、駿河区の丸子峠にある大きな鯛焼きを食べに行くなど近くで楽しんでいます。

入居者同士でランチや、時には夕食を料理して食べることも!(一番右が成瀬さん)

出てくる必要がなくても出てきたいと思えるようなオフィスの維持をしたい

元々テレワーク可能な仕事だった成瀬さんのような職種の人に加え、テレワークが普及してきてオフィスに出てくる必要がなくなってきた人が増えています。静岡市に移住してきて素敵なシェアオフィスに出会い、オンラインではなくリアルに人と人とが顔を合わせることの重要性や楽しさを実感している成瀬さんは、

「オフィスに出てくる必要がなくても出てきたいと思えるようなオフィスの維持が目標。マスクなしの生活が出来るようになったらロードバイクで清水港などの港に出かけたり、太平洋岸自転車道をサイクリングしたりして楽しみたい」

と語りました。

人が優しく空気がキレイでストレスが少ない静岡市をプログラマーの都市に!

最後に、静岡市で暮らすポイントと今後についてうかがいました。

「移住前と同じ家賃でも部屋の広さが全然違うのでテレワークをするのもストレスが少なく、生活に必要な買い物にも困らない都市機能がある静岡市はテレワークで働ける人にとってかなり暮らしやすい。通勤が必要な人でも満員電車に乗らなくて済むのは大きなメリットです。東京では車の排気でサイクリング中に涙が出ることもありましたが、空気が澄んでいる静岡市ではそんなこともなく、車のドライバーが皆自転車を優先してよけてくれるという優しさにも触れることができてとても快適!このまま静岡に定住し、高い建物が少なく空が広くてよく見える静岡市をプログラマーの都市にするのが究極の目標かもしれません」

愛車のロードバイクCR-1