地域のトピックス

早春の徳島は桃源郷
~後編~

3月23日(金) 翌日は、神山町のサテライトオフィス(以下S/Oと表記)で「S/Oコンプレックス」と呼ばれる共同作業場を見学しました。各S/Oの事務所や働く人達が一堂に集って情報交換をしながら働ける場の雰囲気が漂っていました。

◎写真 :「S/Oコンプレックス」の中の様子

当地で特色有るS/O企業の㈱えんがわさんを見学しました。  古民家にかなりの費用をかけて改装し、中の事務所は新しい仕事のやり方に相応しい職場環境が作られていたように見えました。
◎写真: ㈱えんがわさんのS/Oの縁側で休む筆者

地元の移住センターで自らも移住して来た方達が「グリーンバレー」という組織で、移住者に寄り添う活動を丁寧にされている感じを受けました。現地を詳しく案内戴いた伊藤さんも移住者と言われていました。伊藤さんお勧めの地元の「梅星食堂」で昼食を頂き、この店で働く多くのご婦人達と地元に思いを寄せる気持ちをお聴きすることができました。

◎写真: 「梅星食堂」を開いている女性と 右グリーンバレーの伊藤さん

グリーンバレーが移住検討者の体験のために、最近古民家を改装して設けた施設も見学させていただきました。内装は綺麗に仕上がっていました。

◎写真: 古民家を改装したお試し住宅

神山町で徳島駅へ戻るバスを待つ間にブラリと入った店で、杉製の食器を彫って商品化しているS/Oを見つけました。このS/Oの本業はデザイン設計の会社だそうですが、地元の木材を駆使して地元ならではの産業を興したいとの思いから商品化を行われたところでした。数少ない徳島の「もの作り」産業のひとつに成長して欲しいと願います。

◎写真: 杉製の器と説明を受けたデザイナーが本職の山口さん 横木目がポイントです。

80分かけて徳島市に路線バスの旅で戻って、県庁主催の「とくしま移住コーディネーター育成研修会」とその「認定式」に参加しました。
総勢54名が飯泉県知事から認定を授かり、4月から徳島県への移住を検討される方達の支援をされることになります。自治体の方、民間企業の方、NPOの方等、それぞれの持ち味を生かして移住を検討される方々に寄り添う54名の皆さんは頼もしい助っ人になることでしょう。

◎写真: 徳島県飯泉知事の認定のお言葉を拝聴

◎写真: 認定された移住コーディネータ(民間企業の方達)

3月24日(土) 最後の日は昔、日和佐町と呼ばれて海がめの産卵の浜で有名になった美波町を訪ねました。
◎写真: 波穏やかな大浜海岸(産卵に海がめが上陸するきれいな浜)

美波町役場の移住担当職員の秋山さんと地元移住コーディネータ会社「andmore.」の村野さんに町内の隅々を案内して頂きました。港町ならではの海洋研究所の施設の一部を使ったコワーキング施設「マリンラボ」や老人施設に併用したS/Oなどを見学しました。

◎写真: 上:マリンラボのマーク 中:ワーキングスペース 下:老人施設に併設のS/O

地元の国道から少し山奥に入ったところにある空き家を見せて頂いたり。
その安値に驚きました!!


◎写真: 国道から山側に入った空き古民家

移住者で飲食店を開業されている最近の3組のお店にも寄りました。食させて頂いたり移住後の生活の話をお聞きしました。3件とも地元でしっかりと存在感を醸し出されているようでした。

◎写真: サンドイッチ&コーヒーの「初花」さん


◎写真: 和食店の「みなみ食堂」さん

休墾中の田圃に水を張って錦コイを趣味で1万匹飼っている農家さんも見学させて頂きました。
国道から少し奥まったところの農家でした。観賞魚が好きな私には感激の場所でした。各地には地元の人しか知らない隠れた観光スポットが有るんだなあと感心しました。

◎写真:  休墾田で飼われる1万匹超の錦コイ

町の中の至る所で避難経路・場所を示す看板を見かけました。土地勘が無い旅行者や移住間もない人にも分かり易い避難表示が出来ていました。昔から南海トラフ地震が「来るよ、来るよ」と言われ続けている土地柄のため、その備えは十二分に行われているように見えました。町の人に聞いても「普段から避難訓練をよくやっているよ」との頼もしい返事が返ってきました。


◎写真: 至るところにこの標識

天気も良く、海も美しく、山際にそびえる薬王寺さんの荘厳な姿をめでながらお遍路さんの姿も見かけた美波町でした。


◎写真: 上:四国23番札所 薬王寺さん 下:外国のお遍路さんは列車で巡礼

JRで三度、徳島駅を目指します。美波町~徳島駅は牟岐線と呼ばれる単線です。何度も駅で対向列車との待ち時間を経験できる列車です。約100分をかけて50km離なれた徳島へゆったり列車の旅を満喫しました。PASMOは使えませんでした。


◎写真 :上 単線のため駅で待ち合わせする列車  下 牟岐線は単線

徳島では市内をぶらり旅しました。駅前大通は土曜日の昼下がりでしたが、街は閑散としていました。休みの日のショッピングは郊外にある大型モールや淡路島を通って神戸に出て行くとの話を事前に聞いていましたがそのとおりの光景に納得しました。

◎写真 :駅前大通の商店街(土曜日の昼下がり)

私が徳島で好きな風景の一つです。県庁の庁舎がヨットハーバに沿って建っています。地中海やエーゲ海の閑静な港町を彷彿とさせる光景です。

◎写真 :他県も羨むヨットハーバ県庁舎

久々の徳島訪問でした。町中は在住の友人、知人に聞いていたとおり昔と変わらない雰囲気でした。周辺の地方だけではなく、県庁所在地の町中でもゆったり時間が流れる徳島の町を実感できる旅でした。

▼前編はこちら▼
早春の徳島は桃源郷~前編~

住んでみんで徳島で!移住相談センター とくしま移住コンシェルジュ

山代

プロフィール

京都市出身。大学進学を機に上京し、卒業後東京の電機メーカに就職。国内営業部門所属時に家族帯同で各地を転勤し、その間に徳島勤務を体験。退職を機に仏教系大学の社会人講座で人の心に寄り添う学びを修め、現在もカウンセリングを学びながら2017年8月から徳島県の移住相談コンシェルジュを勤めています。

相談員から一言

南海の大海原、大河の吉野川、四国一の剣山の大自然にひたれる気候温和な環境です。このような環境のもとでQuality of Lifeを高めたい人にはお薦めの地です。移住を決断されようとする皆様のその思いに寄り添い、お役に立つご支援をさせて頂きます。 ご興味のある方はお気軽に徳島県移住相談センターへお越しください。