移住相談員紹介

「あきたで暮らそう!Aターンサポートセンター」Aターン(移住・就職)相談員 大沼さん・進藤さんインタビュー

自分らしいゆとりある秋田生活が待っています!

「あきたで暮らそう!Aターンサポートセンター」では、2人のAターン(移住・就職)相談員がみなさまをお待ちしています。秋田県生まれの進藤さん、笑顔が印象的な大沼さんに秋田の魅力や相談員になったきっかけ、移住相談のあれこれをうかがいました。

大沼さんインタビュー(2020年着任)

-秋田県で生活する魅力は何だと思いますか?

やはり豊かな自然です。東京やその周辺で暮らしていると感じにくい、四季の変化をはっきり感じられます。また、昔からずっと続いている地域のお祭りがあり、伝統工芸品(漆器、曲げわっぱなど)も根付いているので、生活の中で文化に触れられる土地柄でもあります。
移住した方々からうかがう実際の声で多いのは、時間の流れ方がゆったりしているということです。通勤時間一つとっても短くなるので、気持ちに余裕が生まれて、その分家族と過ごしたり、趣味に時間とエネルギーを使ったりすることが難しくないです。

-人と人とのお付き合いがしっかりしているイメージがあります。

雪かきとかで助け合うのが当たり前ですからね。お年寄りの家のお手伝いをして、お礼にもらう野菜や山菜は本当においしい!そうだ、山に行けば、山菜は豊富です!

-Aターンサポートセンターの相談員になったきっかけを教えてください。

私は生まれも育ちも仙台なのですが、祖父母が山形、秋田県境の出身です。大学の教育学部ゼミで食育などを研究していた関係から、秋田の農家に1週間泊まり込んだ経験があります。だから住んだことはないのですが、元々、秋田に土地勘も愛着もありました。
前職は東京で若い人のキャリア支援を3年ぐらいやっていました。新型コロナウイルスの流行で、皆さんそうだと思いますが、働くこと、生活、人のつながりとかいろいろ深く考えますよね。私も宮城に戻ることも含めていろいろと検討していましたが、ちょうど秋田県の相談員の募集が目に留まり、自分と同じように悩んでいる方の役に立つことができると思って転職しました。

大沼さん

-どんな方が相談にいらっしゃいますか?

秋田に何らかのつながりがある方が多いです。一方で「全く縁はないけれど農業や林業での暮らしに憧れて」という方や、「マタギに興味がある」と聞いて驚いたこともあります。
年代は20~30代の方が目立ちますね。子育て家族も単身者も。そのほか、親の介護や定年後の暮らしを考えてという方や、新型コロナウイルス流行後は、リモートワーク移住や起業の相談も増えています。
秋田に移住する前提で、仕事探し、働き方、子供の教育をどうするとか、やりがいのある仕事が見つかるのか、思い描いた生活が本当にできるのかという具体的な相談内容が多いです。でも、もちろん漠然と「秋田に住んでみたいなあ」という相談者の方も大歓迎ですよ。

-相談の際に心掛けていることは何ですか?

丁寧に話をうかがうことにつきると思います。いらっしゃる方にとっては、移住は人生の一大転機になることですから、秋田県、各市町村一体となって、相談者のニーズに合った情報提供が大切だと考えています。

-移住が成功するには何が必要だと思いますか?

情報収集が大事だと思います。仕事情報、子育て情報、住まいの情報等々を集め、「暮らせるかな?」「働けるかな?」とご自身やご家族でよく検討される事だと思います。

-最後に、移住を考えている方へ一言お願いします。

まずは気軽にご相談ください。仕事から暮らし等々、オール秋田で情報提供に努めております。移住の「はじめの一歩」は相談から!

JR秋田駅近くの「秋田市民市場」。「うまい!」がここにあると親しまれている

(※このインタビューは2021年11月に行われたものです)

進藤さんインタビュー

-まずは秋田との関わりと、「あきたで暮らそう!Aターンサポートセンター」で働き始めたきっかけについて教えて下さい。

秋田市の出身、就職も秋田が本社の会社でしたが東京勤務が長く、以来ずっと東京で暮らしています。相談員になったきっかけは、秋田県が首都圏で移住促進の事業を計画している際に、友人が定年退職後の私に声をかけてくれました。生まれ故郷に少しでも役に立てたらと思って始めました。

進藤さん

-秋田のお気に入りスポットや思い出の景色を教えてください。

スタジオジブリの背景を描いた男鹿和雄さんが現在の大仙市出身なんですが、この辺りに行くと『となりのトトロ』で描かれているような景色が広がっています。神社や田圃、古い蜂蜜屋さんがあるのですが、いつかどこかで見たことあるような風景なんです。角館で男鹿さんの原画展をやった時には秋田にこんなに人がいるのかってくらい賑わいましたよ。
また、仕事で秋田県内のほとんどを回ったんですが、まだ車が走っていなくて舗装もされていない昔の田舎の道を思い出します。秋田は西側が日本海に面しているのでマジックアワー(日没後の空が金色に輝く数分間)になる時が多いですよ。まるで映画の世界です。

-「あきたで暮らそう!Aターンサポートセンター」を訪れるのはどんな方が多いですか?

2018年度は642名、1日あたりにすると2.2人くらいが窓口を訪れています。‟働くところ”の相談が多いですね。その中でも、単に働く場所の相談ではなく、「地域貢献したい」「起業・開業したい」「スキルを活かしたい」「自立したい」「チャレンジしたい」などの声が多く聞かれます。
それ以外に相談が多いのが子育て関係ですね。都会ではなく、自分の生まれ育ったところで安心して子育てしたいと思う方が多いのだと思います。都会がダメだから田舎という理由ではなく、秋田で自立し、人生にチャレンジしたいという20~30代の相談者も多いですね。つまり生きがいや働きがいを求めているんですね。

-これまでの相談者、移住者の方で、印象に残っている方はいらっしゃいますか?

「無理して帰る必要ないと思うよ」「自分を安売りしないように」と相談者の方に言うことがありますね。田舎が幸せで都会が不幸せだとかということはないですし、逆に、若いんだから広い世界で羽ばたいたらどうだなどとも言ったりしています(笑)。ある意味その人や家族が幸せになればいいんですから。

-進藤さんが考える秋田県の魅力とは?

秋田に限った話ではないかもしれませんが、東京とは違う価値観があることが魅力ではないかと最近は思います。
あたりまえな話ですが、東京では必要なものを手に入れる際、基本的にはお金が対価として使われます。もちろん秋田でもお金は使われますが、地方暮らしの中にいると対価がお金だけじゃないんです。モノにもよりますが、物々交換もあるし、なにかの手伝いをした労働力でモノが手に入ったり、ご近所さんからおすそ分けでもらったりというのもありますね。何かを得る際にひとりで完結しないというか、誰かと繋がっていて何かが得られる環境があることが良いなあと思います。

-最後に、秋田への移住を考えている方にメッセージをお願いします。

「あきたで暮らそう!Aターンサポートセンター」に訪れる多くの相談者は「人生のヒント探し」に来られていると思います。そういう相談者のニーズにこたえられるよう、いつも的確で旬な情報を提供できるよう努めていかなければなりません。また、人と人をつなげる事も大切なことで、例えば、秋田に実際に移住した方を紹介したり、ネットではわからない秋田の実情などを伝えたり、首都圏での若者の集まりや懇談会の案内などなど、我々自身もチャレンジしていこうと思っています。

あきたで暮らそう!Aターンサポートセンター 移住・交流相談員

大沼・進藤

プロフィール

大沼:宮城県仙台市出身。大学卒業後は静岡県で就職し、4年ほど暮らす。その後、上京し、学生や若者を対象としたキャリア支援に従事。2020年10月から「あきたで暮らそう!Aターンサポートセンター」のAターン(移住・就職)相談員に着任。

進藤:民間会社を定年退職。友人の誘いで、2014年6月から秋田県の移住促進のお手伝いをすることになり、現在は秋田県の非常勤職員としてAターンサポートセンターにてAターン相談員を務める。

相談員から一言

大沼:秋田県への移住と一言で言っても、移住された方それぞれに生き方や働き方があると思います。一人一人のお話をしっかり聞き、その方にあったサポートができるよう頑張ります。
移住、就職だけに限らず、何か不安なことや、お困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。Aターンサポートセンターでお待ちしております!!

進藤:「秋田で暮らしたい、働きたい、帰りたい」という来訪者に県内の市町村や関係機関と連携しながら有意義な情報の提供に取り組んでます。