移住相談員紹介

「北海道ふるさと移住定住推進センターどさんこ交流テラス」相談員 大貫さんインタビュー

179市町村もある個性豊かな北海道で見つける理想の暮らし

「北海道ふるさと移住定住推進センター どさんこ交流テラス」相談員の大貫さんは神奈川県川崎市出身。小学生の時に家族と北海道へ旅行して以来、すっかり北海道のファンになったという。相談員としての仕事内容や改めて感じる北海道の魅力について伺った。

“北海道ファン”として、全力で北海道に携われる仕事

-まずは大貫さんと北海道の関わりについて教えてください。

出身は神奈川県川崎市です。父が自転車好きで、小学生の時に自転車で新潟から日本海側を通り北海道稚内の宗谷岬まで行ったんですけど、北海道の美しい自然や食べ物の美味しさ、そして道民の方がすごく優しく、色々ともてなしていただいたことが印象に残っています。それ以来、北海道のファンです。
私が通っていた大学が北海道にもキャンパスがあり、在学時に半年間、北海道で学生生活を送りました。とにかくご飯が美味しくて。北海道で暮らす前は海鮮が苦手だったのですが、北海道の海鮮はおいしくて半年間ですっかり好きになりました。

hokkaido02

-「北海道ふるさと移住定住推進センター どさんこ交流テラス」で働き始めたきっかけは何でしょうか?

別の仕事をしていたのですが、たまたまこちらの求人を見つけました。「北海道好きな方歓迎」とあり、これは受けなきゃと直感で思い、2016年11月に着任しました。もともと大学卒業後は北海道で就職しようと考えていたこともあったので、関東にいながら全力で北海道に携われる仕事ということで私自身も楽しいし、両親も喜んでくれているようです。

北海道には179市町村もあり個性豊か

hokkaido03

-印象に残っている景色や住んでみたい場所はありますか?

これまで20回ほど北海道に行っていて、知床や釧路、十勝、帯広、ニセコ、函館など、ほぼ全域を訪れました。どこが一番かは決められませんが、好きな景色は初めて自転車で北海道を訪れた際に見た稚内の「宗谷丘陵」ですね。北海道遺産協議会が定めた「北海道遺産」に登録されているんですけど、氷河によって侵食された丘陵やその丘陵が作る影が美しく、まるで外国のような風景です。
また、私が住むなら帯広市周辺がいいなと思っています。六花亭などのお菓子メーカーの本社が十勝エリアに集中していますし、小麦の生産が盛んなのでパンが本当に美味しいんですよ。

hokkaido04

-大好きな北海道に携わっていらっしゃいますが、大変な点などありませんか?

大好きなことに仕事で携わると理想と現実の差にがっかりしてしまう人もいるようですが、私はそんなことはないですね。観光学部で学んでいたのですが、観光自体よりもまちづくりや地域活性化に興味があり、関連のゼミに入っていました。その時から北海道について調べていたので、いいところだけでなく、観光面や移住・人口減少の面での課題も感じていました。
大変なことは、北海道には179市町村もあることですね。それぞれの市町村で異なる支援制度や特徴があり情報量が膨大で。でも、昔から北海道の情報を集めることが趣味で、高校生の時に北海道の各市町村の名産などが描かれた「カントリーサイン」を印刷してカードを作ったことがあるので、おおよその各市町村の特徴は把握しています。自分で「カントリーサイン」のカードを作るなんて、本当にオタクだと思います(笑)。覚えることはたくさんありますが、各市町村と丁寧に関わり、勉強熱心でいたいと思っています。

hokkaido05

今は北海道と移住希望者をつなぐ立場として北海道に貢献したい

-相談者はどんな世代の方やどのエリアを希望される方が多いのでしょうか?

相談にいらっしゃる方は、老後を過ごす場所を探されている50〜60代の方と、お子さんのために自然豊かな環境を探されている若い夫婦が多いです。全国での移住者の割合はUターンが多いのですが、こちらに相談にいらっしゃる方はIターン希望の方が多く、特にエリアを絞らず“北海道”とざっくりイメージされていらっしゃいます。

hokkaido06

暮らしやすさでは、やはり札幌市やその近郊が一番ですね。都市機能が充実しているので雪の降る小さな東京、といったイメージです。少し郊外へ行くと自然があるので、東京よりも豊かに暮らせると思います。雪を気にされるようでしたら、比較的雪が少ない道南がオススメです。道南は、北海道新幹線が開通し本州からのアクセスも良くなったので、特に函館市ではITのお仕事をされている方向けのU・Iターンのセミナーを開いたり、移住サポートセンターを設置したりと移住促進に力を入れています。
北海道での生活を考える上で、雪を気にされるようでしたら、函館などの道南のほか、室蘭や苫小牧、浦河といった地域も雪が少ないので、安心して生活できます。
十勝エリアにある上士幌町(かみしほろちょう)は「ふるさと納税」額が全道1位で、多くが子育て支援に使われているため、最近若い子育て世代の方が移住しています。あと旭川市の隣、東川町は『東川スタイル』という本で全国的に知られるようになりました。実は写真の町としても有名で、近年はアウトドアブランドが店を構えたり、家具の工房やカフェがあったりするおしゃれな町です。東川町では、雪解け水で生活するなど雪をプラスに変えて暮らしていて、そのライフスタイルに賛同して人が集まる、そしてその人がまた人を呼ぶといういい循環がありますよ。

hokkaido07

-やはり仕事面が気になりますが、北海道全体でどのような実情ですか?

仕事の情報は「北海道U・Iターンサポートデスク」のほか、「北海道ローカルワーク情報バンク」や函館市や旭川市などの「ジョブカフェ・ジョブサロン」、各市町村独自の求人サイトで発信しています。しかし札幌市に一極集中しているのが実情です。
北海道というと農業や漁業といった一次産業のイメージが強いと思いますが、全道的に医療や福祉関係の求人は多数ありますし、上川エリアではNPOで活動されている森林保護や福祉のお仕事などがありますし、家具づくりなども盛んです。やりたい仕事が見つからない場合は起業したりカフェや宿を開いたりする方法もあり、「北海道中小企業総合支援センター」などがサポートしてくれます。東京などの都市部と比べると賃金が少ないかもしれませんが、家賃は東京の半分以下、ほかにも物価が安いので十分暮らしていけます。また、都市部と比べて通勤時間が短く趣味や休養の時間が長いというデータもあり、皆さんのんびり暮らしているようです。
いつかは私も北海道に移住したいですが、今は関東から移住希望者を”つなぐ”立場として北海道に貢献したいです。

元気が回復する、パワーみなぎる場所

-大貫さんが考える北海道の魅力はどういったところでしょうか?

私が感じる北海道の3大魅力は、「ご飯が美味しい」「自然が豊か」「人が優しい」です。暮らす環境として、特に子育て世代には最高だと思います。歴史上開拓者が多い地なので、皆さん大らかでよそ者を嫌わないですし、せかせかしていないのもいいですね。また、市街地から少し車を走らせただけで雄大な自然が広がっているので、北海道で暮らせばご飯・自然・人に癒されて私たちが本来持っている力が回復して元気になると思います。

-最後に、北海道への移住を検討されている方にメッセージをお願いします。

北海道には179市町村もあり、とにかく広いので、理想の暮らしを実現できる町が必ずあるはずです。それぞれのエリアについてしっかり特徴をお伝えしますので、どんな風に暮らしたいのか一緒に考えていきましょう。ぜひ「北海道ふるさと移住定住推進センター どさんこ交流テラス」に足を運んでみてください。

hokkaido08

北海道ふるさと移住定住推進センター「どさんこ交流テラス」相談員

大貫

プロフィール

神奈川県川崎市出身。小学生のときに北海道まで自転車で旅行をして以来北海道ファンに。大学卒業後は、関東で広告会社に勤務。2016年11月より「ふるさと回帰支援センター」内の「北海道ふるさと移住定住推進センター どさんこ交流テラス」にて相談員を務める。

相談員から一言

北海道の最大の魅力は、食・自然・人!北海道の市町村は全部で179。圧倒的広さを誇る北の大地には個性豊かな市町村がたくさんあります。北海道だからこそできる豊かな暮らしをぜひお楽しみ下さい。ご興味のある方は是非どさんこ交流テラスへお越し下さい!