移住相談員紹介

住んでみんで徳島で!移住相談センター とくしま移住コンシェルジュ 村社さんインタビュー

日本の原風景と国内屈指の通信環境 ギャップが面白い徳島県

島根県出身の村社さんは、旅行で訪れた徳島の自然や県民性に魅かれ、徳島県の相談員となった。その詳しいお話や、日頃の相談で心掛けていること、そして徳島県の魅力について伺った。

迫力ある山の景色が決め手となり、徳島の相談員に

-徳島県との関わり、また「住んでみんで徳島で!移住相談センター」で働き始めたきっかけを教えてください。

7~8年前に行った高知旅行で、県民性の違いに興味を持ったのが始まりです。出会ってすぐに「飲み行こうや」みたいな高知の人の人懐こさに驚きました。住む所が違うだけで人ってこんなに違うのかと感じたのを覚えています。そこからあちこち旅行に行くようになりました。

徳島県には2~3年前に旅行で一度行ったことがあり、三好市の阿波池田駅のホームから見た、迫るような山が印象に残っています。旅先でいろんな景色を見てきたつもりでしたが、インパクトは大きかったですね。
やがて町おこしなどに関心を持つようになりました。そうして、ふるさと回帰支援センターの存在と相談員の仕事を知りました。迷ったり悩んだりしている人の不安を解消する仕事って素敵だなと思い、2021年の4月から相談員として働いています。他の地域の募集もありましたが、迷わず徳島県の相談員に応募しました。

UターンとIターンの希望者が半々くらい

-どんな方が相談にいらっしゃいますか?また、どういった相談が多いですか?

多いのは30~40代の方で、男女差はほとんどありません。UターンとIターンの希望者が半々くらいです。Uターン希望といっても、半数くらいの方は実家がある場所とは違う地域を希望されます。県内はどこも山、川、海に近いのですが、より海に近い所、山が近くて街にも出やすい場所、といった具合に組み合わせのバリエーションが豊富です。徳島出身の方はそのことを知っているので、みなさん自分に合った場所を探されます。

Iターンの場合は、徳島について「四国の温暖な場所」という漠然としたイメージしか持っていない方も多く、よく「徳島県がどんな所か知りたい」と言われます。だからこそ、移住先を徳島と決めている人の多くは本気度が高いように思います。また、「藍染めが気になる」「ネットで見た清流の写真がきれいだった」といった徳島への興味をきっかけに運んでくださる方もいらっしゃいます。

-日々の相談業務では、どんなことを心掛けていますか?

なぜ、いま住んでいる土地を離れるのか。なぜ、徳島なのか。この2点は必ず聞くようにしています。移住についてのその人の考えや本気度が分かるので。また、できるだけ相談者の不安を解消できるよう、「心配なことはありませんか」「何度相談に来ていただいてもいいですよ」という言葉もかけるようにしています。移住を考えると不安なことがたくさんあると思いますので。

美馬市の「阿波踊り竹人形」

日本の原風景のような景観と通信環境の良さが魅力

-徳島県の魅力はどういった点でしょうか?

山、海、川、島があって、どこへ行っても景色がきれいです。日本の原風景のような景観が一番の魅力だと思います。そして、通信環境の良さ。県全域に光ケーブル網の整備がされていて、山間部でもインターネットがつながります。大都市のように人が多くないので、回線が混み合うこともありません。都市と地方を結ぶサテライトオフィスの開設数も国内トップクラスです。山間部にある神山町は、サテライトオフィスの発祥地なんですよ。

その神山町では、国内外から芸術家を招聘して創作活動を支援する「神山アーティスト・イン・レジデンス」という事業も展開しています。徳島駅からバスで1時間という過疎地ではありますが、閉鎖的でなく、積極的に人を呼び込もうとしています。都市部ではないのに通信環境が整っている点も含め、ギャップが面白いと思います。

新しい移住促進策を次々と展開している

-最近の徳島県ではどんな動きがありますか?

移住促進事業として、住居と移動をセットにしたサービスが始まりました。移住の初期段階はもともと住んでいた地域との行き来が多く、経済的な負担が課題となっています。その負担を軽減するため、賃貸物件の紹介と併せて、タクシーや航空機、高速バスといった交通機関に定額で乗り放題になるサブスクリプションサービスを提供するというものです。
県外の学生に向けた支援金「みんなでリスタート!徳島移住促進支援金(学生向け)」制度も始まりました。コロナ禍において新しい生活様式の導入・定着が進められているいま、多様な進路選択の機会を提案するとともに、県外から徳島県への移住を促す制度です。

また、東京2020オリンピック・パラリンピックでは聖火ランナーのサポートランナーユニフォームに藍染が使われる等、藍染めの魅力が見直されたように思います。 藍色はジャパンブルーと呼ばれ、公式エンブレムやロゴにも使われましたよね。徳島は「蒅(すくも)」と呼ばれる藍染料作りの本場です。県内には藍染めを体験できる施設がいくつもあるので、興味のある方にはぜひ体験してほしいです。

市街地の中心部にあるヨットハーバー「ケンチョピア」。徳島市を代表する景観

-最後に、移住を考えている方、悩んでいる方にメッセージをお願いします。

一人で調べていると、何が正しい情報か分からなくなることがあると思います。資料を取りに来るだけでもいいので、まずはお気軽にお問い合わせください。相談に来てくださった方にはできる限りのことをしたいですし、徳島の良いところをいっぱい知ってほしいと思っています。ご相談、お待ちしています。

住んでみんで徳島で!移住相談センター とくしま移住コンシェルジュ

村社

プロフィール

島根県安来市出身。高校卒業後、島根県内で就職。旅行で訪れた徳島県三好市で駅のホームから見える山の高さに驚く。同じ田舎でもなだらかな山が続く地元と、険しい環境での暮らしの違いは何か興味を抱き始める。
地方暮らしのサポートを通じて徳島県の魅力を発信するため、2021年4月からとくしま移住コンシェルジュを務める。

相談員から一言

徳島県は都市部の東部、マリンスポーツが盛んな南部、秘境のある西部の3つに大きく分かれています。関西や四国三県へのアクセスも良く、山も海もある自然が豊かで温暖な地域です。
そうかと思えば通信環境は日本屈指、都市と地方を結ぶサテライトオフィスの開設数は国内トップクラスという、これまでのイメージを変えてしまう意外な一面もあります。
バラエティーに富んだ徳島県での暮らしについて、是非一度ご相談下さい。