移住相談員紹介

「やまなし暮らし支援センター」移住専門相談員 齋藤さんインタビュー

“東京に近いのにちゃんと田舎”。山梨の魅力を伝えたい。

山形県出身の齋藤さんは、大学卒業後に山梨県富士吉田市へ「地域おこし協力隊」として2013年にIターン。2019年8月よりやまなし暮らし支援センターの相談員を務めている。相談員になったきっかけや山梨県の魅力について話を伺った。

お世話になった山梨の人たちに恩返しがしたい!

-相談員になったきっかけについて教えてください。

私は山形県出身でして、大学進学で神奈川県に引っ越しました。在学中にゼミ活動の一環で山梨県を訪れた際に地域の方にとてもお世話になり、山梨県に対して良いイメージを持っていました。元々地域愛があり地域に関わる仕事をライフワークにしたいと思っていましたので、大学卒業後は富士吉田市の「地域おこし協力隊」に着任。富士吉田の食や自然、歴史などの魅力をWEBやイベントを通して発信していく業務などを担当しました。富士吉田は東京から近いのに、山梨県独特の地域性が感じられる大変興味深い街です。お水や郷土料理のうどん、地元商店の名物メニューなど美味しいものもいっぱいなのですが、それ以上に魅力的なのが地域の方々の温かさです。協力隊として活動中にも「若い人のチャレンジを応援したい!」「地元の良さを発信してほしい!」など温かく迎え入れてくださる地域の方がたくさんいたお陰で、地域交流を深め自分の力を発揮できる場面が多くありました。公務員の方や生産者など様々な立場の街の人たちと一緒にたくさんの活動に取り組んだことを覚えています。

協力隊を卒業後は一般企業にも勤めましたが、やはり地域や自治体とダイレクトに関わる仕事がしたいなあと考えていたことも。ちょうどその時に「ふるさと回帰支援センター」の募集があることを知りまして、このお仕事ならお世話になった山梨の人たちに何か貢献できるのではと思い応募しました。

移住実現に向けた的確なアドバイスを相談者の気持ちに寄り添って。

-相談業務で心がけていることはありますか?

相談者の家庭や仕事の状況を踏まえてどんな事を山梨に求めているか、山梨暮らしを何故考えているのかをお聞きするようにしています。相談者の年齢層は20代から70代と幅広く、山が好きというのは共通項なのですが、子育て環境の良さを求めて移住したい、リタイア後に自然豊かな環境で暮らしたい…等、目的も様々です。県内は東京に近い「富士・東部地域」、桃と葡萄の栽培が盛んな「峡東地域」、県庁所在地の甲府市がある「中北地域」、温暖な気候で本格的な田舎暮らしが楽しめる「峡南地域」があり、それぞれ気候も特徴も違います。

希望の地域や移住の意思が固まっている相談者には、山梨暮らしをするにあたって必要な住まい・仕事の探し方などの情報をお伝えし、現地の相談窓口を訪れて体感してもらうことをおすすめしています。県の相談拠点が甲府市にあるほか、各市町村に移住相談担当者がいるので現地でもスムーズにご案内できます。移住する地域が決まっていない場合は、東京に近いという理由等で何となく希望している方も多いので、それぞれの地域の特徴や良いところ、不便なところをしっかりとお伝えするように心がけています。また「ふるさと回帰支援センター」では、週に1回のペースで各市町村の職員が来館して直接相談を受け付けていますので、こちらも合わせて利用いただければと思います。

暮らしやすさや子育て環境の良さを求めて幅広い世代が相談に。

-印象に残っている相談者はいますか。

最初に担当させていただいた方で、北杜市にお住まいのご兄弟から暮らしぶりの良さを聞いていた様子でした。飲食関連の会社にお勤めで、移住して現地でお店を開業したいと相談を受けました。開業をするにあたってどんなエリアが良いのか、起業の相談窓口はあるのか、などとても熱心な様子でしたので印象に残っています。北杜市・韮崎市の移住相談窓口におつなぎし、実際に現地で経営しているお店を訪ねてみることをアドバイスさせていただきました。
その後現地の相談員さんより、韮崎市に移住を決めて開業の検討を進めているとご報告を受け、とてもうれしかったです。
お子さんの学習環境を考えて移住を検討している40代のご夫婦の例では、ご主人の仕事を変えることができないので東京から通える地域での移住を希望されていました。丹波山村や小菅村の山村留学制度などをご紹介して検討していただいていますが、その後、市町村合同の相談会にもご家族で参加されていらっしゃいます。お子さんのことを第一にとても真剣に考えている様子が印象的でした。実現に向けて、今後もしっかりとサポートできればと思います。

暮らしも遊びも充実の山梨暮らし!気軽に相談を。

-山梨県の魅力について教えてください!

一言で言うと山梨県は“東京に近いのにちゃんと田舎”です。アウトドア好きにはたまらない山、川、湖のフィールドがあり素晴らしい自然環境が身近で、カフェや美術館、音楽ライブやワイナリー巡りといったアクティビティも満喫できる環境です。山梨県は人口約80万人の小さな地域なので、目の届く範囲に人間関係が構築されているのも特徴です。知り合いの知り合いが繋がっていたり、親戚がたくさんいたり、さまざまなコミュニティに所属している感覚に温かみを感じていただけると思います。地域によって、便利な市街地でゆるくつながる暮らしも、小さな集落でしっかり支え合う田舎暮らしも選ぶことが可能です。もし相談者のみなさんのやってみたいことを実現できる場所が山梨県にあれば、それを叶えるお手伝いをさせていただければ嬉しいです。ぜひ、こんなことをしてみたい!こうなりたい!というイメージを持って、気軽に相談にいらしてください。

やまなし暮らし支援センター 移住専門相談員

齋藤

プロフィール

山形県鶴岡市出身。首都圏の大学に進学し、研究活動で出会った山梨県富士吉田市へ地域おこし協力隊として2013年にIターン。移住者・地域住民と共に情報発信やイベント運営、定住促進センター発足等に携わり、東京のWEB系企業を経てふるさと回帰支援センターへ入職。2019年8月よりやまなし暮らし支援センターの相談員を務める。

相談員から一言

「都会に近く、自然に近い」山梨県。都心からJRで最短60分という近さながら富士山・八ヶ岳・南アルプスをはじめとする自然が身近にあります。市街地に住んで休日はアウトドア三昧、農山村でしっかり田舎暮らし、首都圏への通勤・二拠点生活など様々なライフスタイルが実現可能。ものづくりや観光、農業など働き方の選択肢の広さ、子どもがのびのび遊べる環境も魅力です。やまなしで暮らしてみたい皆様のお越しをお待ちしています!