【継業を知るセミナー】継業の事例を紹介 ~世羅町にあるコーヒーハウスの継業~ |地域のトピックス|FURUSATO

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【継業を知るセミナー】継業の事例を紹介 ~世羅町にあるコーヒーハウスの継業~

【継業を知るセミナー】継業の事例を紹介 ~世羅町にあるコーヒーハウスの継業~ | 地域のトピックス

2021年2月20日(土) 13:00-14:30 に開催する「継業を知るセミナー」では、主催者の広島県事業引継ぎ支援センターから、事業継承のマッチングを行った事例をご紹介いたします。

そのセミナー前に、このページでは、これまでの継業事例の1つをご案内いたします。
こちらの事例をご覧いただいて、ぜひセミナーへのご参加をお願いいたします!

事業引継ぎ概要

譲渡先:コーヒーハウスケント
譲受先:石岡弘充(後継者バンク)
譲渡方法:事業譲渡
引継ぎ時期: 令和2年6月(最終契約、決済)
支援方法: 3次対応案件(センター内でのマッチング)

事業引継ぎの経緯等

【相談経緯】

■ 譲渡先は、広島県世羅郡世羅町で業歴約40年の地域の喫茶店として営んできた。
世羅町内における知名度や評判は高かったが、二代目現代表には後継者がなく、地域の発展、常連客の憩いの場としての維持してもらえる意欲ある若手経営者を探すために、世羅町商工会を介して、広島県事業引継ぎ支援センターヘ相談。
令和元年12月に初回トップ面談(3先目)を実施した際に、譲受希望先の人柄や接客業としての人当たりも含めて好印象を抱いた。
その後、最終契約に至るまで終始前向きかつスムーズな条件交渉が行われた。

■ 譲受先は両親が高齢であり、東京から実家のある福山市にUターン帰省するにあたり、様々な職種に携わってきた知識と経験を活かすため起業を検討され、当センターヘ直接相談。
過去に飲食業に携わり調理師免許を取得済みであることと、WEB関連のマーケティング企業に勤務したノウハウを所有していること、将来結婚予定のパートナーも調理師免許を取得しているとの情報から、コーヒーハウスケントとのマッチングを提案。
業種、エリア、事業規模等興味を抱かれた。

■ 課題であった資金調達については、連携のある地元金融機関(登録民間支援機関)を紹介し、譲渡代金+運転資金の工面についてもサポートした。

■ 令和2年4月初めより店舗内でコーヒーの焙煎、調理方法の伝授、常連客への挨拶、メニューの改定なと事業引継ぎ準備を開始。
令和2年5月末に最終契約を締結し譲渡は完了した。
前経営者夫婦も無理のない頻度で店舗に顔を見せる等、常連客の相手を含めた承継後のサポートを実施している。

■ 本件最大のポイントは、譲渡企業が譲渡代金云々よりも、地域の発展及び常連客の憩いの場の維持発展を優先したことである。
オーナー夫婦の人柄、店内の居心地の良さ、小規模ながらも毎期安定した財務実績、永年地域に愛されていた点が、創業希望者(後継者バンク)の不安感を払拭し、譲受を決断するための好材料となった。
広島県事業引継ぎ支援センターが携わることで、譲渡先(後継者不在) 、譲受先(創業希望)、商工会(地域の維持発展)、金融機関(新規融資先の開拓)との連携により、それぞれが~事業譲渡を通じたメリットを共有する好事例となった。

【広島県事業引継ぎ支援センターでの対応内容】

■法人新設等法人新設など諸手続きやアドバイスに株式会社シーワークスを紹介。
■「売り」、「買い」双方の意見交換ならびに基本合意形成にむけ司法書士専門家派遣。

その他の事例紹介もございますので、こちらをご覧ください。

事業引継ぎや、後継ぎ、継業、事業承継にご興味のある方は、
ぜひ、2月20日のセミナーへのご参加をお願いいたします!

2月20日のセミナーについてはこちらをご覧ください。