移住相談員紹介

「やまなし暮らし支援センター」移住専門相談員 齋藤さんインタビュー

東京に近いのにちゃんと田舎。ゆるくつながる暮らしも、しっかり支えあう田舎暮らしも実現できます

齋藤さんは山形県出身。大学卒業後は富士吉田市の地域おこし協力隊として活躍し、その後は一般企業へ就職。移住相談員に至った経緯や仕事内容、山梨県の魅力などをうかがいました。

齋藤さんインタビュー(2019年着任)

-相談員になったきっかけについて教えてください。

私は山形県出身でして、大学進学で神奈川県に引っ越しました。在学中にゼミ活動の一環で山梨県を訪れた際に地域の方にとてもお世話になり、山梨県に対して良いイメージを持っていました。元々地域愛があり地域に関わる仕事をライフワークにしたいと思っていましたので、大学卒業後は富士吉田市の「地域おこし協力隊」に着任。富士吉田の食や自然、歴史などの魅力をWEBやイベントを通して発信していく業務などを担当しました。

富士吉田は東京から近いのに、山梨県独特の地域性が感じられる大変興味深い街です。お水や郷土料理のうどん、地元商店の名物メニューなど美味しいものもいっぱいなのですが、それ以上に魅力的なのが地域の方々の温かさです。協力隊として活動中にも「若い人のチャレンジを応援したい!」「地元の良さを発信してほしい!」など温かく迎え入れてくださる地域の方がたくさんいたお陰で、地域交流を深め自分の力を発揮できる場面が多くありました。公務員の方や生産者など様々な立場の街の人たちと一緒にたくさんの活動に取り組んだことを覚えています。

地域おこし協力隊時代の様子

協力隊を卒業後は一般企業にも勤めましたが、やはり地域や自治体とダイレクトに関わる仕事がしたいなあと考えていたことも。ちょうどその時に「ふるさと回帰支援センター」の募集があることを知りまして、このお仕事ならお世話になった山梨の人たちに何か貢献できるのではと思い応募しました。

-相談業務で心がけていることはありますか?

相談者の家庭や仕事の状況を踏まえてどんな事を山梨に求めているか、山梨暮らしを何故考えているのかをお聞きするようにしています。相談者の年齢層は20代から70代と幅広く、山が好きというのは共通項なのですが、子育て環境の良さを求めて移住したい、リタイア後に自然豊かな環境で暮らしたい…等、目的も様々です。
県内は東京に近い「富士・東部地域」、桃と葡萄の栽培が盛んな「峡東地域」、県庁所在地の甲府市がある「中北地域」、温暖な気候で本格的な田舎暮らしが楽しめる「峡南地域」があり、それぞれ気候も特徴も違います。

希望の地域や移住の意思が固まっている相談者には、山梨暮らしをするにあたって必要な住まい・仕事の探し方などの情報をお伝えし、現地の相談窓口を訪れて体感してもらうことをおすすめしています。県の相談拠点が甲府市にあるほか、各市町村に移住相談担当者がいるので現地でもスムーズにご案内できます。移住する地域が決まっていない場合は、東京に近いという理由等で何となく希望している方も多いので、それぞれの地域の特徴や良いところ、不便なところをしっかりとお伝えするように心がけています。
また「ふるさと回帰支援センター」では月に数回、各市町村の担当者とお話しできる日を設けているので、こちらもご利用いただければと思います。

-印象に残っている相談者はいますか?

最初に担当させていただいた方で、北杜市にお住まいのご兄弟から暮らしぶりの良さを聞いていた様子でした。飲食関連の会社にお勤めで、移住して現地でお店を開業したいと相談を受けました。開業をするにあたってどんなエリアが良いのか、起業の相談窓口はあるのか、などとても熱心な様子でしたので印象に残っています。北杜市・韮崎市の移住相談窓口におつなぎし、実際に現地で経営しているお店を訪ねてみることをアドバイスさせていただきました。
その後現地の相談員さんより、韮崎市に移住を決めて開業の検討を進めているとご報告を受け、とてもうれしかったです。

お子さんの学習環境を考えて移住を検討している40代のご夫婦の例では、ご主人の仕事を変えることができないので東京から通える地域での移住を希望されていました。丹波山村や小菅村の山村留学制度などをご紹介して検討していただいていますが、その後、市町村合同の相談会にもご家族で参加されていらっしゃいます。お子さんのことを第一にとても真剣に考えている様子が印象的でした。実現に向けて、今後もしっかりとサポートできればと思います。

齋藤さん

-最後に山梨県の魅力と、移住を考えている方へのメッセージをお願いします!

一言で言うと山梨県は「東京に近いのにちゃんと田舎」です。アウトドア好きにはたまらない山、川、湖のフィールドがあり素晴らしい自然環境が身近で、カフェや美術館、音楽ライブやワイナリー巡りといったアクティビティも満喫できる環境です。山梨県は人口約80万人の小さな地域なので、目の届く範囲に人間関係が構築されているのも特徴です。知り合いの知り合いが繋がっていたり、親戚がたくさんいたり、さまざまなコミュニティに所属している感覚に温かみを感じていただけると思います。地域によって、便利な市街地でゆるくつながる暮らしも、小さな集落でしっかり支え合う田舎暮らしも選ぶことが可能です。

もし相談者のみなさんのやってみたいことを実現できる場所が山梨県にあれば、それを叶えるお手伝いをさせていただければ嬉しいです。ぜひ、こんなことをしてみたい!こうなりたい!というイメージを持って、気軽に相談にいらしてください。

(※このインタビューは2019年におこないました)

やまなし暮らし支援センター 移住専門相談員

齋藤・渡邊

プロフィール

齋藤:山形県生まれ。大学のゼミをきっかけに山梨県富士吉田市へ移住。地域おこし協力隊として活動後、「東京から地域と関わる」ことを模索し、通販会社やふるさと回帰支援センターの全国移住相談員を経て、2019年より現職。ご当地グルメが大好きな一児の母。

渡邊:東京都北区出身。短大卒業後は東京にて就職。旅行業界を経て、山梨県には観光やキャンプ等で度々来訪していた。以前より親しみやすさを感じており、ご縁があって2022年4月より「やまなし暮らし支援センター」移住専門相談員として着任。

相談員から一言

齋藤:都会にも自然にも近いのが山梨県の魅力。海はないけど湖がある、高層ビルはないけど富士山や八ヶ岳がある、空港はないけど東京に日帰り往復できる。そして小さな県だからこそ人とのつながりで面白いことがたくさん生まれています。気軽な二拠点居住から本格的な田舎暮らしまで、皆さんの思いをぜひお聞かせください!

渡邊:山梨県は都心から近くアクセスも抜群なので、週末リフレッシュや二拠点居住にもおすすめです。都市部は利便性が高く、郊外は美しい農村風景が広がり、心が安らぎます。また、一年を通して温暖な気候のためとても過ごしやすいのも特徴。さらに新鮮な果物や野菜、水も美味しいため、お酒やワインも格別です!多種多様な移住のスタイルに応じていきたいと思いますので、ぜひお気軽にご相談ください。