移住相談員紹介

「 ”ふじのくにに住みかえる”静岡県移住相談センター」相談員 宮嶋さん・橋本さんインタビュー

東西に長い静岡県を知り尽くした相談員が理想の移住暮らしをサポート!

「“ふじのくにに住みかえる”静岡県移住相談センター」の相談員は、静岡県浜松市北区出身の宮嶋さんと、東京で生まれ静岡県御殿場市と沼津市育った橋本さんのお二人。相談員になったきっかけや日々の相談業務、そして現在東京で暮らす中で改めて感じる静岡県の魅力についてお話を伺った。

-まずはお二人の静岡県との関わりについて教えてください。

宮嶋さん:浜松市で生まれ、20歳まで住んでいました。自分も夫も転勤が多かったため、静岡県内を転々としていました。最寄りのコンビニまで1時間かかるような浜松市天竜区水窪町や富士山麓の富士宮市、港町の沼津市、県庁所在地の静岡市など、県内7カ所で暮らしました。
橋本さん:私は東京都の生まれで、父の転勤で小学校入学と同時に静岡県に引っ越してきました。小学校の途中まで御殿場市で、その後高校卒業までを沼津市で過ごし、今でも実家は沼津市にあります。

-「“ふじのくにに住みかえる”静岡県移住相談センター」で働き始めたきっかけは何でしょうか?

宮嶋さん:2011年に夫の転勤で上京しました。子どもたちも中学・高校と楽しく東京で過ごしていたのですが、次男の中学の卒業文集に「小学校までいた静岡で毎日、川や海で遊んで本当に楽しかった。いつかは静岡に帰りたい」と書いてあったのを見てとても心を揺さぶられました。同じように思っている人は多いはず、と思い2015年4月からの相談員募集の求人に応募しました。
橋本さん:プライベートで関わっているクラフトイベントが静岡市でも開催されていて、遊びに行った時、素敵な場所やお店などを知り、改めて「静岡っていいな」と思うようになりました。一人一人と関わる仕事をしたいと応募し、2017年4月から着任しました。

静岡はやっぱり海が魅力!

-宮嶋さんの静岡県での子育て話を教えてください。

宮嶋さん:沼津市・浜松市で2年間ずつ働き、浜松市天竜区水窪町で出産、その後は静岡市や富士宮市など県内で子育てしました。子どもが小学生の時まで静岡県で過ごしましたが、天竜区水窪町に住んでいた時は近所のおばあちゃんたちが子どもの面倒を見てくれて本当に育てやすかったですね。静岡市に住んでいた時は、街中の普通の川で、子どもがペットボトルの仕掛けを作って鰻を取っていました。周りの大人は最初「危ないからやめな」と声を掛けていたけれど、そのうち「今日は獲れた?」なんて一緒に楽しんでくれて(笑)。中学生になってから東京に引っ越してきて、こちらにも馴染んでいますけど、大学進学で長男は静岡に戻りました。よっぽど静岡での暮らしが楽しかったんだと思います。

-静岡県のおすすめスポットや、住むならここかなと考えている場所を教えてください。

宮嶋さん:静岡は海が魅力ですね。周辺に綺麗な海はたくさんありますが、南伊豆の海にかなうところはないと自信を持っています。南伊豆のヒリゾ浜などの秘境スポットも結構あって、西伊豆には移住した方が開業した、無人島で1日1組だけ泊まれるキャンプ施設があるんですよ! 今まで住んだ中では人の活気がある浜松はもちろん、いつも富士山が身近にあり湧水や食が豊富な富士宮も大好きです。

東伊豆

橋本さん:先日伊豆地域を視察した際に、視界が開けた場所に車を停めてもらったんですが「青い海、青い空、うわー!」って感じで、すごく気持ち良かったです。あと、今になって贅沢だったなと思うのは、御殿場の家や学校の窓から見える大きな富士山です。富士山は少し見えるだけでもテンションが上がりますが、やはり御殿場あたりからの大きな姿を見ると違いますね。静岡県は山も海もあって、どこも特徴がある場所なので、私が住むならどこもいいなと決め切れません。

どの地域が合いそうか、じっくり話を聞いた上で、現地を体験してもらう

-日々の相談業務について、どんな相談者や内容が多いのでしょうか?

宮嶋さん:静岡県はIターンの希望者がとても多いです。暖かくて海も山もあって資源が豊富という面と、人柄がのんびりしていて大らかな県民性というイメージで、静岡県に全然来たことがない方も相談にいらっしゃいます。
相談者の方には、最初に静岡県に興味を持ったきっかけを伺っています。静岡県は横に広くて西部と東部では人柄や文化も違うので、そういうポイントを話しながら、どの地域がよいのか相談者の方と一緒に考えていくようにしています。ただここで話しているだけではわからないことが多いので、イベントやツアーに参加していただいたり、キーパーソンを紹介したりして、現地を体感して考えていただくようにお勧めしています。当センターには静岡県と静岡市、二つの相談窓口がありますので、話していく中で静岡市がよさそうだと感じたら「静岡市移住支援センター」へバトンタッチしたりして連携しています。

橋本さん:20〜40代の子育て世代の方がよくいらっしゃいます。静岡県の中西部は子育て環境を求めてUターンしたいという方、東部は東京から近く、伊豆を訪れたことがあるからか、温暖でのんびりとした所に暮らしたいという動機の方が多いなという印象です。

移住女子会トーク

-印象に残っている相談や移住者の方はいらっしゃいますか?

宮嶋さん:私が印象に残っているのは、Uターンを希望してご相談にいらっしゃった静岡県西部で生まれ育った方ですね。その方は、実は自分が生まれた西部以外の地域の魅力を知らず、伊豆や中部のことも知りたいということで、様々な地域のセミナーや現地ツアーに参加していただいて、各自治体の方と話していただきました。どこも素敵だと悩まれていましたが、最終的に「サーフィン移住」も推進している中部のお茶処・牧之原市に移住されました。それを機に地元側も移住の取り組みに対して俄然やる気になったようです。また、一回転勤で静岡に住んだ方で「また静岡で暮らしたい!」と考えている方が本当に多いですよ。県外から来た方は、私たち出身者よりも静岡の魅力がわかるのかもしれません。
橋本さん:先日、伊豆の賀茂地域にあるお試し住宅を視察してきたのですが、ちょうどご夫婦がお試し居住を体験されていました。体験は1ヶ月もなかったそうなのですが、ご近所から貰った柑橘をピールにしてお返ししたりといったコミュニケーションを取られていて、素敵だなと思いました。お試し住宅では、普段から建物の持ち主の方や町役場の方・近所の方とのやりとりがあるみたいなので、その地域に住みたいと思っている方には、お試し住宅での体験はすごくいいと思います。

まずは静岡の人柄に触れて友達になってもらいたい

-お二人が考える静岡県の魅力はどういったところでしょうか?

宮嶋さん:静岡県は観光資源に恵まれているので、移住者が活躍できるフィールドがたくさんあります。おすすめスポットであげた西伊豆の無人島のように、秘境スポットを開拓するのもいいですね。


橋本さん:暖かくて人の感じが良いと言ってくださる方が多く、私も実際にそう思っているので嬉しいです。静岡県は東西に長く、地域によって文化や言葉遣いが違うのも魅力の一つだと思います。東部でしたら首都圏に新幹線通勤、市街地でしたらある程度の便利さを保ちつつのんびりとした暮らし、そして山間部や海沿いでは田舎暮らしと、いろんな生活スタイルが実現できる懐の広さが魅力です。

-最後に、静岡県への移住を考えている方にメッセージをお願いします。

宮嶋さん:静岡県は山の奥の方に行くとエメラルド色をした湖とか、まだまだ知られていないとても素敵な場所があるので、そこで現地の人と触れあえるツアーをご案内しています。また、ツアーに限らず、個人で行きたい方には、行政の情報以外にも、ピンポイントでこの人と会って欲しい、というようなキーマンの情報などもお伝えしています。最終的な移住の決め手は、その場所が気に入ったかどうかだけでなく、人とのつながりがすごく大きいと思うんですね。なので、行政的なサポートと同時に、出来るだけ静岡の人柄に触れてお友達になってもらえればと思っています。
橋本:最終的に静岡県に移住しなくても、話していく中でその方に合った移住先を見つけていただければいいなと思います。移住後に「こういう暮らしをしたい」という思いを話すことで気持ちの整理がつくと思うので、ちょっとでも引っかかることがあれば話しに来てください。理想の暮らしにぴったりの地域を一緒に見つけていきましょう。

”ふじのくにに住みかえる”静岡県移住相談センター 相談員

宮嶋・橋本

プロフィール

宮嶋:静岡県浜松市浜北区出身。県内の短大卒業後、公務員・交通指導員など地域密着の仕事に従事した。結婚退職後は夫の転勤で県内東・中・西部7カ所に転職しながら帯同し、各地で働きながら子育て。2010年に転勤により上京、総合病院勤務を経て、2015年4月より「”ふじのくにに住みかえる”静岡県移住相談センター」にて相談員を務める。

橋本:東京郊外に生まれ、小学校入学と同時に父の転勤で静岡県へ。高校卒業までを御殿場市と沼津市で6年間ずつ過ごす。山梨の大学を卒業後、上京。IT業界などを経て、2017年4月より「”ふじのくにに住みかえる”静岡県移住相談センター」にて相談員を務める。

相談員から一言

宮嶋:静岡といえば富士山含む山・海・川など豊富な自然と食文化で産業・農林業も盛ん。便利な地方都市と、温泉など観光地や森林も県内全域にあり、仕事も余暇も充実の魅力が満載。新幹線通勤からプチ&どっぷり田舎暮らしまでどーんとおまかせ。温厚なお人柄の静岡県民は、都会では難しい「地域でのびのび子育て」を実践しています。ライフスタイルをゆとりある「しずおかスタイル」にチェンジし、「ゆとりすと」の仲間入り♪

橋本:今の職場のまま新幹線通勤したい。地方で暮らしたいけどある程度の便利さはほしい。海や山のそばでゆっくり田舎暮らしがしたい。そんな様々な思いに応えることができるのが静岡県です。温暖な気候と豊かな自然、のんびり穏やかな人たちに囲まれて、すこやかな毎日を過ごしませんか?こんな生活がしたい、静岡のことが知りたい、などなど、ぜひお話ししにいらしてください!